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domperi to traditional
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
あらすじは他の方々が書いてくださっているので感想を…。
秀先生のお仕事ものがとても好きです。みずかね先生の美しいスーツ姿の男たちも大好き。
入れ替わったふたりがそれぞれ努力するところが良かったです。まわりの同僚が、しっかりとふたりに接しているところにも好感を持ちました。ホストの後輩も、百貨店の店長も、大人として良い人です。百貨店での洋服の売り方や、ホストのお仕事など、知っているようで、知らない世界でした。涼とコウが、自分の仕事にブライドを持ちながら、相手の仕事に一目置いているところも、いいな、と思いました。努力する相手を見ているうちに心が動かされていく様子に萌えました。
結ばれた後のふたりのイチャイチャがもっと見たかったです。また入れ替わっちゃう等、続編希望します❣️
ちょっと大げさかもしれませんが、どんな仕事も誇りを持って取り組むことは素晴らしい、自分も明日から頑張ろう!という勇気をもらうことができました。
秀先生、みずかね先生、ありがとうございました。小説って素晴らしい!
ホストのコウとメンズのブティック営業の涼。
オデコをぶつけたショックから入れ替わってしまうわけですが、、、
コウは慣れない、そして押しだけではいけない営業に。涼はいつもの紳士的な振る舞いを押しの強いナンバーワンホストとしてこなさなくてはならず…
そんな中で、二人はお互いの長所や苦労やプライドを疑似体験しながら想いをはせます。
元々ゲイの涼は、コウに惹かれます。見た目は自分なんだから、見た目じゃなくて中身のコウに惹かれるわけです。
コウの方も、健気な?真面目な?涼に惹かれていたわけですが、キスはするものの(自分の顔にキスするの、大変やなーと思った)、最後までは至らず。
コウは、もとに戻ってから…と考えていた様で。
何とかキッカケをつかんで再度入れ替ることが出来て結ばれます。
いやぁ、入れ替わりもの、ってのは難しいですよね。物語として。
これから涼がお店に戻ったら、うまくコウの時に掴んだお客様を対応出来るのかな、コウも新しいお客様にオレサマじゃない接客が出来るのかな〜
と心配しちゃいました(笑)
秀先生のお仕事ものです!
メンズスーツ系の販売スタッフと、俺様ホスト
売り上げがいまいち伸び悩んでいる販売スタッフの涼。スタッフ達の飲み会で、ホストクラブに入る事に。その中で売り上げナンバーワンのコウに付いてもらい、話をする中でコウの自信溢れる態度や話を憧れを抱く。帰り道、雨の中ゴミ捨てをするコウを見かけて話をする中で、2人揃って転んでしまう!目を覚ますと、目の前には喋る自分の顔があって…というお話。
入れ替わった状態でそれぞれの仕事を行う2人。失敗することも、良い方向に作用することも、それぞれある様子が面白かった!良い風にお互い刺激し合って良かった!
入れ替わった状態でどう恋愛に?と思っていましたが、不自然じゃなく恋愛に発展して面白かったです!
秀さん作品は時々ドシリアスなものもありますが、今作品はコミカル寄りなお話。そこにファンタジー要素が加わり、さらにみずかねさんが挿絵を描かれていることもあって読後はほっこり気持ちが温かくなる、そんなストーリーでした。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公は高級メンズブランドでアパレル店員として勤務する涼という名前の男性。
洋服が好きで選んだ仕事だが、押しが弱く売り上げを上げることに苦心している大人しい青年だ。
そんな彼が仕事仲間に連れられホストクラブに行くことに。そこで彼はNo.1ホストのコウと出会う。自分とは違い、自身に満ち溢れ人を惹きつけるコウに仄かな憧れを抱くが、その後とあることをきっかけにコウと中身が入れ替わっていて―?
というお話。
あらすじにも帯にもがっつり描かれてしまっていますが、今作品のキモはコウと涼の中身が入れ替わってしまうという部分。大人しく自分に自信がない涼が、No.1ホストとして無事切り抜けられるのか?というファンタジー要素モリモリのお話なのです。
ホストと高級メンズブランドの店員。という相反する仕事を介し、涼は自身の内面と向き合い、そしてコウと恋心を育てていくけれど。
んー、まあはっきり言ってしまうと無理があるよなあ…、と思わざるを得ない。
仕事もだけれど、他人に成りすますというのは、しかも旧知の中ならともかくほぼ初対面の人に成り替わるって、いやいやいや。
無理じゃね?
とか思いつつ読み進めました。
でも、今作品の軸になる部分はそこではありません。
恋に堕ちたコウと涼は身体を重ねたい。
でも、相手は自分の身体なわけで。
コウは入れたいし、でも入れる相手は自分の身体なわけで。
いや、無理っしょ!
