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saikouno partner wo goshoukai itashimasu
KindleUnlimitedにて読了。
伊勢原ささら先生の男前が好きで最近よく読んでいるのですが、こちらは後半少し乗り切れず終わってしまいました。
高校時代からカースト最上位の攻めにちょっかいを掛けられまくり、最後に告白されたのに逃げてしまった受け。
10年経っての攻めと受けの再会ものです。
俺様ながらコミュ力は高く誰とでも打ち解けられる攻めが、受けにだけいまいちその魅力を発揮しきれていないし、受けは全然攻めを信じていなくて…。
攻めの人柄的に人気者なのは分かるのですが、コミュ力が高いと言うのは少し疑問(笑)俺様で自分のペースに人を巻き込むのが得意だけど、受けに対してのアプローチは一辺倒だった気がします。軽口言うにしても、もうちょっと受けに合わせても…と何度か思ってしまいました。
でも再会後も受けに迫り、見守り、あまで受けを尊重するイイ男ではありました。
後半から受けの職場でのきな臭い匂いがし始め、攻めが秘密にしていたこともあり、驚きの展開を迎えるのですが、その辺りが少し乗り切れず…。
私には攻めの真の姿がどうにもしっくりこなくて(笑)
面白いストーリーだったと思うのですが、乗り切れなかったのが悔やまれます。
メインキャラが二人とも魅力的でした。
攻めの天王寺は傍若無人で鬱陶しくて腹が立つのですが、読み進めるとドンドン魅力的な人物だとわかって良かったです。
もっとどうにか出来なかったのかと思う部分もありますが、これは惚れるなぁ、と思えました。
主人公の譲は人の幸せの為に真剣になれる善人。シンプルに応援出来るキャラだけど、ちょっとだけ重たい性格。この重たさが引くほどでは無いし、譲の人としての魅力の方が勝るけれど、重いことは重いという絶妙な重さでした。
恋人との公園デートで待ち合わせより一時間早く来て、手作り弁当抱えてベンチに座っている譲。弁当を作って行くことも早く着いたことも連絡せず、相手が来るのを公園でただ待っている。
結局ドタキャンされてしまい、自分の性格が重くて鬱陶しいのではないかと思い悩みます。
そんな譲への天王寺の言葉が良かった。
「わけがわからん。それだけおまえが相手を大事にしてるってことだろうが。どこが重くてうっとうしいんだ?」
私だったら言えないな、と思いました。ドタキャンする方が論外で重いとか関係ありませんが、重いことには重いですからね(笑)
当て馬については紹介された時点でかなり分かりやすくて、読者としては天王寺のことも察せるのですが、譲の性格を考えると天王寺の対応はあまり好ましく無いよなと思いました。
しかし譲もアポ無し自宅訪問謝罪は怖いのでやめた方が(笑)
なんやかんやで相性の良い二人だったと思います。
面白かったです。
天王寺ーーーーーーー!!!!!
君最高だよ!KYな男どころか断トツ男前、見る目あるし男気あるし懐が広すぎるし。もうエッチなくてもいいくらい最高でした!
10年前、高校の同級生だったスクールカースト最上位の天王寺に下から2番目くらいの月尾がやたら構われて…。
そうだよね、なぜ学校一人気者の天王寺が僕に構うんだ?だよね。目立ちたくないのに、空気を全く読まない天王寺に本音でぶつかって。
ずっと人の顔色を見すぎて人のことばかりな月尾。だけどあの頃も今も天王寺は…!
再会してからも相変わらずな天王寺。
明るくてつきまとって気付かれない気遣いができて。
もう最後まで読むと痺れますよ!
天王寺ーーーーー!!!叫びたくてたまりません。
ちゃんといるんだよ、月尾の良さをわかってくれる人が。今度は君が幸せになるんだよ!
エッチなくてもいいと書きましたが、読み飛ばしてしまいました。なんとなく二人のこれまでを考えると色事は読まなくていいかな〜と。
感動でシッチャカメッチャカな乱文ですみません。ぜひオススメです!
タイトルから、ラブコメかと思ったら、
同級生と再会してた主人公の仕事場で起きる、サスペンス含みだった。
意地っ張りな主人公が、やっと自分の気持ちに素直になれる。
以外な展開、どんでん返しが面白かった。