交番へ行こう

kouban e ikou

交番へ行こう
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
8
得点
14
評価数
9
平均
2.2 / 5
神率
0%
著者
いおかいつき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784199004414

あらすじ

交番勤務の健介は、使命に燃える警察官。
そんな健介を初対面で挑発してきたのは、巡回区域にアパート建設中の現場監督・阿久津。
現場叩き上げの貫禄で、まるで健介をカワイコちゃん扱い。
怒りに震えていた健介だけど、ある日、乱闘中の高校生を補導したところ、なんとその保護者が阿久津だった―!!以来、不遜な親父と不良高校生、厄介な二人から迫られる受難の日々が始まって―。

表題作交番へ行こう

亜久津,建築会社社長,42歳
時任健介,派出所のおまわりさん,28歳

レビュー投稿数8

息子頑張れ!!

近隣住民から慕われる世話好きなお巡りさん・健介を巡って、同時に一目惚れした父子の求愛もの。

双方にモテる健介の、情に厚いのはいいが人が良すぎるってところが良くも悪くも地域に密着したお巡りさんらしい。

父と息子と受け、と言っても複数プレイになだれこんだりはしないので、そっちを期待している人には残念かも。(^^;)
この話は健全に(?)、オヤジVS息子の恋の駆け引きが見ものとなっております。

でも、これ表紙から既にネタバレしていて、結果は親父側に軍配が上がっているんだよね。
オヤジが「同情心と思いやりを混合するな」とびしりと決め、健介のファザコンを見抜いたのが勝因として大きかった。

表面上は軽い性格でも仕事では職人気質を見せるオヤジもいいが、年相応な純情さが出ている息子もいい。
失恋してもめげずに再アプローチを掛ける息子のポジティブさは好感度高いよ~。
是非、オヤジ以上のいい男になってくれ!!、と密かなエールを送りたくなってくる(笑)。

1

ビックリしてしまうくらい…

速読してしまえる作品でした。
それだけ、スラリと読めてしまう意味では、わかりやすいストーリーだったんですけど、
反対で言わせて頂くと、可もなく不可もなしといったい感じの、あまりインパクトのないお話でした。

オヤジ&警察官!
しかも、やや先生の描く制服&オヤジ♡
見つけた瞬間、即買いだったんですけどね(笑)
いおか先生の作品は数冊しか読んだことがないんですけど、私的にあわない時の方が多かったので、今回こそはと思って、若干期待したものの…
正直!残念な結果でした。

ガテン系社長の阿久津 × 警察官の健介の年の差&オヤジ攻めもの。

地域の人にも慕われている、交番勤務の警察官・健介は、
建設会社の社長&現場監督の、いけすかないオヤジ阿久津に、会うたびに、『可愛い』と、子供扱いされからかわれ…
ゲイだという阿久津に、『体の関係から始まることもある』と言われ、イタズラまでされてしまい…!
しかも、阿久津の息子の史也には『恋人になって欲しい』と迫られ、毎日の様に交番に通ってくる始末(笑)
この親子に振り回される健介。
でも、阿久津が若い綺麗な男とホテル街を歩く姿をみてからは…
何故か複雑な気持ちを感じてしまい、戸惑います。
そんな時、阿久津の会社を潰そうと、誰かがネットに嘘の情報を流し…
いつも仕事に誠意をもって勤め上げている姿を知っている健介は、阿久津のために、独断で犯人探しを始めます。
そんなすったもんだの末…健介の出した答えは⁉
まさかの!阿久津の本心はいったい⁉…

設定もキャラも好き系なのに、今ひとつ萌えきれなかった作品でした。

ガテン系オヤジと、その息子の高校生に迫られる警察官。
アプローチしてくる2人が、父親関係な設定も面白そう。
そこにエロオヤジと、やや暴走気味だけど、素直で可愛らしい高校生ときたら萌えどころがありそうなものの…
不思議と萌えれなかったんです。

