アズラエル家の次男は半魔

azuraeruke no jinan ha hanma

アズラエル家の次男は半魔
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×219
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
8
得点
198
評価数
53
平均
3.9 / 5
神率
39.6%
著者
伊達きよ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
しお 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
価格
ISBN
9784434298769

あらすじ

魔力持ちが多く生まれ、聖騎士を輩出する名門一家、アズラエル家。その次男であるリンダもまた聖騎士に憧れていたが、彼には魔力がなく、その道は閉ざされた。さらに両親を亡くしたことで、リンダは幼い弟たちの親代わりとして、家事に追われる日々を送っている。そんなある日、リンダの身に異変が起きた。尖った牙に角、そして小さな羽と尻尾……まるで魔族のような姿に変化した自分に困惑した彼は、聖騎士として一人暮らす長兄・ファングを頼ることにする。そこでリンダは、自らの衝撃的な秘密を知り――

表題作アズラエル家の次男は半魔

長男で聖騎士団部隊長
次男で大家族の主夫

同時収録作品アズラエル家の次男は半魔

三男で双子の弟,聖騎士
次男で大家族の主夫

その他の収録作品

  • CHARACTERS

レビュー投稿数8

笑えて感動してめちゃくちゃ萌えるー!(表紙はなんか違う)

こちら、兄弟(義理)で3Pで淫魔でと設定だけみるとエロ特化の上に、表紙の主人公は微妙になよなよしくてとなんか耽美っぽい雰囲気まで漂わせてるんですけど。
実は、設定や表紙から受ける印象とは全然違う作品なんですよ。
笑えてちょっとエッチで更にホロリともさせてくれるー。
そう、家族愛とか自分の存在意義とか綴った、あたたかくて感動的な素晴らしい作品なんですよ。
主人公は、なんなら庶民派代表と言った素朴で苦労性な大家族のお兄ちゃんなんですよ。
いや、綺麗な表紙だとは思うけど、こんななよなよっちい感じじゃないよな!? リンダ、と。
もっとこう、楽しくて元気を貰える感じの明るいお話だよな!?と。

実はこちら、作者さんのお話の中で一番好きでして。
アホほど繰り返し繰り返し読んでるし、書籍化も熱望してたんですよね。
設定で読者を選びそうではあるんですけど、本当に面白いし萌えるし感動もするしで素晴らしい作品なんですよ。
性癖な方はもちろん、許容範囲内の方にもどしどし読んでいただきたいです。

内容です。
両親亡きあと、弟達の面倒や家事を一手に引き受けているリンダ。
実は聖騎士を代々輩出する名門・アズラエル家の次男でありながら、何故か一人だけ魔力が無い事がコンプレックスなんですね。
そんなある日、突然尖った牙や尻尾が生えと、まるで魔族のような姿に変化してしまったリンダ。
聖騎士として一人暮らしをする長男・ファングを頼りますが、そこで自身の驚きの秘密を知らされー・・・と言うものです。

で、この秘密ですが、実は自身が人間と淫魔のハーフで、そのうえ養子だと言うもの。
更に、一度封印の解けてしまった彼は、淫魔化を抑えるべく定期的に魔力を供給して貰わなくてはならなくなったんですね。
そこで、全ての事情を知る長男・ファングから魔力を貰う事になりますが、中途半端に淫魔の力に目覚めたリンダは何だかんだとトラブルに巻き込まれてしまう・・・。

果たしてリンダですが、見事淫魔化をコントロールして家族との平穏な日常を取り戻す事が出来るのかー?
と、このへんが見処になるんじゃないでしょうか。

や、繰り返しになるんですけど、ストーリーとしてもとても面白いんですよ。
リンダの秘密を軸にストーリーはどんどん展開してゆくワケですが、これがワクワクだったりハラハラだったりとめちゃくちゃ楽しませてくれて。
えーと、こう、中途半端に淫魔の力に目覚めてしまった主人公ー。
そのせいで、通りがかりの魔族に目をつけられてしまったり、魔力供給の流れでファングとエッチに突入してしまったり、そこに何故か、最近リンダに冷たい三男・カイルまで乱入してきたり。

伊達先生ですが、抜群に構成が上手いと思うんですよね。
次々厄介事が起こってはヒーヒー言ってる、ごくごく平凡で苦労性の主人公。
彼の姿に笑ったり萌えたりと、基本ドタバタコメディの様相をていしてるんですけど、その中で兄弟愛だったり、自分の存在意義と言った、心に響くエピソードもしっかり語られる。
また、展開一つ一つに無駄が無いんですよね。
こう繋がるか!って感じで非常に面白いし、無駄が無いから当然飽きが来ない。
こんだけ色々な要素を詰め込んだドタバタ系のコメディなのに、スッキリ読みやすいのがすごいな!?って感じで。

