愛を食べても

ai wo tabetemo

愛を食べても
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
19
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
20%
著者
剛しいら 

作家さんの新作発表
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イラスト
ひたき 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784829623718

あらすじ

「いい体してるね。おいしそう」特別交通機動隊一の美貌を誇り、男喰い(マンイーター)の異名をとる輝。彼の相棒で、一応恋人でもある強靭な肉体の良識男・光司郎は、隙あらば誘惑してくるその節操のなさに苛立ってばかりだった。そんなある日、パトカーに不審な飛行物体が墜落、爆発! 九死に一生を得るが、それから輝の様子が激変した。いつもの憎まれ口はどこへやら、健気な態度と可愛い声で甘え、ベッドでも乱れて恥じらい、まさに理想の恋人──。だけどそんな輝は、まるで別人みたいで!?

表題作愛を食べても

野々村光司郎,特別交通機動隊員,25歳
城崎輝,特別交通機動隊員,23歳(しかし実は)

レビュー投稿数2

エイリアンが寄生して男食いさせていた

ピュル、キュルという異音で会話をしだす輝。宇宙人の言葉がミューミューと可愛らしい。
もうれつな男食いは、宇宙人に体を乗っ取られていたからだった・・
剛しいら先生、突拍子もないストーリーを描いて。

宇宙人を引きはがすと、内臓や脳に深く浸食しているため、寄生したETを無理に引き話すと宿り主が死亡することになるので、共存することに。
風刺を交えたギャグで、シリアスな面もある作品。

面白かった。

あとがきにある成田空港のエイリアンの話題は、これ:
成田空港での入国審査が日本人用と外国人用に別れている 
外国人用の窓口のサインが「Alien」と書かれているのは良くないのではないか?という事が話題になった。
映画「エイリアン」のヒットをきっかけに(alienのイメージが悪化したため)alienからforeignerに表記変更された。

1

特別交通機動隊員の輝(受)は、優秀だけれど男癖が悪く、寮の同僚を食い散らかして上層部を悩ませている。
そこでお目付け役に選ばれたのが先輩の光司郎(攻)。
しかし結局は光司郎も輝に食べられてしまうのだが、「それなら自分以外には手を出すな」と輝に約束させる。
ところが輝は言うことを聞かず、ある晩二人は大喧嘩に。
その大喧嘩の最中、『謎の飛行物体』が現れ二人の頭上に落下。
そして輝に“宇宙人”が憑依してしまいます。

設定はトンデモ系ですが、とても面白く、宇宙人に憑依された輝はすごく可愛くて楽しめるお話でした。
憑依後の輝は素直で可愛らしく、言葉も地球のことも何も知らない輝(宇宙人)の初々しさが良いし、育てもの的な楽しさもあるんですが、じゃあ実際の輝は?と考え出すと、ちょっと切ない部分もあります。
しかし、その辺はラストで「宇宙人を身体に飼ってるちょっとヘンな恋人」でいいじゃないかと思わせてくれるので、まとめも上手く後味も悪くありません。

変わったトンデモ設定で、所々ツッコミ部分はありますが、楽しめましたよ。
輝の出す「ミュッ」とか「ミャッ」いう宇宙語(?)がたまりません。



3

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