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2022年刊。
毎年1月恒例となったアメとムチのワンコ刑事×捜査一課班長の三つ巴ラブ、4冊目。
元はリロードシリーズのスピンオフだが、こちらだけも難なく読める。
敢えて脇キャラも把握したいならば、同シリーズより別のスピンオフとして派生した堤×藤村コンビの『弾丸キス』『スクランブル』をお薦めしたい。
捜査一課の顔ぶれが揃っているのはスピンオフのほうだ。
三人の関係は相変わらずで、秘密にしているはずなのにいちゃいちゃしているのを誰かしらに目撃される詰めの甘さが出るのも毎度の事だったりする。
今回は佐久良の身内バレのトラブルもあったが、若宮と望月が捜査熱心で誠意を見せた事でどうにか黙認してもらって良かったじゃないの。
プライベートでは佐久良がますます部下の二人に開発されまくってトロトロにされている。
思いっきりどエロが勝ってしまうのはレーベル故の特性で仕方がないか…
でもこのシリーズでは年下攻め二人にエロで主導権を取られているものの、捜査では連携が取れていて佐久良も班長らしいリーダーシップが取れている。
日々濃厚なセックスが気持ちいいから丸め込まれているって訳ではなく、佐久良も二人との関係を大切にしているうえでそんな状況を受け入れているって潔さを示しているのには感心した。
それにしても、若宮と望月が同じ捜査一課の本条や藤村に対する嫉妬が"出来る男だから"という理由が何とも微笑ましい。
佐久良に対してその気が全く無いのは一目瞭然なのに(笑)
要らぬ焼きもち無用な心配、だね。
むしろ隠し通せていない三人の関係を咎める事なく黙認してくれて口も堅い、いいセンパイだぞ。