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koi no tsuribashikouka chikaimasenka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
3巻。推しカプ。
二人のセックスの始め方とか会話が付き合いが長くなってきたカップルぽくて好き。
事件でメンタルが不安定な受けをフォローする攻めも甘々だし、平気なフリをする受け対して攻め自身も平気なわけじゃないと弱さをみせるのが萌える。お互いに踏み込んだ会話をできる関係がいい。
今回も事件に巻き込まれるミステリ風だけど、クローズドサークルではないので基本的には警察におまかせ。 新居が事件現場で第一発見者になってしまった受けのメンタル的な葛藤がメインの話。
実際に犯罪被害者側の立場になり、カウンセリングを受ける側になって自分が目指している被害者支援について理解を深めて成長していく様子が面白かった。授業でいろんなセラピーやカウンセリングについて学んでいたけれど、それが自分に必要だと第三者から言われるまで気づかなかったのとかリアルだった。自分を客観視するって難しいよね。他にも、カウンセラーに対して厳しめに観察チェックしちゃうのとかで、クライアントは僕達ことをこんな風に構えて見てるんだなと実感したり。
あと表紙のブランケットを肩にかけてる受け対して半袖の攻め…挿絵でも二人の服装の差が出てて二人の解像度が上がるし拘りを感じて好き。
とても好きな2人だったので、また会えて嬉しいです(^o^)丿
受け様は、犯罪被害者支援のカウンセラーを目指す大学生の雪都。
攻め様はFBI捜査官のクレイトン。
旅行先で事件に巻き込まれてきた雪都だけど、今回はとうとうクレイトンと過ごす自宅で殺人事件に巻き込まれることに。
あとがきで先生が〈ミステリよりラブ〉と念じながら書かれたそうですけど、けっこうミステリ色強めかしらと感じました。
とはいえ、相変わらずクレイトンは雪都に対して過保護で心配性で溺愛していて( ´∀`)
雪都もかわいいし、いまだにクレイトンに対して丁寧語なんだなぁ、雪都らしいなぁ、と微笑ましく。
変わらない2人の姿ににまにまでした(#^^#)
自宅で殺人事件の第一発見者となった雪都は、自分がカウンセラーを受ける立場となり、受ける側から見る事でカウセリングの在り方の難しさを噛みしめることになり。
悩む雪都の成長を見守る気持ちでした。
危ない目にもあうけど、もちろんクレイトンが助けに入り。
クレイトンの過保護ぶりがあがりそうですけど、素直な雪都にきゅんです(*´ω`*)
幸せそうな2人を見届けられて、私も嬉しいぞー( ´∀`)
イラストは北沢きょう先生。
かわいい雪都とカッコいいクレイトンににまにまさせて頂きました(#^^#)
もう二人のカプっぷりは盤石なので、そこが揺らぐことは一切ないところが◎
シリーズもので変な当て馬が出てきたり、二人の仲が揺らいだりするのがあまり好きではないのでここが嬉しい。
一般人なのに、何故か殺人事件に遭遇することが多いというのは、サスペンスシリーズものではお約束ではあるものの、それにしても雪都が殺人事件に巻き込まれるのはこれで三回目。
しかも今回は自宅が舞台で、雪都が第一発見者となってしまうのだから、雪都の引き寄せ力、すごすぎぃ!
雪都はお祓い行ったほうがいいと思う。
殺人事件の犯人は誰かというのも楽しめたし、なんといってもカウンセラーとしての雪都の成長が一番嬉しかったな。
カウンセラーの卵として研修中だけど、これでいいのか暗中模索ぎみな雪都。
何が正解なのか、そもそも正解があるのか、自分はどうあるべきかなどが見えてこない。
それが、殺人事件の関係者としてカウンセリングを施す側ではなくカウンセリングを受ける側となったことがきっかけで、自分なりの目指すものが見えてくる。
雪都の核がしっかりしたものになったというのかしら。
だから最後の結婚式も、晴れ晴れ、堂々としたものでした。
守られがちなキャラだった雪都が一皮向けて、クレイトンのパートナーとして傍でしっかりと立っている。
いいカプになったなぁと親戚のおばさんになったかのような気持ちで、思わず目を細めてしまいました。
ああ面白かった!