というコミカルな部分がキモかと思われます。
二人は元に戻れるのか、二人の恋の行方は如何に?といったところを軸にコミカルに進むお話でサラリと読める展開でした。
萌えないわけじゃないんですけども。
みずかねさんの挿絵は今回もとても素晴らしかったですけれども。
何度も読み返すお話か?と問われるとちょい微妙かも。
が、痛い展開になることはなく、他人と入れ替わったことで己を見つめなおすという成長物語で、ほっこりほのぼのな、そんなお話でした。
みずかね先生なのでマストバイ。カラー口絵だけでも皆さま試し読みでご覧になってください、なんて眼福な二人。最初から最後までうっとりする美麗イケメンのイメージでウキウキ読み終われました。お話は王道かなと思ったので萌にしました。いやしかし、ほんとに溜息もののイケメンです。胸が苦しい。本編230Pほど+あとがき。百貨店の紳士服売り場も好きだから余計盛り上がったのかも。
百貨店のメンズ高級ブランドで販売員をしている涼。同僚との飲み会で「サービスの権化を学ぼう!」と連れていかれたのはホストクラブ!そこで歌舞伎町ナンバー1ホストのコウに出会い・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの店のホストたち、攻めの客、受けの店の同僚ぐらいかな。ホストのナンバー2の方とのツーショットがあってですね。二人ともびしっときまったスーツ姿なんですよ。周りにキラキラ光が舞っているような気がしてもうクラクラ。
++攻め受けについて
受けさんはお洋服を扱うのが大好きな真面目ちゃん。なんだけどきらっと光るものをつかみ損ねているのか、販売成績は今一つ。ナンバー1ホストさんと体が入れ替わってしまったもんだから、彼の成績を落とさないよう一生懸命頑張るってところでしょうか。善人って思います。
攻めさんはきらんきらん俺様ホスト。ああ押し強そう!って思います。ハイブランドの販売員さんと体が入れ替わって、こっちはこっちでそれなりに苦戦。唯一の事情を知る受けの前でちょっとしょげちゃったりして可愛いところもありました。
攻め受けのキャラは嫌いじゃないし、ホストさんのお話やハイブランドショップのお話も面白いとは思うのですが、二人の恋話にめちゃくちゃ入れ込むということがなくさらっと読んでしまった一冊でした。はらはらした要素の方が大きかったからかな?
今回はオラオラ系のナンバーワンホストと
生真面目なショップ店員のお話です。
なぜか2人が入れ替わってしまい、元に戻るまで。
受様は大手百貨店の高級メンズブランドに
勤務して6年目になります。
真面目で品行方正な受様の売上は
店員5名中いつも真ん中です。
今月はあと1歩で1位に手が届きそうになるものの
馴染客は勧めたパンツの購入には至らず
受様の成績も2位で終わってしまいます。
その日は店の親睦という名の飲み会の日で
受様が居酒屋で接客の悩みをこぼすと
女性達の提案でサービスの権化を
学びに行く事になります。
彼女達曰くのサービスの権化とは
ホストクラブでした!!
イイ感じに酔った店長は早くも状況をのみこみ、
他の面々も店内を興味深そうに見回していると
初来店の客には指名料がかからないからと
ナンバーワンホストが呼ばれる事となります。
このナンバーワンホストこそが今回の攻様です♪
攻様はモデルか俳優かと思うほどの美丈夫で
堀の深い顔立ちに同性の受様でさえ
ドキリとしてしまいますが
攻様は受様のブランドを何着が持っていると言い
隣に座られている受様の緊張をほぐすように
いろいろと話しかけてくれた上に
「口下手なところがおもしろい」とまで言うのです。
終電が近くで支払いを済ませて
笑顔のホスト達に見送られて外に出ると
外は土砂降りでした。
受様は攻様の店の近くのコンビニで朝食を買い、
再度ホストクラブを見つめると
細い路地にぼんやりと黒い影が見えます。
傘もささずにずぶ濡れだろう人物が気になり
受様は声をかけてしまうのですが
その人はゴミ捨てをしている攻様でした。
ナンバーワンがなぜと思った受様は
自分が代わるというのですが
攻様も客にそんなことを指せられない譲りません。
そんな中雨で足を滑らせた攻様が受様に伸し掛かり、
2人の間に火花が散るほどの鈍い音が脳内に響き
受様は攻様ともども水たまりに倒れこみます。
しばらくして気が付いた受様は
自分発する声やゴツイ指輪と豪奢な腕時計のはまる手に
違和感を覚えますが
車のヘッドライトが照らし出した攻様は
いつも鏡越しに見る「自分」で!?
ナンバー1ホストの攻様とアパレル店員の受様が
なぜか入れ替わってしまうコミカルなお話です♪
入れ替わりモノって
どちらかが相手になりたいと願うパターンと
なぜが入れ替わったしまうというパターンが
王道かなと思うのですが
本作はなぜか入れかわってしまうパターンで
それぞれがお互いになって悪戦苦闘する中で
互いに影響されて変わっていく展開です。
基本的にハピエンだろうことはお約束なので
2人が元に戻るまでドキドキ&ワクワク、
楽しく読ませて頂きました。
受様視点で進むので
キラキラなナンバーワンホストとして
接客しなくてはならない受様のほうが
より苦労しそうだなと思ったのですが
押しの強すぎる攻様の接客は
店長に顧客に合った接客を心掛けなさいと注意され
受様との違いを指摘されてヘコンだりして
それぞれがそのままでいられない
たいへんさが見えたのが面白かったです。
ただ、それぞれが入れ替わらなかったら
成立しなかった恋だなぁと思えたので
今回は「萌」とさせて頂きました。