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katadukema to chirakashiya ni rusuban wa dekiruka
こちらを読んでまず思ったのが、治安が良くない所でも犯罪が起こりやすそうなシステム海外多いな、でした。
ライドシェアとかも海外では何年も前から導入されていて、利用者も多いと耳にしたことがあります。
比較的治安がいいとされている日本の方がこういったシステムに慎重な気がします。
作中の留守預かりシステムも私なら絶対無理ですw
それぞれの部屋で視点が変わる構成。
キッチリさんとダラシなさんでどう惹かれあっていくのかなとワクワクしましたが、まさか顔を合わせずに意識し合うとは。お互いメモを大事に取っておいて、お互い影響されあっているのは可愛かったです。
ただあの部屋の住人が作った料理に手をつけれる勇気があるかは疑問w
日本のモノが出てくると贔屓目にみてしまいますw
イギリスは個人造酒違法じゃないのかな?
モノクロームロマンスの電子短編。
内容は、なんでもキッチリ整理整頓タイプの男と散らかり放題自由人の男の間に芽生えるラブ・ケミストリー…って感じ。
2人は同じアパートの住人。
お互い自分の趣味嗜好がはっきりしていて、それぞれ友人たちがその意固地さを心配していらんお節介をしている、という状況。
これがね、欧米文化はこういうもんなのかなぁという感想を抱きますね。
お一人様を許さない、というか。
友人さんは完全に「善意」で、人付き合い/恋愛をしていない主人公たちを「心配」して色々とアドバイスしたり叱咤激励したり。
今の日本でこんな事言ってたらうるせーよ。
ともかくも、主人公たちはそれぞれ自分の住んでいるアパート内で募集されていた「留守番」の役目に応募して…と展開します。
綺麗好きのマーティンがズボラなラスの留守番に。
人生を楽しむラスが平穏を好むマーティンの留守番に。
はじめは勿論お互いを知らない。
しかし、ラスの部屋を片付けて整理するマーティンと、殺風景なマーティンのキッチンにレシピのメモを残すラス。
そんな風に少しずつ影響を与え合う2人の関係性が始まり…
…はいいけど、読んでるとなんかすぐに2人が恋人になっていてびっくりしちゃう。
この辺が短編の悪いところですかね…
ともかくも、全然性格の違う2人が偶然出会って、お互い強烈に反発したのちにラブラブにくっつく、という愛の奇跡、的な?
冒頭の友人たちのお節介がうざいと思いましたが、お互い思い込みを排して素直に愛を語るようになるのは良かったね、という所でしょうか。
総合「萌」で。