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kyuuketsuki to yukai na nakamatachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
私が初めてBLを読んだのがこの作品です。
生涯忘れられない感動の1冊となりました。
強引に「これなら初心者にお勧め!絶対読めるから」と
ドヤ顔の妻にこの作品を進められ 小説を手に取り 恐る恐る読んで見ると
どっぷり浸かりました。
私のBL人生 記念すべき最初の一歩。
まさか!コウモリに心を奪われてしまうとは・・・。思ってもみませんでした。
木原先生は登場人物の喜怒哀楽の感情表現がとても素晴らしいです。
BL初心者の中年親父をも引き付けてしまうとは完敗いたしました。
主人公のコウモリが我が子のように愛おしくなります。
コウモリの無邪気な姿にすごく癒されました。
この作品は本当に面白かったです。
「BL萌えについて」時間が有る限り私に語る妻の気持ちがイタイほど分かりました。
そして、ヘタレワンコと女王様が大好きな方にもオススメ。
この作品、自分がまだレビューしてなかったことに驚いてるむつこです。
なにをレビューしてなにをレビューしてないのか、把握しきれてないんだよね。一度ちゃんとチェックしなきゃだ。
数ある吸血鬼モノのなかで、一番好きです。
私、木原音瀬さんにハマって、怒涛のように過去作品を読んだ時期があったんですが、その時期でもこの作品は、タイトルや内容紹介にいまいち惹かれなくて、しばらく積み本にしてました。
いざ読んでみて、自分の見識のなさを改めて知ることになりました。なんでもっと早く読まなかったんだろう!と。
面 白 い
とにかく面白かったんです。
吸血鬼もののセオリーを踏襲しながらも、ありがちなラインへとストーリーを流れていかせない、木原音瀬さんの物語の作り方が、気持ち良くてたまらんかったです。
エッチなしでも、ここまで読ませられるし萌えさせることができるんだなーと。
キャラクター的にも私のド・ストライクなんですよね。
ヘタレワンコと女王様のコンビ。(ちなみに、まだどっちが攻めになるかは分からないです。が、読んでる最中、私の頭のなかではヘタレワンコが攻めだ!と決め込んでましたwもちろん逆の可能性もありますが…はてさて)
あとこの作品、ドラマCDもオススメです。
良い意味で。
BLに偏見ある人にも読んで頂きたい、そんな心温まる?作品。
Hが無くて反って良かったなんて思う話は初めてです。
これからLOVEに発展するのも勿論アリですが。
半人前吸血鬼の健気さに涙します。不器用な暁の優しさに胸打たれます。
そして、穏やかなんだかドSなんだか、ミステリアスな忽滑谷に萌えます。
実際の所、この本で読むまで、エンバーミングってお仕事のことはほとんど知らなかったのですが、現代の日本で吸血鬼の生存を可能にするための装置としてエンバーマーを相手に配する着眼点が、まず、すごい。
そして、エンバーミングって、実際に体験してみると、なかなか感動的でした。
日本では、ご遺体は火葬前提なので、エンバーミングといっても、火葬を待つ間ご遺体をきれいなままで置くための意味合いが大きいですが、この、きれいな姿のまま最後のお別れが出来るって、残された者の心情としてよかったです。
このシリーズは、死んでいるのに生きていて死ねないことで痛みに苦しむ中途半端な吸血鬼と、生きているのに心のどこかが死んでいて死者を生かす仕事に誇りを持っているエンバーマーがであって、「人として生きる」とは悩みながら成長していく物語。
所謂BL的なラブシーンは全く出てきませんが、この愛の物語のためには同性であることが不可欠と思えるので、やはりこれは立派なBL小説です。
かなり長いシリーズになりそうですが、木原初心者さんにもお勧めなので、是非最初から読んでいただきたいな。
さんざん他の方達も書いていますが、Hはなし、まだ恋愛もなし。
なのになぜ萌える?っていうことなんですが。
だから好きな人は大好きだし、ナニこれ?と思った人は絶対に駄目でしょうね。
これって木原作品の総称なのかも知れないですけど。
だったらBLの意味は?と聞かれそうですが、これが男女なら萌える必要はなく男同士の基本があるから、展開を予想して萌えるというか、エロはどこまで可能?とか想像の幅が広がるんだと思います。
つまりBLなのに、BL展開をなかなか見せないところに萌えるという……読んでいる方側がMなのか?とツッコミを入れたくなるのがこの(木原)作品(笑)
吸血鬼なのになぜかドジ。怖くない吸血鬼。
人間なのに吸血鬼を苛める暁(サドです@たぶん(笑))
吸血鬼を養う人間(に萌え)
応援したくなるカップル。
続刊です、アルを応援しよう♪
改めて作品データベースを読み返せば、何故始めに手に取って読み始めたかわからないくらいいつもの自分の好みとは合わない作品でした。ファンタジー系、擬人化とか興味なかったし、エロなしだし、絵もそこまで好みじゃないし、、、でもその全てを吹き飛ばして夢中になれる作品でした。ほんとに面白い!!何度も読み返してしまいます!
