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kanpeki na shihai ni mitasaru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
今回は投資顧問会社の経営者と出版社営業マンのお話です。
受様が攻様との再会で第二性を受け入れ
攻様の生涯の相手となるまで。
この世界には男女の性とは別に
ダイナミクスと呼ばれる第二性があります。
性的指向とは別の支配欲求と被支配欲求という
生来の指向を軸にカテゴライズした性別で
支配欲求を持つDom性と被支配欲求を持つSub性、
ごくまれに両方の思考を持つSwitchの3つに分類され
人口の約2割と言われています。
ダイナミクス性を持つ者は圧倒的なマイノリティーであり
多くの場合、彼らは一般的な婚姻とは別に
パートナーシップを形成し特殊なプレイによって
指向を満たす形で性愛を育みます。
受様はSub性を持ちますが中二の時に両親の亡くなり、
親戚の児童文学作家のDom性の男性に引き取られますが
やがて虐待されるようになります。
生活の管理や過干渉から始まり
次第に身体的虐待にエスカレートしていき
やがてはセックスの相手をさせるとまで言われ
受様は絶望しかけるのですが
養父は高二の終わりに自宅2階の窓から
転落して亡くなります。
受様はその前後の記憶はあいまいながらも
自ら病院を受診してメンタルケアを受け続け、
抑制剤を飲み続けてきました。
抑制剤は子供の欲求を抑えるモノであり
本来の指向を抑え込む事は正しい処置とは言えず
受様はDomとのマッチングをすすめらても
過去のトラウマから受様は及び腰でした。
ところが勤務する大手出版社のブックフェアにて
前段の準備や社内調整で走り回ったことから
そのイベントで倒れてしまうのです。
そんな受様を助けてくれたのが
イベントで偶然の再会を果たした攻様でした。
攻様は受様の中高時代の1年後輩ですが
高1の終わりに渡米に留学し、そのまま進学、
ニューヨークで投資顧問会社を経営していました。
今回は東京に支社を開設すために帰国していて
どう見ても具合が悪いのに認めない受様に
Domとしてコマンドを発することで
受様を休ませると言う強引な手に出るのです。
攻様は宿泊先のホテルで受様を介抱してくれますが
受様が抑制剤に頼っている事を見抜くと
ある提案をしてくるのです。
よければ俺とプレイをしませんか。
果たして受様は攻様の提案を受け入れるのか!?
そしてそんな提案をした攻様の真意とは!?
受様の後輩で優秀なDomである攻様と
Subである事を受け入れきれない受様の
Dom/Subユニバースになります。
真宮先生の初Dom/Subユニバースかと思いますが
Dom/Subユニバースらしいというか
Dom/Subユニバースの基本だろう指向性と特質が
しっかりと散りばめられている上に
性指向を認められない受様の葛藤、
受様の養父の死の真相、
攻様の実家の権力をめぐる暗躍等々、
互いの過去が絡み合いつつ
今へと繋がっていく伏線も巧みな上で
このまま恋人関係になるのかと思いきや
そこからまた一波乱となり
2人がお互いの手を取るまでハラハラ&ドキドキ、
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
湖水先生のイラストもとてもセクシーで
プレイ中のイラストがエロくて良かったです♡