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shitto
大好きなシリーズなので、こちらだけ分冊で購入しめした。
麗しいみずかねりょう先生の扉絵もついていて嬉しい(#^.^#)
「悪食」より『嫉妬』
千里の元へ、槙さんからの紹介だというお客が訪れ、友人の遺作を寄贈したいという。
預かった絵を見つめる死者の想いを汲み取ろうとする水琴。
遺作に纏わるお話も面白かったのですけど、なんと言っても水琴の素直さがいい"(ノ*>∀<)ノ
その素直さが小悪魔ですよ!
無自覚に煽るの、天才だわ。
そんな水琴に忍耐を試されたり、ガツガツ頂いたり、な千里を思うとにまにましっぱなしです。
もやもや、なんてかわいいもんじゃない嫉妬と独占欲を抱く千里にもね( *´艸`)
これ1冊で出版すればいいのに!
とっても読み応えがありました。悪食らしいお話でした。
怜一の紹介でやってきたカップル。彼らが持ち込んだ絵に巻き起こる事件と、今後の泉里と水琴の将来についてなど。
絵に秘められた想いはとても重いものでした。その想いは水琴にも嫉妬を呼び起こして…。
胸がモヤモヤする…なんて可愛い表現ですね!
無事に解決するものの死者の願いはきっと果たされたのではないかと想像する泉里。
そして怜一との会話。妖精画家の才能の守り手について。もし水琴が自分以外をあんなキラキラした目で見つめたらきっと破滅させてしまう!と恐ろしい嫉妬を燃やすのでした。
このシリーズは本当に人の恐ろしさ優しさなどを丁寧にすくって読ませてくれますね。
4巻も楽しみにしてます。