kurinn
remnant
こちらの初回限定版小冊子ですが、時系列的には本編後のお話になります。
両親の家から戻り改まってダートにプロポーズするジュダが素敵でした。また、プロポーズの言葉に感動するダートにも感動しました。このシーンが凄く良いです!
ジルに出会ってディエゴが変わったように、ダートに出会うことによってまたジュダも変われたのだと思いました。
1番感動したのはダートのトネリアについての考えでした。ダートのような柔軟さがあれば、彼等の子ども達の時代にはジークフリード家も変わって行くのではないかと思いました。
この小冊子のタイトル『ある狼の密かな求婚』だけで
かなりフラグが立ってるなぁと思っていたのですが
内容はやはりジュダがダートに求婚するお話でした。
本編終了後のお話になっており、
本編でダートと一緒に両親を訪ねた際に、
ディエゴ(ダートの父)から譲り受けた婚約指輪を手に
ダートに正式にプロポーズするのですが
普段から気持ちを伝えるのが得意じゃないジュダが
ダートに自分の気持ちを伝えてる場面では涙が止まりませんでした。
読み終わった後に、この小冊子の表紙と裏表紙を見ると
今までの二人の歴史を感じてより話に深みを感じます。
そうだよね…こんなこともあったよね…と懐かしい気持ちになります。
この二人、すれ違ってた期間が長いから
この小冊子を読むと色々な感情があふれます。
あぁ…二人の物語を読むことが出来てよかったです。
出会えてよかった作品です。
言葉より身体が先に動いてしまう、ジュダとダート、だから幾度となくトラブルに巻き込まれてあわやな事もあったけど、
言葉にせずとも分かりきってきた思いや気持ちをきちんと言葉にしてこいねがうジュダの姿には、ダートでなくともキュンキュンしてしまいます。
そして、それを素直に受け止めて喜び、言葉で表すダートの成長にも、今までの出来事を思い返して、涙が出てしまいます。
運命の番のふたりであっても、
出逢えること自体が『奇跡』なのだと。
レアなジュダの赤面にこちらもドキドキ。