またですね、そんなストーリーとしての面白さだけじゃなく、この作品の魅力って、主人公のキャラにつきると思うのです。
しつこいですが、リンダはごくごく普通の平凡な青年。
えーと、何だろうな。
大家族(男ばかり9人兄弟です)のお兄ちゃんなんですが、お兄ちゃんってより最早お母さんと言った方がしっくりくるタイプと言うか。
それがですね、淫魔としての意識に支配されると、途端に色気が倍増してファングやカイル、おまけに嫌味な元同級生まで振り回すのが楽しいと言うか。
もう本当、ギャップにめちゃくちゃ萌えるんですよ。
特に嫌味な同級生をその色気で骨抜きにするシーンとか、スカッとしまくりだしこっちまでクラクラなんですよー!
また、リンダはめちゃくちゃ鈍いんですけど、魔力供給を通してジリジリ進むファングやカイルとの恋愛模様にも萌えまくりなんですよーーー!
ああ、ファング。格好よすぎる。
意外にムッツリな所も最高すぎる。
カイルもいい男だしいじらしい部分まであるけど、まだまだお兄ちゃんにはかなわないよなぁと。

これね、リンダがただ単に真っ直ぐなばかりの青年じゃない所が上手いと思うんですよね。
魔力が無い事にコンプレックスを抱えていて、聖騎士になる夢も諦められずにコッソリ努力し続ける。
そして、そんな自分を知られるのは惨めでイヤ。
やってもらう事が当たり前で感謝の一つもしない家族に時々疲れてむなしくもなるけど、弟達の笑顔を見れば幸せー。
本当、人間味のある愛すべき人物なんですよ。
だからこそ、ファングやカイルにこれほど愛されてるんだろうなぁと。
兄弟で3Pでとドロドロの三角関係になってもおかしくないのに、印象としてはほのぼのホッコリですもん。

繰り返しになりますが、兄弟で3Pで淫魔でと、読者を選びそうな設定ではあるんですよね。
恋愛面でも、終盤で主人公はようやく入口に立ったばかりと、物足りなく感じる方もおられると思うんですよね。
や、ファングとカイルはめちゃくちゃ惚れ込んでるけども!

ただ、本当にめちゃくちゃ面白いし萌えるし感動もするしついでにエロエロだしで、すごくすごく素晴らしい作品なんですよ。
全力でオススメしたいです。

それと、同月発売となる「ゲテモノゲゲと呪いの魔法」も全力でオススメ。
作品中の大半で主人公はゲテモノの姿だし、その上「ゲゲッ」としか話せないと言うパンチのある設定だけど、こちらも笑えて心あたたまる素敵な作品です。

14

チャキチャキおかん男子のエッチなギャップが堪らない!

いやぁ〜〜…めっちゃエロかった……‼︎
淫魔物なのでエロ目的で読みましたが、濡れ場の臨場感が半端なく期待以上にエロくて驚きです。
そして、どエロいのに最後はホッコリ。
大家族の揺るぎない絆の強さに胸が一杯となり、温かな気持ちで読み終えました。

亡くなった両親の代わりに専業主夫として9人男所帯大家族の家事を一手に引き受ける次男・リンダ。
弟達の世話や家事に追われるしっかり者のリンダですが、主夫業に理解の無い弟達からの心無い発言や、聖騎士の夢を諦めきれない葛藤が切なくて前半は少し不憫な展開に…

そんなある日、突然リンダの中で眠っていた淫魔の血が覚醒してしまい……⁉︎

チャキチャキ系おかん男子から一変、男達を妖艶に誘惑しまくるエロギャップが堪りません!!
淫魔の本能から「ねぇ、精気ちょうだい…♡」と蠱惑的に誘うものの、主人格は深層心理で存在するため心の中で恥じらったり、焦ってる様子が面白かわいい!
淫魔リンダと普段のリンダで人格が違うため、多重人格モノのように楽しめました。

また、クールで塩対応な長男・ファングと、何かとリンダを馬鹿にする双子の弟・カインが精気提供する事に…⁉︎な、えっちな展開も美味しいですね〜…!!
実は二人とも子供の頃からリンダに片想いしていて…積年の想いをぶつけるような激しい濡れ場が兎に角、最高!
総受け溺愛3P好きの性癖が詰まったシーンが盛り沢山で個人的萌えポイントの宝庫でした。

