空に響くは竜の歌声 黄昏に立つ緋色の竜王

sora ni hibiku ha ryu no utagoe

空に響くは竜の歌声 黄昏に立つ緋色の竜王
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
63
評価数
13
平均
4.8 / 5
神率
84.6%
著者
飯田実樹 

作家さんの新作発表
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イラスト
ひたき 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
シリーズ
空に響くは竜の歌声 紅蓮をまとう竜王
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799757260

あらすじ

「他には何もいらない。君がいてくれればそれでいい」
七代目竜王と龍聖の恋!
母が命と引き換えに産んだ卵を託された若き竜王ジュンワン。
彼のもとに降臨した運命の伴侶・龍聖は死病を患っていた。
病に汚れた身だと自分を責める龍聖を、まっすぐな熱情で愛するジュンワン。
竜王と結ばれて、龍聖の体は竜族へと変化し、病も消え去り徐々に健康を取り戻す。
ラウシャンと名付けられた卵を、龍聖は愛情を込めて育てるが、卵はなかなか孵らず…!
暗闇が訪れる前の黄昏の時代。 ひときわ儚く慈愛に生きた龍聖と、全身全霊で彼を守る竜王の物語。

【人物紹介】
ジュンワン
七代目竜王。朗らかで情熱的、包容力にみちあふれている。
龍聖の側にいつもいたい溺愛系青年王。

守屋龍聖(七代目)
ジュンワンの運命の伴侶。
大和の国で労咳にかかり、病に汚れた身を恥じながらエルマーンに降臨。

ラウシャン
ジュンワンの末の弟。
父ヨンワンと母龍聖が卵を遺して逝去したため、ジュンワンの龍聖に魂精をもらい誕生。
人の何倍もゆっくり成長する特殊な体質。

表題作空に響くは竜の歌声 黄昏に立つ緋色の竜王

七代目竜王
七代目リューセー

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

真っ直ぐで一途な愛(;A;)

今までのお話を読んで、病で早世したらしい7代目リューセーと竜王の事が気になっていたので、お話が読めて嬉しいです(*^^*)

7代目竜王であるジュンワン。
彼の元へ降臨したリューセーは、大和の国で不知の病である労咳にかかっていた。

出会い頭、お詫びの言葉を伝えるリューセーに、なんの事か分からないまま「許す」と即答するジュンワン。
一目惚れを隠さない姿が微笑ましくにまにまでした(*´ω`*)
初めからリューセーへの愛を真っ直ぐに示すジュンワン。
ハナマルの溺愛な攻め様ですヽ(*^^*)ノ

異世界へ来たことには戸惑っていたけれど、竜王妃になる事には拒否感がなかったリューセー。
『神の御業は凄い』で全てを受け入れていて、やはり育った環境や思想次第なんですよね。
8代目リューセーのお話を先に読んでいるだけに、8代目の環境もこうだったら、と思わずにはいられませんでした。

竜王妃となったら人間の病は消える、なので、健康にする為にも身体を繋げる必要がある訳だけど、その時もリューセーへ気遣い、細心の注意と忍耐で挑むジュンワンですよ。

いつだってリューセーが最優先。
リューセーもジュンワンが大好きで、いつまでも新婚さんのような2人と、それを呆れながらも嬉しく見守っているジュンワンの兄弟達。

なので、最後、リューセーが病床に伏せってからは、胸が痛い。
ジュンワンの歌のシーンとか、何度読んでも涙が(;A;)
「他に何もいらない」というジュンワンの一途さ。
きゅんとか、切ない、とか、いろんな気持ちの涙が溢れます。


また、ラウシャンの生い立ちがわかるのもスッキリです。
寂しくて、苦労してきた人だったんですね。

3

ボロ泣き

ずっと七代目の竜王ジュンワンと龍聖のストーリーは気になっていました。
暗黒期の切っ掛けになる2人なので。
龍聖が病気で早世とは何となく今までの書籍で知っていましたが、竜王取り残されバージョンは、8代目ランワンを除き、今までなかったので。

この2人は最後に大山があるので、終始穏やかにお互いがお互いを思い話が進んでいきます。
その過程でラウシャンの生まれ育ちの謎とか、だからあんなに長生きなのかとか、色々解明していくんですが、ジュンワンは本当に龍聖に眩しいくらいに真っ直ぐで本当に安心して話が進んでいきます。

まるで物語の完結後の幸せな特典SSから読んでいる感じです。

そして不穏の影がジリジリ近づいてきて、最後のクライマックスで、涙の決壊です。
ジュンワンが本当に龍聖のことが大好きで何よりも大切にしていたのがずっと伝わってきていたから、凄く辛いです。
最後、ここで話が切れるのか!と思ったのですが、この続きが本当に読みたいです。

ジュンワンの最期、どこかで先生!お願いします。

4

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