あらすじ
商業作品『座布団』『花扇』の関連同人誌の2003年までの総集編。
2011年『座布団』シリーズ新装版には未収録の、初助師匠をメインとした短中編四編を収録。
「布団」
時代劇俳優兼ゲイバーのマスターである香田滋は、先日亡くなった落語家・山九亭初助の落語CDを聞きながら、彼との馴れ初めに想いを馳せる。
「傷」
山九亭初助が初助になる前、少年時代の「いちや」が出会った若き軍人への淡い初恋と、その終わり。
「城ケ崎心中」
香田は、一か月だけ共に暮らした相手からの激しい情のこもった手紙を見ながら、己もまた同じようにひとを思っていたころのことを思い出す。初助と香田の関係と、香田と年下の役者・岡との関係がオーバーラップする。
「おだん」
初助のパトロン「おだん」であった財閥系企業の下村会長。彼を己の実父と確信しながら、初助は彼の息子を誘惑し、そして容赦なく捨てた。
同時収録作品城ケ崎心中
- エロ度
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少なめ
- プレイ
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- 設定
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芸能界・業界
- トーン
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せつない
シリアス
同時収録作品おだん
- エロ度
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少なめ
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- 設定
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芸能界・業界
- トーン
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シリアス