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rifujin na netsujo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「非常識な愛情」の続編です。登場人物はそのままで、扱う事件だけが違うといった状態です。裕之の目線で進んでいきます。
裕之(受け)は、恋人・陣内(攻め)と同居して2か月ですが、お互い顔を合わせる暇が無いほど多忙です。そんな中、新米記者・裕之(受け)は、刺されて陣内の勤務する病院に入院した先輩記者・如月に不正のネタを提供されます。その取材中、如月のネタ元が明らかになり…。
相変わらず如月と陣内にふりまわされいる裕之でした。如月は一枚も二枚も上手ですし、陣内は裕之の想像以上の非常識な感性の持ち主です。
題名の「非常識」が「常識が通じない」という意味でしたら、陣内はまさしくそのもので。普通は恋人の他にも親友、家族、尊敬する人など「特別な人」がいるものですが、陣内には裕之より他に特別な人がいないので、如月が色仕掛けでネタをつかんだことを知った裕之がショックを受けているのが許せません。それで強姦や玩具プレイになってしまうのですが…怒ってもシリアスになりきれないのがこの作品の良い所で、裕之は素直に謝罪をする陣内を前にすぐに許してしまいます。
裕之が1本の記事を書くまでという仕事ぶりと、陣内とのなんだかんだいっても甘い恋愛、それを少しコミカルテイストに書かれた作品でした。陣内と如月が情報交換していることにも驚かされたのですが、甘いエッチの後の…にはニヤけが止まりませんでした。前作と今作品の2冊で完結ですが、別作品にでもちょこっと出して欲しいくらい気に入った二人でした。