1巻では、木原先生特有の元気な時にしか読めない「痛さ」というのはありません。なので、読了後も爽快感の溢れる作品でした。私の場合1巻〜4巻まで電子書籍で一気に読み終えてから次の日に書店に5巻を買いにすっ飛んでいくほどハマってしまいました。
キャラクターも攻め受け両方とても魅力的な作品です。
好みじゃないかもと思って迷っている方、是非とも手に取っ読んでみて下さい!!
~と愉快な仲間達、ってフレーズは割と良く聞く系なんですが、この作品ほどそのままピッタリなのもそうそうないな、と思いました。
表紙イラストから色々と期待しちゃいますが、桃色展開はありません。
アホで可愛い冷凍蝙蝠で日本にやってきた、米国産のアルと、人間嫌いな無口で無愛想、おまけに口は悪いけど情深いエンバーマーの暁を中心に、暁の数少ない友人で刑事の忽滑谷、葬祭センターの同僚や部下たちの、どたばたコメディ……いや、サスペンス?
いやいや、ちょっとホラーでスプラッタまじりもの……?
でもないな。そう思わせたシリアスストーリー……………。
兎に角、ふざけたタイトルに尻込みせずに読んで欲しいです。
BL未満な匂いの展開がひたすら続きますが、気になりません。
蝙蝠姿のアルが可愛くって可愛くって、にやにやします。
昼間は『ギャッ、ギャッ』としか鳴けないのに、心理描写が巧みです。
いやぁ…これは本当に良い話。
可笑しくてぷっと吹き出してたのに、次の瞬間にはせつなくなって、胸がきゅうきゅうして、気がつけばアルの心情を思ってホロリと涙してしまったり。
緩急が絶妙で、一気読み間違いなしです。
昼間は蝙蝠、夜は人間の半端な吸血鬼・アル。蝙蝠の姿のまま冷凍食肉と一緒に日本に送られてしまいますが、良き出会いに恵まれ、それまでの寂しく惨めだった人生が変わっていきます。
前半は、アルが吸血鬼になった経緯、暁や忽滑谷と知り合う過程が描かれ、ゆっくりしたペースで話が進みます。アルが可哀そう…と思いながらも、全一巻の作品に慣れていた身には少し退屈で(すみません)。でも、アルが殺人鬼に刺されて大けがをするところからは、どんどん物語に引き込まれてしまいました。
特に、暁の厳しさの中に隠れた優しさがいいなと思いました。
口は悪いし厳しいですが、アルが大けがを負ったときは自分の血を飲ませてくれて。日本語をスパルタで勉強させたのも、アルが自立して暮らせるようになったほうがいいという思いやりからだし、勉強に付き合うのも手間暇がかかることです。暁は本当は情が深いのに、表に出さないのはなぜだろう…。暁の過去がとても気になります。
暁が、アルから「はなすたいせつ。(話さないと)きもちみえない」と注意されて、同僚の津野ときちんと話して赤面してしまう描写に、すごく萌えてしまいました。アルは半端な吸血鬼ゆえに社会からはじかれて、何年も人と話さない生活をしていたので、余計に人と話す大切さが身に染みているのでしょうね。アルと一緒にいると、暁の頑固さが少しずつほぐれていくようで、二人のやり取りが微笑ましいです。
アルはもうかなり暁を好きになっていますが、暁もいつかアルを好きになるのでしょうね。すごく時間はかかりそうですが(笑)。
忽滑谷や暁の同僚たちとも仲良くなって、アルの生活がどんどんにぎやかになっていく描写に、温かい気持ちになります。
これからの展開がとても楽しみです。
前から気になっていたこのシリーズ。まとめ買いして一気読みしました。
