巫女姫の結末

mikohime no ketsumatsu

巫女姫の結末
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
29
評価数
10
平均
3.3 / 5
神率
30%
著者
神楽日夏 

作家さんの新作発表
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イラスト
佐々成美 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344808973

あらすじ

幼少時代より父が創設した宗教教団の「巫女姫」としての役割を強いられてきた雪緒。
18歳になったある日、教祖であった父が急死して教団が混乱するなか、ひとりの男が現れる。
男の名は降旗勲。
巨大企業グループを統べる名家の嫡男である勲は雪緒を自分の妻にすると宣言し、教団から強引に連れ去るが―。

表題作巫女姫の結末

降旗勲,27歳,巨大企業グループを統べる名家の嫡男
柏木雪緒,18歳,亡き父の創設した宗教教団の巫女姫

その他の収録作品

  • 蜜月の庭
  • あとがき

レビュー投稿数3

甘~いお伽噺。

神楽さんのデビューノベルズです。元は同人誌で出された作品のようですね。

こちらは、読む前にあらすじからイメージしていたよりずっと甘くて可愛いストーリーでした。
あとがきで作家さんも言われていましたが、もうこれは『巫女もの』というより『新婚(花嫁)もの』だと思う。

正直なところ、勲(攻)がもっと不遜で強引・傲慢な俺様(←ものすごくキライなんです)かと思って何も期待してなかったんですよね。

それが、実際には勲はもう初っ端から『幼な妻』にベタ惚れでめろめろのヘタレです。
雪緒は確かに『運命に翻弄』される存在には違いないものの、とても芯が強いキャラクター。

そして、神楽さんと言えば『女装』ですが、こちらももちろん外しません。

雪緒が新興宗教の巫女姫だったんですが、表面的なことだけではなく戸籍上も女性なんです。だから、勲と雪緒は正式に結婚した『夫と妻』なんですね。

あまり詳しくは語られないんですが、身体の成育が未成熟だということで、出生時に性別の判断がつかなかった?
しかも、作中雪緒は勲以外には終始『女性』として認識されています。

こういう(受が女性と偽っている)ケースでは、広く全体にかごく限られた規模でかはともかく『男とバレる』場合の方が多いと思うんですけどね。
いやもう、ごくフツーにナチュラルに『女性で妻』のままでした。←もしかして気付いてるんじゃ・・・という脇キャラクターはいますが、明言は一切ない。

ストーリーは、とにかく甘いというかヌルいです。いやもうベタベタのあまあまです。
でも、私はだからこそ好きなんですよ。

大変失礼ながら、意外な当たりでした。

神楽さんは基本的には好き作家さんですが、作品によってハッキリと好みが分かれます。すべてではないですが、私は神楽さんの甘い・可愛い系統の作品が好きですね。

もうストーリーとしてはなんとも他愛ないとは思います。それ以前に『BLとして』どうかというのもあるかもしれません。これはホントに男同士のラブなのか!?と。←イヤ、私は別に気にもならないんだけど、読み手によって好みが分かれそうな気はします。

それでも個人的にはすごくお気に入りなんですよね。ええ、もう番外編同人誌まで買ってしまったくらいには。

1

時代錯誤の美しい姫

宗教団体の巫女として、育った雪緒は、父の死後、後継人として、
現れた,降旗勲によって、信者の人たちの元から、連れ出され、
親同士の決めた許嫁として、雪緒を妻にすると言い出した。

初夜の晩初めて、雪緒が、男と気づくが、自分だけの姫になれと、
雪緒をかわいがる、勲だった。

そうなると、勲のかわいがり方はどんなものか、もう甘アマ。
他の人には、女の万々接するが、ほんと、カワイイ。

昔の教団の信者が、色々な手を使って、巫女を取り返すとしても、
守り抜く、勲は、カッコイイ。

佐々成美先生の、イラストがとてもいい、雪緒のかわいらしさが、
良く出ていて、一番いいのは125ページ、後ろ姿のヌードが、
とても色っぽくて、萌です。

0

イラスト買い

表紙に惹かれて読みました。
甘々でおもしろかったけど、主人公の受けが男である必要はないかも。

0

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