前半はファング・カイン其々との個別ターン!
ファングとカインはお互いがリンダの相手だと知らず、自分とは別の男の存在に気づき其々嫉妬する展開に。
特にリンダの腰回りにある無数のキスマークを発見したファングのガチギレ無限手コキ責めが堪らん〜〜〜〜!!!!
余りの快感に泣いて縋るもののファングの手淫は止まらず、遂には潮吹きまでしてしまいパニックになるリンダが可哀想やら可愛いやら……

3Pでもファングとカインは、どちらがリンダを愛してるのか愛撫しながら競い合うし、口とお尻で二人を受け入れるリンダが宙に浮く程の激しい連結ピストンするわで、二人の独占欲の強さに比例したドエロい濡れ場のオンパレード!

クールで塩対応なファングのムッツリ執着愛や、リンダが好きで堪らない天邪鬼なカインのツンデレ攻めなど、二人のキャラも素晴らしく、リンダを巡る2人の争いをいつまでも見ていたい…!

濡れ場はエロエロですが、大家族の絆の強さや弟達の精神的成長、リンダ自身の気持ちの変化にホロリとくる展開も凄く良いです。

個人的萌え展開の宝庫で大満足な一冊でした!

※イラストは表紙と人物紹介のみで挿絵なし

2

なぜ今まで読んでこなかったのか後悔するくらい面白かったです

寡黙冷静な長男ファング(攻め)とツンデレ三男カイン(攻め)とオカン系半魔の次男リンダ(受け)のファンタジーBL。

伊達きよ先生の本を見かける機会が増えてきて、何から読んでみようかなと悩んでいたとき、たまたまこちらの本を見かけたので挑戦してみました。上と下にサンドされる次男というカプが好きだったので読み始めて、「名前は知っていたのにどうして今まで読んでこなかったんだろう!」と後悔したくらい面白くて一気読みしました。

人間として生きてきたリンダが淫魔の血に目覚めるところから物語が始まり、かつてのいじめっ子やラルィーザという悪魔とのいざこざを得ながら兄弟たちとの心身の絆を深めていくというストーリーですが、とにかく話がテンポよく進んでいきますし、淫魔だけあって行為のすべてがえっちですし、読後感も最高です。
力を性的な行為を通じて補うというところや、精気の吸収に快感が伴うところがえっちで良いです。兄弟三人でのプレイもあります。

登場人物たちが魅力的で、長男らしく頼れる冷静さと寡黙さを持ち合わせているファングが、次男のリンダを兄弟以上の想いで長年見守ってきたというところにまず萌えます。弟らしく分かりやすいツンデレなカインは当然のようにかわいいですし、次男のリンダの性格がまたたまりません。世話焼きで自己肯定感が低く、でも前向きで、自分の問題は自分で何とかしようとする男前なところもあるリンダは、表紙から受ける印象よりも内面が強くたくましい男です。読んでいるこちらまで魅了されてしまいそうなリンダのお話、最初から最後まで楽しませていただきました。

複数プレイや兄弟ものがお好きな方はもちろん、ストーリーものがお好きな方もぜひぜひ読んでみてください!

0

次男の魅力は

確かにアズラエル家の次男は半魔なお話なんですよ。
タイトルでネタバレですよね。

しかしそこに、家族愛・兄弟愛・子供の頃からの目標・ちびっ子・魔族などなど設定が盛りだくさんで。

両親が亡くなって主人公リンダは、聖騎士になる夢を諦めて手のかかる弟たちの世話をするために就職しないんですよね。まあ魔力もなくて体格にも恵まれず、座学や体術はできるのですが夢叶わず。

まずは、主夫として頑張るものの弟たちにはその努力を認められない辛さがあり。
自分が選んで主夫になったものの、家のことはリンダの仕事だろとか、やって当然みたいな感じで…。
俺も仕事に行かずに家のことをやりたいよ、なんて言われちゃって。

双子の弟カインにも、こっそり魔術の勉強を見つかって、聖騎士になりたいのか?ってバカにされたり。

ちびっ子は可愛いもののリンダが報われなくて…。

てなところに、長男ファングからもらったピアスを付け替え忘れたら体に異常が起こり。
ファングの元へ助けを求めに行くと、衝撃の事実を教えられ!ここまではあらすじにあるところですね。


