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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『桜姫』シリーズ3作目・とうとう完結です。いやあ、ホントにこのシリーズ好きだわ~。
シーナ(攻)とフェリシア(受)の釣り合わない思い(少なくとも表面上・意識上は)が、ずっと課題であったと思うんですが、とうとうフェリシアにも『愛』が!いや、突然芽生えたわけじゃなくて、単に意識できていなかっただけなんでしょうが。
ラスト、シーナとフェリシアの寿命の違いに関わる部分は、実に綺麗に片付いたと思いますし、それに対して不満はないんですが、なぜそうなるのか(つまり『種』の扱い)がちょっと疑問に感じてしまいました。魂にまで影響するってこと?これは・・・ありなのか?
いや、最初から『SF』なんですから、そういうところに突っ込んじゃいけないのはわかってはいるんですけどね。
でも、トータルとしてはとても面白かったし、大好きなシリーズです。好みがハッキリ分かれるジャンルだとは思いますが、でもこれは『SF』だからこその世界ですし・・・難しいですね。
もっと読まれてもいいのにな~というのが正直なところです。
シリーズ完結です。
終わっちゃった…て感じでした。
ラスト、あっけなく感じたなァ。
ていうか、ラストの約四ページは蛇足じゃないかなと思いました。そこはボカして曖昧なままにしておいたほうが良かったんじゃないかなって。
今回は、ほぼ登場しないBJの生きざまに痺れましたね。いろんな想像してしまう。カッコいい。ある意味主役カップルよりカッコいいぜ。どうも私は、想像の余地をたっぷり残してくれるオチに惹かれる傾向があるみたいです。
アクションシーンは文句なしです。
攻めと相棒ランディの掛け合い漫才も文句なし。
正直濡れ場より楽しいし萌えましたw
濡れ場は、受けがよく喘ぐのがちょっと苦手でした。キャラ的に、もうちょい抑制的な喘ぎ方をしてほしいなって、一巻からずっと思ってたもんで、最後までそこに引っかかっちゃって。
総合的にはとても面白いシリーズでした。