獣王から蕩けるような快楽を引き出されて??。

トライアングル

triangle

トライアングル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×21
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
5
得点
84
評価数
25
平均
3.6 / 5
神率
52%
著者
山藍紫姫子 

作家さんの新作発表
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イラスト
ライトグラフII 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
シリーズ
背徳の聖者たち
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784861341663

あらすじ

神父の服を身にまとう桜庭那臣は琉希弥と龍星の暗殺の仕事を管理している。 そんな彼に組織NO.2の好敵手・鷹司貴誉彦は執着していた。 鷹司の淫らな恋の駆け引きに、桜庭は心と身体を溶かされ恋人同士となる。 幸せな日々が訪れるかと思いきや、桜庭は過去の夢に苛まれる。 更に仕事の為に訪れた長野で、組織の九頭とシメールに拘束され、あらゆる淫具で敏感な奥まで犯されて…。

(出版社より)

表題作トライアングル

タリオのNo.2大幹部
タリオの幹部・神父の服をまとう(23)

レビュー投稿数5

尽きぬイマジネーション…山藍ランドは夢の国

「背徳の聖者たち」から続くシリーズの第3作。
闇の報復集団「タリオ」、創設者の四ノ宮、四ノ宮の養子になった性的虐待被害者・桜庭、四ノ宮の実子でタリオNO.2の幹部・鷹司、タリオの養成機関で殺人マシーンとして訓練された「使徒」たち。
残忍な犯罪を犯しながら世に放たれた「物件」(ターゲット)を、全く同じやり方で報復「処理」する使徒の鮮やかで華麗すぎる殺人術…
美しさ、華麗さ、退廃、血生臭さ、残酷さ、秘密主義、etc.…etc.…
プラス、桜庭の使徒であり養子でもあるルキヤなどは非常に無邪気だったり。

さて、本作。こちらもまた更に全てが一段上がった感の強烈さ。
今回桜庭たちが処理する物件には犬による獣姦/嚙み殺しが必要。そこで、タリオの大幹部ながら普段隠遁している九頭崇友に殺人訓練を受けた犬を借りに行く…というのがメインの話です。
九頭の屋敷の中で九頭の飼う2頭のボルゾイにアソコもココも舐めあげられイかされる桜庭!
桜庭サン…犬もですか…
本作のタイトルは「トライアングル」。そのタイトル通り、本作には何組何通りものthreesomeが描かれています。
鷹司+ドールx桜庭
ドール+龍星xルキヤ
犬2匹(カイル、ボイド)x桜庭
九頭xシメール(九頭の使徒)+桜庭
シメール+犬たちx桜庭
鷹司xシメールx桜庭

また、必ずしも性愛が絡まない3人模様も…
四ノ宮+鷹司+桜庭
桜庭+龍星+ルキヤ

本作で登場するのが魅力的な九頭の使徒・シメール。
シメールはMtFの性転換者。処理時の敏捷さを失わないためにバストは作っていませんが、性器は女性のものになっています。
そんなシメールは桜庭に迫り、なんと桜庭の童貞を奪う…!
その場に鷹司も現れて、桜庭を挟んでのサンドイッチプレイという荒技シーンもありますのでお楽しみに。
なお、シメールは桜庭にも関連する過去の秘密を持っています。「女性」としての登場ですが、強く美しく豪胆でカッコイイ!

2

桜庭さんにあきれちゃう

鷹司さんは最初と最後しか出てきません。
真ん中部分は桜庭さんが女性にいいように喰われちゃうお話です。
女性といっても元男性の性転換者なんですけど、玉と竿なしでま○こあり、心は女性で言動も女性なのでほぼ女性です。その女性にま○こで喰われちゃいます。
BLでこれはないわと思いました。
桜庭さんは相手が女性で力尽くでレイプされるわけじゃないからか強い拒絶はしませんし、誰にもバレなければいい、体を許しても心まであげなければいいと自分に甘い打算も多くてあきれちゃいました。
浮気がバレても寂しかったのと涙こぼしたらあっさり許されちゃったのもモヤモヤ。
鷹司さんに捨てられちゃえばいいのにと思ってしまうくらい今回の桜庭さんはサイテーでした。

ボルゾイ2頭による獣姦はペロペロだけで挿入なしでぬるいです。

2

エロスの祭典!硬軟織り交ぜた描写がスゴイ!

