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まったく男が男に惚れるってのは厄介(やっけぇ)なもんだ。
otoko no ai
やっぱり、”萌え”ってその感覚を認知している人が表現しないと萌えないんじゃないかな、と改めて思いました。正直、町田康ファン以外の方が読んでも…という印象。おそらくスタンダードな町田節です。音楽を聴くようにするする読めるんですけど、萌えませんw
後に日本一の侠客、清水の次郎長として名をはせる長五郎の幼年期から青年期に至るまでの痛快コメディです。続きがあるのかもしれないけど、もういいかなw
BL要素としては幼馴染の福太郎への初恋ですかね。その後、博徒仲間と徒党を組んでは濃すぎる友情を育み交わり…。次郎長さんは受かな、と思いました。具体的なえちえちはありません。博徒仲間の金八の報われぬ想いとか、ちょこちょこそういう描写はあるんですけど、そもそもこの文体だと萌えない…というところが私の敗因ですね。相性はあると思うので、ハマる方が萌える可能性はゼロではないと思います。BL的な期待でなくて、芥川賞作家の遊び心を楽しむ気分で読むのがいいのかもしれません。