征服せよ（新装版）

当たった表紙買い

『略奪せよ』の続編です。
海賊の乗組員として慣れつつあるルークですが、まだまだレイノルズとの情交には慣れきってないようです…。
今回も麗しい女装シーンがありました。150年前に死んだとされているウォンシャー公爵を名乗る男の元へ潜入捜査を行うためのものですが、レイノルズだけでなくウォンシャー公までも虜にしてしまうほどの美しさのようです。
ウォンシャー公には、淫夢を見るお香まで嗅がされてレイノルズとのことを夢見ながら弄られてしまう始末です。
ウォンシャー公の屋敷には”シャーロット”と呼ばれている少女が地下にいるのですが、この少女のおかげで無事事なきを得てルークはレイノルズの元に戻ることが出来ます。戻った後は、『（身の）潔白の証明を』と言われて、お仕置きされてしまいました。

同時収録されている作品について
『略奪前夜』は、ルークサイドから見た幼い日のレイノルズとの出会いから、初めてレイノルズに抱かれたことまでを回想するはなしです。
『Ｓｕｍｍｅｒ　Ｌｏｖｅ』は、無人島でのデートのお話。
『霧の逢瀬』は、この本の続刊になる「君臨せよ」に出てくるドイツの王子　クラウスとレイノルズ海賊団の副長ミュンツァーの過去の話です。
『永遠の花嫁』は、表紙の見開きピンナップに載っているのですが、メチャ甘なお話で、“ごちそうさま～“という感じでした。前編は、「新装判　略奪せよ」に載ってます。