ここからネタバレになります。



なんとリンダの正体は半魔の淫魔で!精力を吸わないと萎びてしまうような?
ここからどんどんお話が淫魔パートに展開していって。

正直攻め二人受け一人は読んだこともあるし、3Pも既読だし。なのになぜだろう…エロエロにそこまで萌えないのです。
ファングもカインもずっとリンダを愛してたらしいのです。ファングがリンダに精力をあげるところは萌えました。このカップルでいいじゃん!と思いました。
頼りになる寡黙な長男、萌え!と。

淫魔に目覚めたリンダはちょっと淫らな気配をさせてるのか、精力が不足すると体と言動を乗っ取られて、まるで思ってもない台詞や行動で相手を誘惑するのです。
心の底では、やめろーーー!って叫んでますが。

カインに避けられ頭がいっぱいだと、なんとカインの夢に現れ誘惑して夢の中ですんごいことしちゃって。
ますますカインは家に寄り付かず。

血が繋がらないとはいえ兄弟で何てことしてるんだー!なリンダなのですが…。

リンダが魔族に処女の淫魔と目をつけられ、とうとう危機に!なところにカインが助けに来てくれて。
魔族に精力を入れられ淫魔として成体?しちゃった姿を見ても守ってくれて。
自分を犠牲にしてもリンダを守るところに、キューンとします。やっぱりカインとカップルでもいいんじゃない?と。
ツンデレ弟、でも出来が良くて身を挺して守って少女漫画なら絶対カインでしょ、萌え!な?

それでも負けそう…なところにファングが現れ、二人で力を合わせて魔族を追い払う。ここからがね!

もうリンダが、ラメェ〜というかアヘアヘ状態で。
ファングもカインも長年の想いをぶつけて、すんごいことになります。魔族の精力を吐き出すためなんですが…。
なんと!リンダは床にどこも着いてません。やり過ぎ!刺激強すぎ!(個人的意見です)

まあ結局はその時のことをあんまり覚えてないリンダで、兄弟愛も深くなり、リンダも目標を持ち、カインも長期戦だぜ…な感じで。

お話はとっても盛りだくさんなのですが、淫魔ものが慣れてなくて過激で消化しきれず。
ファングもカインも素敵な攻め様です。

7

知らぬは本人ばかりなり!?

今回はアズラエル家の長男と三男と次男のお話です。

大家族の次男だと思っていた受様が
自身の出生を知り、兄と弟と新たな関係を築くまで。

受様は9人兄弟の二番目、
双子の兄として生まれた次男です。

聖騎士の父と魔法使いの母は
兄弟を分け隔てなく愛情込めて育てますが
4年前に隣国との戦いで帰らぬ人となります。

穏やかな気候に恵まれた肥沃な大地を持つこの国は
魔法使いや騎士の育成に力を入れており、
子供達は学術、武術の他に魔術も学びます。

アズラエル家は代々魔力に優れた者が生まれやすく
騎士としての体力や技巧も有し魔法も使える
聖騎士を多く輩出しています。

受様も聖騎士になりたいと望みましたが
両親が亡くなった時、八男は生後1年も経って居らず
両親の不在中には家を切り盛りしていた受様は
主夫として家を守る事を選択するのです。

いつ何があるかわからない聖騎士や騎士になって
長男や自分、三男に何かあったらと選んだ道ですが
聖騎士への夢は捨てきれずにいます。

そんなある日、
騎士団の詰所近くに家を借りて寝泊まりする
長男が久しぶりに帰宅します。

長男は皆に土産を欠かしませんが
受様にはいつもピアスをくれます。

受様は貰う度に付け代えていましたが
その夜は弟達がちょっとした騒動を起こし、
新しいピアスの存在を忘れてしまいます。

しかし数日過ぎたある夜、
朝から熱っぽかった受様の身体が
とんでもない変化をしてしまうのです!!

額にちんまりした角、背中に申し訳程度の羽、
尻に黒くて長い尻尾が生えてしまった受様は
兄に助けを求めますが

兄の家に行く道中で受様を「淫魔」と呼ぶ
不可思議な男に捕まってしまい!?

絶対絶命の受様に助かるすべはあるのか!?

