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いきなり誘拐監禁される鵙目。
誘拐主犯は、ヤクザの組長となった黒羽。
ふたりの関係は、少年院まで遡り・・・現在に至る。
女みたいに綺麗な顔した鵙目だけども
腕っ節と男気がある受けなんですよ。
おそろしい野獣の黒羽は、鵙目に執着しつづける。
最上の男が惚れるのは、最上の男なんだよねv
花郎藤子さんの本を読んだのは初めてです。
すごく文体がクール!
2、3行に潜んだ凶器な愛の営みに痺れますっ!
ぼんやり読んでたら読み落としてしまいそうで
行間までも凝視して読みました。すげぇおもしろい!!!
登場する男も女も女々しさなんか1つもなくって
すごくハードな世界を淡々と生きているんですよね。
自分の人生を達観してるように見えて
すごくもがいて苦しんだりしているんじゃないかと
書かれていない彼らの物語を行間を見つめて想像してしまう。
どこまでも男でありつづける黒羽と鵙目の世界に
どっぷりハマりました。
続きがあるので読むのが楽しみーっ∩(´∀`)∩ワァイ♪
でも、あとがきを読んだらどうやら
『禽獣の系譜』から先に読んだほうがいいらしいとの記述がありましたw
続きはお預けにして『禽獣の系譜』を読もうと思います。
あとがきは、黒羽からのメッセージ形式になっていて
本当にどこかに黒羽が存在しているんじゃないかと疑ってしまう。
花郎藤子さんの文章、コミカルなシーンまでも
ほんとにかっこいいなぁー。