1番の原因は、ノーマルな健介が阿久津を好きになる動機や、恋に落ちていくまでの心情描写が伝わりにくかったから。
『ファザコンだから』の理由では、弱いなあと。
阿久津はゲイという設定もあるから、理由付けにはなるんですけど、それにしても、阿久津の、健介に対する気持ちも伝わりにくかったです。

息子の史也も、もう少し頑張って絡んできて欲しかったかなあと…いい子ちゃん過ぎでした。
相手が警察官だから、下手なこと出来ないのもわかるんですけどね(笑)

阿久津の会社の危機も、意外とあっさり片付いてしまって、盛り上がっていくのかなあと思えば、そうでもなく、エロスも意外とアッサリで、気がついた時には、読み終えてしまっていた感じでした(笑)

折角、萌えどころが詰まってそうな作品だっただけに…残念だなあと思います。

全体的に、コミカルな可愛らしいお話だったかなあと思います。

0

制服受!

刑事受は数あれど、警察官、所謂「町のおまわりさん」受ってのは珍しい気がします。
そんな訳でとりあえず警察官受、そして制服萌。
自分にはそれ程に制服萌要素は無いんですが、流石にここまではっきりくっきり制服、しかも公務員!だと萌アンテナがピコーンと!

警察官の健介[受]はある切っ掛けで阿久津[攻]と知り合うも初対面の印象は最悪。
更には阿久津の息子の高校生史也に想いを寄せられる事になるんですが、皆さんも書かれてる様に自分もこの史也の方が良かったなあ。
健気だし一生懸命だし、聞き分けも分別もちゃんとあるかわい気のある高校生なんですよー。
まあでも健介は元々父親を早くに亡くした為にファザコン気味という伏線があるので父親ルートに行っちゃうのだなあ。
阿久津は俺様強引系だけど悪い男じゃない、バイだと公言していて手も早い。
彼だけ見れば攻として問題無いんですが、読んでいてどうしても史也に感情移入してしまう。
そういう訳じゃないんだろうけど健介がどうも流されやすい体質な気がするので、史也も強引に押して行けば何とかなった様な……ええそうです史也贔屓です!
なので最後に2人がくっついても、親父ズルイ~~みたいな感はぬぐえませんでした。
親父意外と策士だし。
まあその三角関係を含めてそれなりに面白く読めはしたかな。
ただやっぱ史也だと思うんだけどなーぶつぶつ(まだ言ってる)
史也のスピンオフが読みたい所です。

0

商店街のアイドル!男女問わず愛される。

商店街のアイドル・交番勤務の健介。
アパート建築現場で無断駐車に悩むって相談を受けたが、誤解だった。
無断ではなく、ちゃんと許可もらっていた。
誤解から、知り合った現場監督の阿久津。

高校生のケンカで補導するが、親が迎えにこない子がいた。
あの現場監督の阿久津の息子だという。
送り届けたその日から、毎日、交番に来る。しかも、学校をサボり来ていた。

親子で迫られてしまう。

欠陥住宅を作ったのが、阿久津だという噂が商店街を駆け巡る。
そのせいで、仕事がキャンセル続き!
さすがに元気がなくなった阿久津(父)を慰めるつもりが、身体を捧げることになる。

噂を流した人間を突き止める。そのまま阿久津(父)のペースに巻き込まれる。

0

まったく趣味の合わない友達の恋愛話を聞かされているような感じ

建設事務所を営む現場監督のオヤジ(40)と
その息子高校生の親子ふたりにアプローチされる
交番のおまわりさんというお話。

おまわりさんは、早くに父親を亡くしているので
父性を感じて、オヤジに惹かれるところまではわかるのですが
ううむぅ・・・
なんというかこのオヤジ、ガテン系でバイでなんかこう胡散臭いんですw
そんな胡散臭いオヤジがへタレたり、実は紳士だったり・・・
そういうギャップ萌えが1つも入ってないんですよ。
最初から最後まで、セクハラオヤジの印象がぬぐえなかった。

