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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作とショートの2作品が収録されています。
「鍵のかかる部屋」は美聖(受け)の視点、「告白」は棚橋(攻め)の視点による後日談です。
美聖、棚橋、柊は仲の良い大学生です。
美聖は棚橋に片思いをしているのですが、棚橋はそれを知らないまま柊を好きだと相談しています。
柊に恋人ができた夜、美聖は棚橋を慰めるという名目で抱いてもらいます。それだけだと思っていたのに、翌日棚橋は美聖に「しばらくつきあってほしい」と言ってきて…という話です。
片思い相手の片思いを眺めているという切ない設定なのですが、読んでいて切ないと胸にくることはなかった気がします。棚橋が柊を好きだという具体的な描写があまりなかったからか、棚橋から付き合ってほしいと言われてすぐデートやらを始めたせいかは分かりませんが、表紙イラストとあらすじで期待したほど「切ない片思い」という感じは受けませんでした。柊が明るく前向きなキャラだったので緩衝材になったからかもしれません。
棚橋が柊を抱きたいとかあそこがエロいとか語って、美聖が恥ずかしがったり胸を痛めたりする場面があり、後のエッチでそれを活用したら面白かったのではと勝手に思ったりしました。
健気でウブな受け、片思い同士、大学生仲良し三人がお好きな方にお勧めだと思います。