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chara bunko anthology menou
好き~~ってお話多めだったので購入。
読んでよかった(つω`*)
「呪われた黒獅子王の小さな花嫁」より『異国の黒獅子王と太陽の花嫁』
黒獅子王ダルガードが軍事同盟を結ぶ為、小人族の王妃リラを伴って大国郭国へ赴くお話。
リラは私の太陽で翼だ、と一生懸命誠実に語るダルガードにきゅんです。
2人の成長ぶりに胸が熱い(*´∀`*)
「不浄の回廊」より『君のことしか考えていない』
歩の2年間の修行生活が気になって仕方なく、あからさまに探りを入れて全方位に嫉妬&警戒をおこたらない西条でした。
攻め様の嫉妬はいいですね(*^^*)
「気難しい王子に、捧げる寓話」より『鏡の未来のその先へ』
エセルが王位について2年。
初心を思い出して、王として責任を負う覚悟を見せてくれるエセルが凛としてました。
エセルを抱き上げて運ぶのは、いつでもどこてもとこまでも俺だ!と言っちゃうオズワルドが、カッコよくて可愛くて好きだわ~( *´艸`)
「パブリックスクール」より『幸福な王の帰還』
エドワードと礼が、休暇でグラームスの屋敷へ帰省するお話。
あの頃を思うと今の2人の姿に泣きそうです。
「DEADLOCK」より『Love is here』
初出演の映画でレッドカーペットを歩くヨシュアの姿を楽しみにし、歓喜しているロブ。
未読なんですけど、こんな短編を読む度に読んじゃおっかなぁって思うんですよね。
「氷雪の、王子と神の心臓」より『満月とうたかたの逢瀬』
月に2日しか実体を持てないロシェとの逢瀬を心待ちにしているイスハン視点のお話。
私の大好きな弟夫婦であるリディルとグシオンとの再会。
ほのぼのしたり、ちょっぴりハラハラしたりもするけど、やはり切ない。
いろんな気持ちを味わえたお話でした(> <。)
それぞれの物語の続き。
その成長ぶりに胸が熱くなりました。
えちシーンはあんまりないてすけど、大満足です(≧∇≦)
大好きだったご本たちの番外編ばっかり入るご褒美本。パプリックスクールやDEADLOCKなんか、ずっと親しんでいるキャラの近況報告をいただいている感じなんですよね。好きです、こういうご本。今回4,5,6が好きだったので、萌2にしました。
1.呪われた黒獅子王の小さな花嫁 番外編 月東 湊先生
「異国の黒獅子王と太陽の花嫁」
本編で出てきた郭国と同盟を結ぶために、二人で出かけていくお話。
郭国では黒獅子は神の使いとされているので大歓迎。これからも
二人仲良く頑張ってねって感じのお話でした。
2.不浄の回廊 番外編 夜光花先生
「君のことしか考えていない」
歩が修行に行っていた間のことを、瑛太から聞き出し、あれこれ嫉妬する
めんどくさい西条さんのお話。
3.気難しい王子に捧げる寓話 番外編 小中大豆先生
「鏡の未来のその先へ」
本編後日談。オズワルドが連れてきたへレリックという男は優秀なんだけど
エセルをいつも試しているように感じられて・・・と続くもの。
エセルがまた一段階、王らしくなったというお話でした。
4.パブリックスクール 番外編 樋口美沙緒先生
「幸福な王の帰還」
連休中にグラームズのお屋敷に帰るお話。色々あったお屋敷を、恋人になった
あとの幸せな記憶で塗り替え、お屋敷を守っていた使用人たちも二人も
幸せそうで、こっちもほかほか嬉しいお話でした。
5.DEADLOCK 番外編 英田サキ先生
「Love is here」
ヨシュアの出演した映画の公開初日。ヨシュアがレッドカーペットの上を
歩くのは最前列で見届けなきゃ!!!と頑張るロブのお話です。
ロブとヨシュアの温かい愛情が、ほんとにこたつのように私達の心を
温めてくれる気がするんで、大好きなんです、このカップル…
6.氷雪の王子と神の心臓 番外編 尾上与一先生
「満月とうたかたの逢瀬」
アイデース帝国親善大使としてエウェストルムを訪れたイスハン。
ステラの繭が壊れかかっているのを修復せねばならんとロシェが
言うからなのですが、ちょうどリディルも里帰りするとのことで・・というお話。
兄弟の仲の良さ(というかやんちゃさ、というべきか)と、
イスハンとロシェの限られた時間での逢瀬の切なさがしみじみ沁みるお話でした。
また来月ね、ロシェ。
どれもこれもクオリティの高い番外編ばかりで一見の価値あり!なのですが、「氷雪の王子と神の心臓」番外編について。
本編はロシェ視点に重点が置かれていたと思いますが、こちらはどちらかといえばイスハン視点でイスハンのロシェに対する強い強い気持ちがこれでもかと伝わってきます。
思えばイスハンがした選択は全てロシェのため一択でしたよね。
物議をかもしたあの一年も神の心臓を手に入れることも結局全てはロシェのため、イスハンがロシェを側に置くことを何よりも欲したから。
皇帝の座を手に入れるため必要だったことを塗炭の苦しみと振り返っていましたが、そうまでして手に入れたロシェを失った悲しみ、絶望がひしひしと伝わってきてこちらも悲しくなりました。
あの1年のことをイスハンがどう思っていたのかが初めて書かれており、こういう一文が本編にあれば良かったのにと思いました。
以前ツイッターで作者が本編に入れたかったけれど削ったと言っていた「ロシェに子守唄を歌ってあげるイスハン」がこの番外編で見れます。
子供のころ、故郷を思って寂しがるロシェに歌ってあげたそう。
イスハンはそうやってずっとロシェの側で大事に守ってきたんだなあと全編通してイスハンのロシェに対する深い愛情が感じられる話です。
··そう、本当に小さな子供だったんですよね。
もう少し年が上だったら、時代が少し違ったら別の選択肢があったでしょうが、あのときは仕方なかったのだと本編のあの一年にひっかかっていた心に折り合いがつきそうです。
せつない話ですが、3兄弟の仲の良さ、リディルとロシェのいたずら小僧ぶりにはクスッと笑えてほっこりします。