高校生の息子のほうが断然かわいくて
どーしてこっちじゃダメなの?
おまわりさんたら、微塵も迷わずオヤジを選択しちゃうんですよ。
もう少し息子のほうともいろいろあってよかったような気がする。

おまわりさんは、最初から極度のファザコンでオヤジスキーなんですよ。
もともとそういう癖だったんだって感じで
まっさらな段階から人を好きになるといった感じじゃないんですよね。

で、読者全員がオヤジスキーなわけじゃないので
オヤジスキーじゃない人にもわかるように
オヤジの魅力を説いてほしかった。
とにかく、それがない!

まったく趣味の合わない友達の恋愛話を聞かされているような感じで
読んでいる間中、えー趣味わるぅ~と思ってしまったw

0

ほのぼの

お巡りさんと建設会社社長とその息子の、三角関係の話です。
他の方も書いてますが、あっさりしすぎてました。小説の世界に入りこめなかった。
体から入る関係っていうのは、こういうほのぼのしたお話にはふさわしくなかったんじゃないかなー、と。
もっとじっくり恋心をはぐくんでからイタして欲しかった。
建設会社の社長さんには魅力を感じなかったです。
ケツの青いガキよりもオヤジのほうが好きな私なんですが、息子の史也くんのほうがずっとイイと思ってしまった。

1

あっさりし過ぎ

いおかさんの本は結構どれも好みのものだったのですが、今までの作品とちょっと違って、色々と勿体無い一冊でした。色んな面で、あっさりしすぎていて…物足りなさというかなんというか…。
攻めがいい年のおじさん、受けが町のアイドルな警察官。
設定的にも、見た目的にも、萌えるんですが、細かい所で…。

※以下多少ネタバレ有
例えば「使命に燃える警察官」とかはいんだけど、警察官がキレやすくちゃダメだろ…とか思ったり、健介が息子の史也よりも父の阿久津を選んだ(選んだというかなんというか…)理由が「え、そんなのなん?」みたいに思ったり…とにかくホント細々した部分で、勿体無さが感じられました。
ただ、健介を好きになったとして現れる阿久津の息子・史也(高校生)、この子が凄く一生懸命で健気で…正直こっちとくっついても良かったんじゃないかと思えるくらい惜しいものでした。
終わりの方でも、まだ諦めてない史也には笑えましたけどね、そうきたか、と。
オヤジ好きさんとかほのぼのな三角関係好きにはいいかもです。三角関係と言ってもほとんど阿久津⇔健介←史也、状態なので三角とも言い辛いけど。

0

インパクト不足

「交番へ行こう」と言うタイトルが示すように街のおまわりさんが主人公のお話。

平和な街の中で巻き起こる人間模様とでも言いましょうか(笑)
健介が阿久津と阿久津の息子史也の両方に言い寄られる三角関係モノとも取れなくも無い話なのだけれど、阿久津のほうが年上の貫禄で存在感強すぎなので、はなっから勝負になってないぞと言う感じでありました。

健介が、阿久津の仕事仲間の近藤という男と阿久津の関係を誤解してみたり、誰かの陰謀で阿久津が陥れられそうになったりとちょっとしたいざこざみたいなものはあるんだけど、どうもインパクトにかけるんだよね。

阿久津を落としいれようとする事件にしてみても、その題材にせっかくインターネットと言うものを持ってきたんだからもっと特定の人間の顔の見えない世界の恐怖感を浮き彫りにしてほしかったような気がします。

だってあまりに犯人が早くにわかりすぎなんだもん(笑)

しかも事件首謀者の恨みの理由がまたトホホで…(笑)

振られてもまだまだ健介のことを諦め切れない史也の最後の自論に笑わせてもらいました、確かに君の方が若いもんねってかそこまでずっと健介のことを好きでいたなら、かなりの本気が見えるというもの。

それはそれで良いんじゃない?頑張れ史也!!

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う