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pool ippai no blue
BLの夏の課題図書お勧めとして出そうな位、爽やかな話です。
プールのあるアパートに一人暮らしをする事になることになって、お隣さんの絵本作家の千晶と絵描きの圭介と知りあいになって、アパートを舞台に恋や夢、人生に悩むBLと言った感じのお話。
千晶は「オレンジ&ムースの」作家で、料理も上手くて、おまけに綺麗。
正に圭介のお嫁さんのように見えるのですが、当人達は違うと言って、千晶には恋人がいる。
恋人じゃないかもしれないけれど、二人の絆は恋人以上に特別に思えて、初恋で初めての嫉妬。
言いたいけれど、言えない。嫉妬してしまう自分も恥ずかしいしで、見ていてカワイイ恋でした。
3人で疑似家族のようになって、ママとパパと息子、時には、恋人同士とママ。
家族ごっこかもしれないのですが、いつまでも3人一緒だったらいいなと願いたくなるような優しさで溢れていました。
自分がゲイであること、なにも夢がみつからないこと、自分がナニモノであるかわからなくて将来も見えなくて、落ち込んだり悩んだりと、夏希が真剣に青春しています。
十代特有の青臭さが爽やかで、夏らしかったです。
ほのぼのして優しい雰囲気で、とても松前さんらしい作品だと思います。
ただ・・・私は松前さんはそれはもう大好きなんですが、こちらはそれほどでもないかな~。決してキライじゃないんですけどね。つまらないというわけでもない。
う~ん、なんというか『ラブストーリー』としてはどうもいまひとつ入り込めなかったんですよ。実際、ラブは結構あっさり成就しちゃう感じです。そのあとの夏希(受)のぐるぐるはあるとしても。
それぞれの重要度の差はともかく脇キャラクターが多くて、焦点がぼやけちゃった気もします。
個人的には、圭介(攻)と夏希のラブよりも、圭介の同居人である千晶との(ラブ抜きの)関わりの方が印象深かったし魅力的だったんですよね。
ホントになんといっていいか困るんですよ、これ。
結局のところ、まあ好きだし何度も読み返すんだけど、じゃあすごく好きか・面白いかと訊かれたらちょっと困ってしまう。
↑レビュータイトル通り、(あくまでも私は)ラブよりも疑似家族的な関係を楽しんで読んでる感じです。
言い換えれば、圭介と夏希の関係(ラブ)にはたいして惹かれませんでした。
ホントに、作品としては決してキライじゃないんですけどね。それだけは確か。
主人公、夏希は幼いころ兄を亡くして失望した両親に答えたくて勉強を頑張ったけど、両親は離婚して、母に引き取られその母は再婚してアメリカに行くのを機に、一人暮らしをします。
プールのある集合住宅。
そこで、圭介と千晶に知り合い
自分が何をしたいのか?模索します。
絵本の作画の圭介とストーリーの千晶
二人と疑似家族にめいた関係になって
ほのぼのしてます。
絵本のなかのいろいろなお菓子やサンドイッチを千晶が再現したり
とにかく良かったです!
レビューと言えるかどうかは微妙なところですが、ストーリー的にはほのぼのとしていて面白いほうだとは思います。しかし、どーも萌えられなかった…。悪くはないんですけどねww苦笑
ほのぼのしすぎたのか、ふわふわした感じで恋愛よりも青春!みたいな感じ。うーむ、たぶん受けの夏希がキャラ的に好きになれなかったのが問題かとも思われます(´Д`;)
ちょうど思春期の主人公なので、いろいろと話が混じっている、「将来」そして「恋愛」の不安。10代という年は悩みどころですよねwww
私個人としての感想としては、微妙~という思いです。まあ、他の人は読んだら面白いかもしれませぬ。