BLに求めるモノは何かと聞かれて、すかさず「エロス!」と即答する自分、
好きなシチュはと聞かれて「3P複数言葉攻め」と臆面もなく答える自分にとって
やはり山藍先生はほかとは格がちがうのでございます。

さらに、3P&複数コレクターとしてはっきりネタバレしておこう!
本作、3Pが少なくとも3回出てきます!
しかも全部違うカップリングで。
そんなことネタバレした程度じゃ尽きないんですよ…中身が…orz
ボルゾイ犬に前後から攻められて失神しちゃうとか…来るとは思ってたが
予想以上だった…orz
さすがの小生も、最後のほうは「え゙!?ま、まだあるんですかΣ(゚д゚) 」だった件。
ぐぉ~~!エロスで腹いっぱい~~~
でも、ボルゾイの描写はものすごくカワイイですよ。

タリオシリーズの中では一番読み応えがあります。
エロ、グロ、キュート、戸隠の九頭邸で供された野性味あふれる料理も
かなり細かく書いてあります。
エロティックなエンタメ小説として死角ナシです。

さて、気になる桜庭家の財政状況ですが
1作目は落ちぶれかけのセレブみたいな空気がありましたが、
本作ではいよいよギリギリのようです。
ついに桜庭さん、移動もたった一人で新幹線に乗って「はじめてのおつかい」
もはや親目線で心配になってきます。
いつになったら鷹司と同棲生活に入るんでしょうか。
桜庭さん自身がそれを拒んでがんばっているので、生暖かく見守ろうと思います。

8

そうくるとは!!桜庭さん・・・おめでとう!

強烈なのがきました!!ドールまでもが恐れる美女シメール登場です。
今回はエロも更にパワーアップしてましたが、桜庭さん一家の仕事内容もまた一段と残虐なことになってました。同害報復が基本とはいえ、ここまでする徹底ぶりに感服です!

そして問題のシメール。桜庭さんが仕事で使う犬を借りに行った先でお世話をしてくれた美女なのですが、やはりただの美女ではありませんでした。
なんか前2作でも全員のキャラが立ち過ぎてて、こゆ~い話を楽しんでいたのですが、ここにきて主人公カップルも霞むほどのキャラが出てくるとは!
そしてまさか桜庭さんの、脱・○貞シーンを拝めるとは・・・!!(ちらりとも考えたことがありませんでした。私。)自分の中のBLの常識を次々破壊していく山藍さん、神です。
シメールと桜庭さんがいたしてる最中に、気付いたら後ろに立っていた鷹司に私も「ヒッ!」て声が出てしまいました。いつからいたんだよ!怖いよ!

1作目に鷹司がさっそうと登場してきたときは、桜庭さんやっかいなのに捕まっちゃったな~とか思ってたんですが、ここまで読んで「鷹司、不憫だ・・・!」とまで思わされてます。それほどまでの桜庭さんの底なしの性欲。ものすごい受けです。1人じゃ足りて無いんだもの。

獣姦ネタ、容赦なくバンバンでてきます。苦手な人は気をつけてください。

6

両性具有の美、再び…

タリオシリーズ第3作目です。
舞台を戸隠に移して、お話は進みます。
どこへ行こうと櫻庭さんの花めいたしどけなさは不滅です。
…が、今回は異色の新キャラクター、シメールが登場します。
両性具有キャラは山藍作品の得意とするところですが、
シメールの場合はアマゾネスのような美女!(というべきか?)
ちょうど逞しい女性をイメージさせるような…
美青年ではなく、あくまで美女です。
(でも両性具有ですが…)
艶がありながら母性を秘めたタイプ、ここが萌えどころです。
ともすれば女性読者に反感をもたれがちなキャラになりそうなトコロを、
ギリギリの線で共感させている。
なんとも微妙な設定のさじ加減に脱帽です。
ちなみにこのシメール、櫻庭さんの過去にも、
ちょっとばかり関わっていますが、
それは読んでみてからのお楽しみに☆
それにしてもシメールのボンテージ姿の色っぽいこと!
櫻庭さんのノースリーブの神父服と、いい勝負です。

5

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