恋愛映画の作り方

renai eiga no tsukurikata

恋愛映画の作り方
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
20
評価数
6
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
いおかいつき 

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イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784199004209

あらすじ

望月恭平(もちづききょうへい)は映画配給会社に勤める宣伝マン。次の仕事は、密かに才能に惚れ込んでいた若手監督・明神律(みょうじんりつ)の新作だ。ところがNYから招聘した明神は、クールな美貌で態度は高飛車!! 芸術家肌で一切宣伝に協力してくれない。しかも恭平がゲイだと知ると、逆に「ゲイってどんなSEXをするの?」と挑発するように質問してくる。煽られた恭平はある夜、酔った勢いで明神を抱いてしまい…!?

表題作恋愛映画の作り方

映画配給会社に勤める宣伝マン,28歳
わがままな若手映画監督,26歳

レビュー投稿数2

小粋なラブストーリー

映画監督とその監督の大ファンの配給会社社員の恋。最初美貌の監督(受け)の性格がものすごく悪くて、こんな奴が好きなんて攻めはドMかと思いました。

受けはゲイバーで偶然攻めに出会い攻めの性癖を知り、次回映画の参考に、と「どんな男が好みだ」とか「抱くのと抱かれるのとどっちだ」とか公共の場で無神経な質問をしまくります。人を感動させるような映画を撮る人がどうしてこんなに性格悪いの?と不思議になりましたが、感情のすれ違いや誤解もあり実はそんなに性格の悪い人でもなかったようです。良かった!

元々顔も好みで映画の趣味も合う2人は価値観の合うベストパートナーになれるでしょう。しかし監督は若いけど相当頭が良くてバイタリティもある人だからやはり手強い相手。最後に記述のあった次回作は監督から攻めへのラブレターのようなものだから観る側は嬉し恥ずかしだろうなあ。

0

め・眼鏡ツンデレ

イケメンなのに映画オタク 望月恭平(攻)とツンデレ美人映画監督 明神律(受)のお話。

もともと大ファンだった明神の映画を日本で公開し、多くの人に知ってもらいたいと頑張る恭平。いざ緊張の初顔合わせで見た明神はゲイである自分のどストライクだった!わがままな芸術家肌っぽい明神の態度は決して褒められるものじゃないのに、そんな性格もタイプだったらしい。明神の映画を純粋に好きで、仕事に私情は持ち込まない様頑張る恭平は好感が持てます。

一方、酷い低血圧な明神。。。夕方過ぎると良い子です(笑)宣伝担当者(恭平)は自分の作品のファンだと聞き、楽しみに来日したのに、本人からはそんな態度が見えない。恭平がゲイだと知り、同性愛をテーマにした次回作の映画取材と言いながら、苛めて憂さ晴らし。ちょっと調子に乗りすぎて、恭平に食べられちゃいます。それまで若干ヘタレ気味だったのに、やる時はやるのね、恭平。

お互い肝心なところで言葉足らず、少しもどかしい部分もありましたが、大事なとこではヘタレない恭平と生意気に見えて実はいたずらっ子で可愛いだけな明神、最後まで楽しく読めました。

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