クレイトンと雪都のミステリーシリーズも3作目。
前作読了時に続いてほしいと思っていたので、続きが読めて本当にうれしい。もしかして今作で一区切りなのかなと思いつつ、まだまだ続きが読みたいシリーズです。
事件ものとしても面白く、クレイトンと雪都のパートナーとしての繋がりが身も心もより強固なものとなっていて素敵。
行く先々でなぜか事件に巻き込まれてしまうメインキャラクターたち…という、事件ものならではの様式美も好み。
殺人事件に巻き込まれながらも、2人の日常の中で交わされる何気ない会話のやり取りがすごく良かったなあ。
信頼関係の強さと互いへの優しさと思いやりに満ちた深い愛情が感じられるんです。心のフォローもし合える素敵な関係性ですよね。
クレイトンの優しく甘い口調が好き。
殺人事件部分も一体誰が犯人なのか?と早くページをめくって追いたくなる面白さでした。
そして何より、今作で描かれた雪都の将来に関連するエピソードのどれもがとても良いものだったのです。
事件をきっかけにして、カウンセラーとしてどうあるべきなのか?カウンセリングを自身が受けてみてどう感じたのか?等、物事を多方面から実際に見て感じて成長していく姿が自然に描かれているのが上手かったです。
1巻ではどこか弱々しく思えた雪都の成長がうれしい1冊でした。彼はきっと良いカウンセラーになれるのではないかな。
恋の吊り橋効果、試しませんか?シリーズ三作目です。
これまでは密室殺人でしたが、今回はなんと二人の新居が殺人事件の舞台に!
それにしても雪都は一般人なのに事件に巻き込まれ過ぎ!
なぜ二人の新居に死体があるのか?なぜ地下室の床が剥がされているのか?犯人の目的は?
と地元警察とクレイトンが迫っていき…。
事件に巻き込まれながらも、雪都は自らも犯罪関係者としてカウンセラーのインターンで犯罪被害者と関わり。
また自分もカウンセリングを受けてみたり。
雪都のカウンセラーとしての在り方など成長もみられました。
事件も凝っていてどんどん関係者や容疑者が現れて…。
今回の事件でクレイトンは雪都に過保護で心配性なのを控えようと思ってたのを止める!と宣言して。
雪都にはカッコつけてきたクレイトンですが、今作では少し弱音も出してようやくさらに距離が縮まったかな?
最後は区切りもついたし、この先はどうなるんでしょうか?
ほとんど事件と雪都のインターンのお話で、二人のイチャイチャやエッチは少ないです。
正直、サスペンス一応BLって感じですかね。
事件の鍵も、人間ドラマや愛憎というわけでもなく。
もしかしたら、次があるとしたらクレイトンの弟ジュリアンカップルに関係しそうですね。
きょう先生の挿絵おっかけで購入、シリーズ3冊目。既にくっついている二人、二人の恋模様もさておき、今回はカウンセラーを目指そうとしている雪都の様子が一番嬉しかったでした。事件ものがお好きな方でしたら、一旦一区切りついたと思われる、殺人事件に良く出会うFBI捜査官とカウンセラー志望者の二人のお話を是非1巻から。三冊の中で今回のお話が一番好きかも。
大学院で学びながらカウンセラーになるべくインターン研修をしている雪都。ワシントンDCの郊外で、クレイトンが購入した一軒家に二人で暮らしています。ある日帰宅してみると、家の窓が割られて何者かが侵入した後があり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ウィラ、レイシー(雪都のインターン先に来ている子♀)、ジュリアン(攻めの弟)、雪都のインターン先の関係者、殺人事件の捜査関係者、悪党等。ちょこちょこ登場人物は多いけど、そんなに戸惑わなかったです。二人の関係性がしっかり出来ているからかな?
++好きだったところ
クレイトンが金髪キラキライケメンなのは変わらず好きだけど、今回好きだったところは、雪都。殺人事件で血まみれで絶命している被害者を見て、メンタル的にすごくダメージを受けるのですが、その経験で一皮むけたような感じを受けたのです。前2冊ではスパダリクレイトンに守られている、ちょっとか弱げな感じの美人さんという印象が強かったんですけど、今回自分の受けたダメージをきちんと捉え、同じようなダメージをもっていたレイシーと話し合うことや、自分が受けたカウンセリング、また周りから聞いた話などを元に、目指すカウンセラー像を再構築できたんじゃないかなあ。しなやかにしっかりしなおした!というように思えて、とても嬉しかったのでした。
殺人事件のお話も今回が一番読んでてしっくりしたし、最後は2人、周りから祝福されて結婚式!幸せそうな二人だったし、雪都がしっかりしたような気がして、読んで良かったと思った一冊でした!