本番、5秒前

honban 5byoumae

本番、5秒前
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×27
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
4
得点
65
評価数
23
平均
3.1 / 5
神率
8.7%
著者
砂床あい 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778132576

あらすじ

アイドルの琉生は、プロデューサーに媚びを売りコネで仕事を得ている。その一つ、キャスターを務める番組では真面目で隙の無いメインキャスター・戸倉のせいで喋ることができない。ある日彼に詰め寄ると、いきなり「脱げ」と言われ初めての枕営業を覚悟する琉生。しかし彼は琉生の身体を見てトレーニング不足を指摘すると帰ろうとしてしまう。すっかりその気になっていた琉生は「抱いてください」と懇願し戸倉に抱かれるが…。

表題作本番、5秒前

国営放送から民放へ移籍したアナウンサー
戸倉の報道番組でサブキャスターとなるアイドル

その他の収録作品

  • アイドルの夜と朝
  • あとがき

レビュー投稿数4

間違えてはいけない夢の追い方

砂床あい先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ギスギス 3
キュン 2
エロ 2
な感じだと思います。

戸倉さん×琉生くんのカプです。

プロデューサーに気に入られ仕事を回してもらっているアイドルの琉生くん。その一つである、報道番組のサブキャスターに据えられるが、メインキャスターの戸倉さんの采配で、まともに喋らせてもらえなくて…。

アイドルグループの王子様的立ち位置の琉生くん。しかし本当は、顔立ちは良いがこれと言った才能や愛想があまり無い方です。それでもやっと手に入れた、自分の居場所となるアイドルグループ。それを守りたい、知名度を上げたいという気持ちが、プロデューサーにも見抜かれ、要求に応えてはいないが、プロデューサーからのセクハラ紛いな言動をなんとか躱しつつコネで仕事を得ています。

そんな琉生くんと何度も衝突する堅物アナウンサーの戸倉さん。琉生くんに対する発言が至極真っ当だけど、厳しい言い方に琉生くんが反発してしまうので、物語り中盤までは若干ギスギス関係ではあります。

少し我儘で、戸倉さんをハニートラップにかけようとしたりとちょっと悪い一面がありますが、少しずつ怠っていたレッスンなど、努力し出したり弱い一面もあったりと、思いの外憎み切れない琉生くんとある事がきっかけで徐々に距離が縮まったり、絡み中に琉生くんへの好意的な言動をする戸倉さんに思わずキュンとさせられますので、是非とも読んでほしいです。

0

それは些細な事でしょうけども。

どうしても、入り込めなかったです
もう、ホントに些細な事です。

う~作中に出てくるニュース番組名が駄目で、有り得んなと思ってしまいました。
夜のニュースで、さすがに
ニュースブランチ ナイトテンはない。
ブランチとは?
って考えたら、一気に醒めてしまいまして。しかも冒頭だったのでなおのことでした。