WEB小説サイト「アルファポリス」連載小説の書籍化で
実は淫魔だった受様と兄である長男と双子の三男と
繰り広げるドタバタファンタジーになります♪

受様を助けてくれたのは巡回中の長男で
長男は受様を捕らえようとした男を魔族と言い、
受様の変化を見ても受け止めてくれ
受様に隠してきた秘密を打ち明けるのです。

タイトルにて受様に秘密がある事は明白で
秘密のある設定がツボなので
興味を惹かれて手にした1冊になります。

カバーイラストとキャラ紹介にて
受様の相手が長男と三男である事も判りまして
2人が受様にどうかかわっていくのかと
ワクワクて読み初めました。

実は受様は兄弟の父の友人子で
聖騎士と淫魔との間生まれたサキュバスの血が濃く
その魔力を抑えていたのが長男のピアスだったり
子供の頃は長男が精気を与えていたりします。

この辺で長男が受様に入れ込んでいるのが
読者的には丸わかりだし

受様になぜかあたりキツイ三男も
好きだからこそ反発しちゃう系のに
受様は全く気づいていないのですよ♪

淫魔化しちゃう受様を巡る長男と三男のバトルに加え
街中で受様に目を付けた魔族も手を出してきて
どうなっちゃうのかとハラハラ&ワクワク
とても面白かったです (^-^)/

アズラエル家の次男という立ち位置が軸なので
絡みはかなりエロ度が高いですが
普段のほんわかほのぼのテイストも楽しくて
良かったです。

5

ギスギスしてない3P

元々好きな作家様だったのですが
3Pモノのギスギス感があったら嫌だなぁと思って
ずっとこの作品は読めていなかったのですが
2巻が発売されたのを機にこちらを購入して読みました。

9人兄弟の次男のリンダ。
両親は既に亡くなっており、アズラエル家では母のような立ち位置にいます。


ほんとは聖騎士になりたいけど、魔力がなくてなれないリンダ。
アズラエル家はみんな魔力が強いのになんで?と思っていたら
その秘密は序盤に明らかになります。

とてもエッチな部分が多い作品なのですが
その中でもしっかりと切なさや家族愛を感じることができ
3Pといっても平和な感じなので
もっと早く読めばよかったなぁと思いました。

1巻でかなり満足感があったのですが
2巻ではこの3人の関係と、アズラエル家は一体どうなるのか
今から読むのが楽しみです〜(*´ω`*)

1

半魔

「春になるまで・・」が可愛かったので購入。めちゃ滴っていてあまり得意ではなかったので中立より萌にしました。サイト掲載されていたものの改稿版390P弱。つゆだくファンタジーがお好きな方でしたらよいのかも。

4年前に聖騎士である父と魔法使いである母を亡くし、九人兄弟の面倒を一手に引き受けているリンダ(次男坊)。魔力に優れたものがよく生まれるアズラエル家において珍しく魔力がないため、聖騎士にもなれず、主夫となっています。なんか朝から熱っぽいなあと思っていたある日、ちんまりした角、小さな羽、黒くて細いしっぽが突然生えて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
四男から九男、聖騎士少々、受けにちょっかい出してくる魔族の方ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めは長男、三男のお二人→うきうき3P!3P自体は大好きだなんですけど、恋愛面で盛り上がらなかったので、つゆだく部分だけが印象に残った感じだったのが残念でした。長男さんはどっしり家長、お言葉少な目、表情もあまり豊かではない方。嫌いじゃないけど、がっつり仕事できる!とか戦闘能力めっちゃ高い!とか惚れるところをあまり感じなかったからかな。

三男坊さんは、受けに親切ではないしthe弟!という可愛い感じでもなく、素直じゃないというタイプ。こちらも強い!とか賢い!とか可愛い!とかいう萌ポイントをあまり感じなかったでした。

受けはちゃきちゃきおかん風味、まだまだ小さい八男、九男やら、四男から七男までいろんなタイプの弟をばっさばっさ面倒みている働き者。淫魔になっちゃったら欲望にとっても素直なエロエロちゃん。ただし脳内はクールなおかんなため、自分のエロ言動にあわあわ。そこが面白いのかも?

攻め受けともそんなにキャラに惚れず、お話もふーんと読み終わってしまった一冊でした。読みやすいので、それは良かったんですけど。

5

複数が苦手な方がご注意ください

伊達きよ先生といえば、優しくて可愛らしいお話の印象があり、今回もそんなイメージで購入したのですが・・・全然違いました。出てくる絡みの描写を読むのがしんどくて、きよ先生の作品は好きだったのですがこれはちょっと受け付けませんでした・・・中立評価でごめんなさい。
表紙のイメージも中身と違うので、キャラクターを掴むまでに時間がかかってしまい、キャラクターに感情移入する前に読み終えてしまった感じです。
読みやすいといえばいいのでしょうが、読後感が残らない点では・・・やはり合わなかったのだと思います。

3

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