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caramel bitter no koibito
作家さんの新作発表
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うえださんの地味~なストーリーは好みなんですが、これはどうも・・・
メインキャラクターのどちらもあまり好みじゃなかったのが大きいかな。
和真(攻)は『ヘタレ』なんでしょうが、ヘタレ大好きの私なのにまったくいいと思えなかったんです。なんでだろう。
律(受)は、まあまさしく『ツンデレ』って感じなんでしょうか。根は可愛いのはよくわかるんですが、それでもツンすぎる受はどうも好きになれません。
不器用で誠実なストーリー展開は悪くないし、予定調和だとしても淡々と優しい雰囲気で安心して読めるんです。
それでも、やっぱり『悪くない』どまりなんですよね。
なんかさら~っと読み終わってしまって、共感ポイントも何もなかったなあという感じでした。
とても素敵なお話でした。
ページ数が少なめなので、簡単にひかれあってくっつくかな……と思ったら、結構読み応えアリでした。
タイトルのキャラメルビターは、受の性格を表しているんだと思います。甘いだけじゃなくてビターなんだね。タイトルまで素敵。
実は、最初から最後まで「和真はお店を売りたいんだから、律が買えばいいじゃん」って思っていたんですが……。でも、それだと二人が接近せずに、お話がすぐに終ってしまうかな?
……しかし、教授は不器用な方ですね。別れ際に「本当にあなたが好きだったんですよ」って言われたら、ウソ臭いなって疑ったとしても「ありがとう」と言えば良かっただけの話。それを「単位が目当てだったんでしょ」なんて決めつけるから、お金を要求されることになって。
慰謝料がわりに単位ならホイホイあげちゃうけど、お金を要求された途端、被害者面になっちゃってるんだよね。それ、おかしくない?
しかも、今つきあっている相手とのことを口止めにくるなんて、どんだけ小心者なのか……。別にラブホに入るところを見られたわけでもないんですよ。喫茶店で待ち合わせただけなんて、いくらでも言い抜けできると思うんだけどな~。
こんなに不器用じゃいつか痛い目に合うでしょうね。現在のお相手の子もかなり鈍感そうだし、先が思いやられます。別にいいけどね!
教授はさておき、お気に入りの一冊になりました。
最後はお父さんの供養もしっかり済ませる事ができて、二人の今後もなんとなく予感させる締めくくりで、良かったです。
父親の死後、残された喫茶店で、出会った二人、
初めは、意地っ張りの張り合いで、店を辞める、辞めるのは嫌、
で揉める二人。
男の恋人がいた、律に対して、そっちの人でなかった、和真。
昔の男が現れ、律を傷つけたことが、決定的で、
それまでも、憎く思えねくなっていた、二人が大接近。
上手くまとまって、良かった、和真も店を残すことに、
考えが変わって、今はラブラブな二人。
落ちとして、慰謝料で沖縄豪遊旅行には、ちょと笑える。
楽しい作品でした。
イラストの麻々原先生、素敵な二人で感動です。
先生の絵は、現在よりこのころの方が、いちばん好きです。
地味ですが、優しくて、とてもいいお話でした。
主人公はインテリアデザイナーの和真(攻め)。
父親が亡くなり、父親が経営していた喫茶店を畳もうとするところから物語は始まります。
その喫茶店には、アルバイトの律(受け)という青年がいた。
律は喫茶店の売却に大反対する。彼にとってこの喫茶店は、とても大切なものだったのだ。
何度か律に会ううちに、彼に惹かれていくノンケのはずの和真。
本当に地味なお話ですw
でも丁寧で清潔感のあるストーリー展開が心に気持ちよくて、優しい気持ちになれました。
最初のセックスシーンも良かったなー。言葉攻め羞恥プレイしない攻めが好きです。
ただ、和真と律と律の元カレの三人で話す場面は要らなかった気がする。
お金でケリをつけるのも、私は、オトナの誠実さの証だと思ってるので。一方的に元カレを悪人にする話の展開に少し興が削がれてしまった。謝れないのは不誠実というだけじゃなく、不器用なバカなんだと思うよ。元カレが本当の悪人なら、涙流して謝罪して、裏でベロ出してたさ。
不満だったのは、そこだけです。