blとはいえ、1巻はアルと暁の間に恋愛的なものはないに等しく、題名の通り、人懐っこくて純粋なところが可愛いアルと彼を取り巻く愉快な仲間たちのお話という感じです。(ホラー要素はないですが、木原先生のお話なので愉快とはいっても全巻に多少の痛いシーンはあります。)2巻の終盤から3巻にかけて、アルは段々と暁に対して明確な恋愛感情を抱くようになり、暁にとっても、話が進むにつれてアルという存在がただの居候ではない大きな存在になっていきます。4巻で初めて恋愛面で大きな進展がありますが、心身ともに完全に結ばれたわけではなく、終盤かなり切ないシーンもあります。5巻では、アルと暁の絡みは恋愛面だけでなく会話すらまったくないですが、アルは身体的にも精神的にも大きく成長し、自分の暁に対する愛のあり方の考えも変わっていきます。その5巻に番外編として収録されているのが、暁の過去編です。
正直この過去編を読むまで、恋愛面での展開はかなり遅めなこともあってblに萌えるというよりも、可愛いアルに癒されたり、でもたまにその後先考えない行動にイライラしたりハラハラしたりしながら、アルの成長日記を母親のような目線で読んでいる感じでした。この過去編は、話自体も木原先生らしい現実的な辛さがひしひしと感じられて読み応えがありましたし、どうしてこういう人格になったのかをいまいちつかみきれていなかった暁という人物のバックボーンとそのときどきの心情が詳しく書かれていて、今の彼の考え方が前よりずっとわかりやすくなりました。同時に、成長したアルがどんなふうに暁の心をとかしていくのかをすごく見てみたくなり、今作に対しては今までそれほど求めていなかった恋愛面での萌え展開に大いに期待が高まりました。
5巻のあとがきで木原先生も、次で2人に決着をつけてあげたいというようなことを書かれていたので、大きな進展を期待しつつ、6巻の発売を気長に待とうと思います。
今からシリーズを読み始める方は、5巻後半の暁の過去編から読むのもおすすめです。暁が蝙蝠好きになったきっかけもわかります。
それにしても、過去編に出てきた諫早と海斗の間に何があったのかが非常に気になります。
読む前から漠然と面白いんだろうな~な予感はしていましたが、正にその通りで一気に読んでしまいました。
吸血鬼…と聞いてミステリアスでちょっぴりダークな雰囲気をイメージしていましたが、初っ端からの冷凍状態。
人間の姿になったと思えば女子トイレでの全裸騒ぎ(大事なところはモップで隠す)とお茶目度高くて一気にのめり込みました。
警察にお世話になりすぎなのも笑いました。
日本語は分からず勉強中なのでお子ちゃまのようなたどたどしさも可愛い。
日中はコウモリの姿になりギャッと鳴くことしかできなくなるのも新鮮で非日常な物語にうっとりしました。
早く続きが読みたいな―。
ただアルが傷付けられる描写はなかなかに痛くてヒエーってなりました。
さすが先生です…!!
むぼち
jimmyさん、はじめまして。
私はむぼちと申します。
私が投稿を始めたのはここ数ヶ月のことで、jimmyさんとのやりとりは今回が初めてですが、jimmyさんの投稿はいつも楽しく拝読していました。
jimmyさんのお人柄や、暖いご家庭の様子がうかがわれるレビューやコメントのファンでしたから、一度退会されたあと、おっさんとして戻ってこられたときはとても嬉しく思いました。
「吸血鬼と愉快な仲間たち」は、jimmyさんのレビューがきっかけで読みはじめました。
だから、この本を見るたび、jimmyさんのコウモリ萌えを思い出します。
今夜は、もういちどこの本を読んでみたくなりました。