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alpha ouji no hatsukoi ~ kawarimono alpha ouji ni misomerareta, fuguu no omega ouji no aisare ninkatsu koninki ~
おとぎ話テイストのオメガバースということで、ボリュームも抑え気味でサラッと読めました。妊活のオメガバって印象です。
設定としては面白いです。
北がα族の住む国・アーデン王国、南がΩ族の住む国・バーデン王国、そして間にβ族が住むシュルテン王国から成り立っている世界。アーデン国とバーデン国は国交を断絶中ですが(シュルテンは中立の立場)、国交を回復すべくアーデン国王子とバーデン国王子の婚姻が取り交わされることになります、
技術協力や特産品の輸入に加え、子どもが出来にくいα族と子どもを授かりやすいΩ族が婚姻することで、跡継ぎを設けるという目的もありました。
アーデン王国では男のΩは子どもを作れないという迷信があり、ニコルが嫁いできたときアーデン王国の国王はめっちゃ激怒。子どもが出来なければ離縁&戦争になりそうな状況のため、それを避けたいニコルは子どもを授かりたいと願っているけど、なかなか子どもが出来ません。
なぜ子どもが出来ないのかは、2人が子どもの頃出会い交わされたとある言葉が関係していました。その出来事と、クラウスがニコルを結婚相手に選んだこと…これが全て繋がっています。
初恋の力って偉大だな〜…そんなことを思わせてくれました。おとぎ話テイストですからね、そりゃードラマチックだし、まさに運命の出会いです。ニヤニヤというよりは、ハハッと笑ってしまうベタベタな展開でした(*´∀`*)
ページ数がもっとあったらなぁ。
あまりにも短くて軽い印象でしたので、物足りなかったです。描き切れていない部分が多くてその他の部分が色々と気になりました。
クラウスについてもニコルについても、言及が足りなかった。2人のイチャイチャが妊活ベッドシーンのみだったので、デートとかね…もっとそれ以外の仲睦まじい姿が見たかったです。お互い初恋だし、お互いを好きっ!て思わせるニヤニヤ描写がもっと欲しかったです。
2人とも賢いし、お互いの見識を交わすシーンなどあったらワクワク出来たと思います。
元々短編ほどのページ数指定があったかどうか分かりませんが、もっと読みたかったなと思うくらいには面白かったです^^