条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
kore ga koi to iumonodakara
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
恋シリーズの榛名兄弟以外でのご近所カプのお話で、ちょっぴり肥満気味の可愛い
看板猫がキュービットの作品です。
この作家さんの動物が出てくる作品はそれだけで、萌え評価になってしまう。
安定した作品を長く書いてる稀有な作家さんでもあります。
そしていつも根底に甘い雰囲気と洗練された雰囲気があって楽しませてくれる。
この作品の攻め様の不器用すぎる求愛行動はかなり動物的かも知れない(笑)
口よりも手が先に出てしまい、受け様にいらぬ誤解を与えてしまう。
そして受け様は一人クルクルしちゃう、相愛カップルの心が通じ合うまでのお話。
国嶋一獅(建設会社社長 高校時代は不良)×來住野未咲(花屋を経営 高校時代はクラス委員長)
※この作品は「恋」シリーズの4作目になります。
シリーズ1~3巻までは動物病院「はるなペットクリニック」の榛名3兄弟のいずれかが主役でしたが、今作では3兄弟はあくまでも脇役としての登場で別のキャラが主役になっています。また前作では動物病院に加え、向かいにあるキャットカフェも舞台になっていましたが、今作では動物病院やキャットカフェの近所にあるフラワーショップが舞台になっています。(兄弟からご近所へ範囲が広がっていったみたいです)
フラワーショップを経営する未咲は、高校時代の同級生・国嶋と再会します。未咲にとって国嶋は特別に思い入れのある存在で、特に飼い猫のライにまつわるある出来事に関しては、自分の不甲斐ない行動に対して後悔を感じていました。何かと自分にかまってくる国嶋に最初は戸惑う未咲でしたが、その後半ば合意の上で抱かれてしまいます。そうして関係を続け国嶋を受け入れ始めた未咲でしたが、偶然目撃した国嶋と秘書のただならぬ雰囲気に二人は付き合っていると思い込んでしまいます。
高校時代のある出来事から国嶋に対し申し訳ないという気持ちを抱いている未咲に対し、国嶋はあの手この手を使って未咲とつながりを持とうと必死で、いい大人が何やってるんだか…とその単純さに呆れてしまいつつも、その青臭い恋愛感情の表わし方が何だか可愛らしくもありました。最初から未咲の気を引こうとしているのがミエミエなので、二人がすれ違ってしまう展開になっても全く心配せず、仕様がないなぁとむしろ微笑ましい気持ちで読んでいました(笑)。
それから脇キャラとしてちょこっと登場していた榛名兄弟+彼氏たちの中で、特に次男の依月が完全に実権を握ったのが分かるシーンがあり、それにはちょっとニヤリとしてしまいました。はじめは控え目なキャラだったんですけどねぇ(笑)。まぁ強面の男(鷲崎)は依月にとことん甘かったので、こうなるのも予想通りと言えばそれまでなんですけど。
兄弟だけではなくご近所までカップルが増殖中のシリーズになっていますが、次作ではどこの誰がカップルになるのか楽しみです。
敏腕社長×お花屋さん
ということで、攻めの国嶋は鬼畜かはたまた大人包容系か傲慢か…と想像していたんですが。
中身は何ともコドモ(笑)
未咲と出会った高校時代と何ら代わりのないままです。
一途に未咲を想って、と言えば聞こえはいいですが隠し撮り写真を生徒手帳に挟んだり待ち受けにしたり…
当時問題児と言われていた国嶋のそんな一面、周りが知ったらびっくりだったことでしょう(笑)
成長して大人になって社長になった今でも未咲好きはかわらず、強引さも大人の余裕から来るというよりは子供の独占欲から来ているようで…
そこがガッカリするか可愛いときゅんとするかは分かれるところではないでしょうか笑
主役CPの恋愛以外に、主人公である未咲の花屋という設定が全面に押し出されたお話で全体的にほのぼのとしていました
二人のキューピッドとも言えるおでぶなネコのライも可愛くて楽しく読めました(*´∇`*)
当て馬とも言えませんが二人の仲を少なからず揺るがした社長秘書の存在は…正直未咲視点から読んでいる私としては迷惑以外の何でもなく。
意図は見え見えでしたがイライラさせられました…
未咲の性格のせいもあるけど、振り回されっぱなしで可哀想な主人公でした(笑)
付き合ってますます未咲を溺愛する国嶋の姿が目に見えるようです…未咲の体力は持つのでしょうか(真剣
未咲、がんばれ(笑)
面倒な相手に惚れられたなあという感じでした(´・ω・`)笑
シリーズものらしいのですが、そうとは知らずこれを一番最初に読みました。シリーズ繋がりののキャラクターも出てきますが、これ単品で読める内容になっています。
高校の時の同級生、未咲と国嶋は優等生と問題児で、高校のころ気まずい別れ方をしたまま数年、大人になって再会します。
未咲は花屋、国嶋は大きな企業の社長さん。
くっつくというか、体の関係を持つのが割と早くて、それが私には何だかしっくり来なかったです。
再会といっても特に友達だったというわけではない二人です。
それでも未咲は国嶋のことをずっと気にしていて、国嶋も昔から三咲に好意を持っています。互いの視点が混じって書かれているため、互いに好意があるのはわかるのですが、でもそれは読み手にとってで、本人同士は互いの気持ちはわかっていません。
なのにかなり早くに二人はベッドインし、付き合おうとか好きだとか何でなのかとか互いの存在がどういうものかなど、確認しないまま後半まで…。これが私はけっこう違和感がありました。
互いに好きなの?付き合うの?どうしたいの?という感じで。
なんでこんなことをするのか、好きなのか気持ちを確かめないままな二人が不自然に感じました。
特に未咲は奥手で大人しくかわいらしいタイプに見えたので、最初からけっこう大胆に国嶋と寝ているのも何だか不思議な気がします。
未咲が、国嶋の秘書のことを国嶋の恋人なんだと嫉妬する…という後半の展開もベタな気がしました。
ですが、二人の仲を取り持つ存在になる猫のライは可愛かったです。
妃川さんの「猫と恋の物語」でも、猫が仲をとりもつという展開を読みましたが、動物が出てくるとお話が和み、そこがよかったと思います。