ストーリーは芸能界で、生きることと、生きていく意味を見直すような感じでした。

基本的に甘いのも、健気な頑張る受けちゃん、好きなんですよね。あと、強めの大人の攻めも嫌いじゃない。
なんだけど、何だかどの人物も共感し難くて。

電子で買って、まあサラサラってスクロール速くなってしまいました。
合わないってこういう事なんだなぁと久しぶりに感じました。

1

見える姿だけが全てではない

今回は報道番組のメインキャスターと
サブキャスターに抜擢されたアイドルのお話です。 

受視点で反した攻様との関りから未来を見つめ直すまでと
攻視点で本編裏事情的な前日譚を含む後日談を収録

受様は大手芸能事務所のアイドルグループの一員として
華々しくデビューした正統派アイドルとです。

しかしながら受様とグループへの仕事は
受様を寵愛する取締役が与えてくれるものであり
媚で仕事をもらうアイドルだと思われていました。

受様は今、某民放局の
報道番組のサブキャスターを務めています。

この番組のメインキャスターを務めるのは
国営放送から鳴り物入りで民放局に移籍した
実力派のアナウンサーである攻様です。

受様はサブキャスターとして攻様の隣に座って
今日で5日目ですが

初日には少し喋らせてもらえますが
翌日からはコーナー紹介くらいしか任せらえず
悶々としていました。

攻様は親の七光りだけの二世タレントや
枕でのし上がったような芸能人は嫌っているらしく
受様の噂を鵜呑みにしているのかと思えば業腹です。

その日は歓迎会を兼ねたスポンサー接待でしたが
攻様はスポンサー会社の女性社員に
嫌な顔一つせず対応していて
受様はさらに苛立ちを募らせます。

プロデューサーの仲介で
攻様と話をできる距離に異動した受様は
攻様を酔い潰して弱みの1つでも握ってやると
ほとんど切れ気味に攻様に食って掛かるのですが

呆気なく返り討ちにあった挙句に
近くのシティホテルに担ぎ込まれてしまうのですよ♪

気づいた受様をそのままに帰ろうとした攻様でしたが
売り言葉に買い言葉で受様は攻様を徴発、
攻様は受様に「脱げ」と言い放ち!?

硬派の報道番組でメインキャスターを務める攻様と
事務所の取締役にの執着で生き延びている受様との
年の差芸能界モノになります♪

あらすじから小生意気な受様と
悪い大人な攻様の攻防戦なのかと思ったのですが
ある意味対等でないとそういう展開には
なり得ないのですよね。

アナウンサーとして知識収集だけでなく
身体作りにも余念のない攻様からしたら
受様は全くすべき努力すらしていない子供であり
全く持って心構えが違うのです。

プライドだけは妙に高い(負けず嫌いともいう)受様は
間違いに気づいても後に引けず更に挑発するので
攻様に勝てるわけがないのですよね (^m^)

ただ攻様も受様をただ打ちのめすだけでなく
受様が誠意を見せればちゃんと対してくれるので
素直じゃない受様も攻様の言葉に耳を傾けていき
徐々に反省モードへと変化していくので

そんな受様の頑張りをいじらしく思えると
受様に惹かれる攻様の気持ちもわかって
楽しく読めると思いますが

受様の言動がお子ちゃますぎて
仔犬キャンキャンだと思っちゃうと
攻様はなんでこんなお子ちゃまがいいんだ!?
となりそうな気がするお話でした。

受様がサブキャスターとして関わっているからこそ
攻様と関わっていたので仕方ないのかもですが
受様のアイドルとしてのお仕事ぶりも
もう少し見えたら「萌2」にしたかったです。

4

アナウンサーさん

なんとなく手に取ってみましたが、攻め受けともキャラにあまり惚れられなかったので、中立です。芸能界ものが好きな方は良いのかも。本編230Pほど+攻め視点後日談11P+あとがき。

事務所の根木に気に入られているアイドルグループの琉生(るい)。産休に入ったサブアナの代わりとして夜のニュース番組にねじ込まれます。ニュース原稿もきちんと伝えきれないアイドルの琉生に対し、メインキャスターの戸倉は辛辣な態度を崩さず…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
アイドルグループのメンバー、マネージャー、事務所の根木、その他仕事仲間など。

++ 攻め受けについて

攻めはメインキャスターというお仕事に誇りを持ち、ありとあらゆることで自己研鑽を継続実施してそうな優秀な方。お仕事に厳しい方なので、溺愛…って感じはあまり無かったです。

受けは芸能一家の生まれで、華やかな容姿をしている方。ただなんとなく今やっている事に満足していないのか、お仕事熱心という感じには思えなかったのが残念でした。二十歳だから、まだまだ考えがお子様なのかなあ…?

どうなるどうなるとハラハラするお話なんだけど、特に受けに入れ込めなくて、無事解決してもああ良かったなあ…♡と嬉しい気持ちになりきれなくて、なんだか消化不良な気分の読後感でした。うーん、先生ごめんなさい。キャスターのお仕事話は面白かったんどけどな。

5

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う