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sora ni hibiku ha ryu no utagoe
ずっと七代目の竜王ジュンワンと龍聖のストーリーは気になっていました。
暗黒期の切っ掛けになる2人なので。
龍聖が病気で早世とは何となく今までの書籍で知っていましたが、竜王取り残されバージョンは、8代目ランワンを除き、今までなかったので。
この2人は最後に大山があるので、終始穏やかにお互いがお互いを思い話が進んでいきます。
その過程でラウシャンの生まれ育ちの謎とか、だからあんなに長生きなのかとか、色々解明していくんですが、ジュンワンは本当に龍聖に眩しいくらいに真っ直ぐで本当に安心して話が進んでいきます。
まるで物語の完結後の幸せな特典SSから読んでいる感じです。
そして不穏の影がジリジリ近づいてきて、最後のクライマックスで、涙の決壊です。
ジュンワンが本当に龍聖のことが大好きで何よりも大切にしていたのがずっと伝わってきていたから、凄く辛いです。
最後、ここで話が切れるのか!と思ったのですが、この続きが本当に読みたいです。
ジュンワンの最期、どこかで先生!お願いします。
今までのお話を読んで、病で早世したらしい7代目リューセーと竜王の事が気になっていたので、お話が読めて嬉しいです(*^^*)
7代目竜王であるジュンワン。
彼の元へ降臨したリューセーは、大和の国で不知の病である労咳にかかっていた。
出会い頭、お詫びの言葉を伝えるリューセーに、なんの事か分からないまま「許す」と即答するジュンワン。
一目惚れを隠さない姿が微笑ましくにまにまでした(*´ω`*)
初めからリューセーへの愛を真っ直ぐに示すジュンワン。
ハナマルの溺愛な攻め様ですヽ(*^^*)ノ
異世界へ来たことには戸惑っていたけれど、竜王妃になる事には拒否感がなかったリューセー。
『神の御業は凄い』で全てを受け入れていて、やはり育った環境や思想次第なんですよね。
8代目リューセーのお話を先に読んでいるだけに、8代目の環境もこうだったら、と思わずにはいられませんでした。
竜王妃となったら人間の病は消える、なので、健康にする為にも身体を繋げる必要がある訳だけど、その時もリューセーへ気遣い、細心の注意と忍耐で挑むジュンワンですよ。
いつだってリューセーが最優先。
リューセーもジュンワンが大好きで、いつまでも新婚さんのような2人と、それを呆れながらも嬉しく見守っているジュンワンの兄弟達。
なので、最後、リューセーが病床に伏せってからは、胸が痛い。
ジュンワンの歌のシーンとか、何度読んでも涙が(;A;)
「他に何もいらない」というジュンワンの一途さ。
きゅんとか、切ない、とか、いろんな気持ちの涙が溢れます。
また、ラウシャンの生い立ちがわかるのもスッキリです。
寂しくて、苦労してきた人だったんですね。