黒羽と鵙目

黒羽と鵙目
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%
著者
花郎藤子 

作家さんの新作発表
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イラスト
石原理 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸ノベルズ
シリーズ
黒羽と鵙目
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784592861928

あらすじ

鵙目隆之は、天狗会の若い組員と一緒にいたところを奇襲され、マンションの一室に連込まれる。
対立する関西の組の仕業かと思ったが、仕組んだのは黒羽組の組長・黒羽斉彬だった。
狭いマンションで繰り返される屈辱的な行為は、鵙目に十六年前の天山少年院の日々を思い出させた。
抗いながらも、黒羽の魅力に惹かれていく鵙目。
男と男のハード・ロマン。 (裏表紙より)

表題作黒羽と鵙目

組長
元ヤクザのバーテンダー

その他の収録作品

  • 辱められた恋
  • 愛の傲慢
  • あとがき

レビュー投稿数1

2、3行に潜んだ凶器な愛の営みに痺れましたv

いきなり誘拐監禁される鵙目。
誘拐主犯は、ヤクザの組長となった黒羽。
ふたりの関係は、少年院まで遡り・・・現在に至る。

女みたいに綺麗な顔した鵙目だけども
腕っ節と男気がある受けなんですよ。
おそろしい野獣の黒羽は、鵙目に執着しつづける。
最上の男が惚れるのは、最上の男なんだよねv

花郎藤子さんの本を読んだのは初めてです。
すごく文体がクール!
2、3行に潜んだ凶器な愛の営みに痺れますっ!
ぼんやり読んでたら読み落としてしまいそうで
行間までも凝視して読みました。すげぇおもしろい!!!

登場する男も女も女々しさなんか1つもなくって
すごくハードな世界を淡々と生きているんですよね。
自分の人生を達観してるように見えて
すごくもがいて苦しんだりしているんじゃないかと
書かれていない彼らの物語を行間を見つめて想像してしまう。

どこまでも男でありつづける黒羽と鵙目の世界に
どっぷりハマりました。
続きがあるので読むのが楽しみーっ∩(´∀`)∩ワァイ♪

でも、あとがきを読んだらどうやら
『禽獣の系譜』から先に読んだほうがいいらしいとの記述がありましたw
続きはお預けにして『禽獣の系譜』を読もうと思います。

あとがきは、黒羽からのメッセージ形式になっていて
本当にどこかに黒羽が存在しているんじゃないかと疑ってしまう。
花郎藤子さんの文章、コミカルなシーンまでも
ほんとにかっこいいなぁー。


6

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