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hoshi ha negai wo
丁寧な心理描写。エロ少な目。読み物として楽しめる作品。
両親に育児放棄され、養護施設で育った小谷未来
養護施設で同室だった高崎流星は、父の暴力で保護された
暴力事件で内申評価を下げられた流星は中学を卒業すると同時に養護施設を出て、音信不通になる。
数年後、未来は、勤めていた工場閉鎖で失業。
流星が代表に就く会社で募集があることを知り、応募、未来は流星の会社で働くことになる。
流星が未来を避ける素振りを見せるので、流星は過去を隠したいのだと思い、未来は距離を置く。
ある日、流星は、虐待を受けたトラウマがあり、暴れる衝動を制御できないことに悩んでいたと未来に打ち明ける。
未来の優しい性格に惹かれていた流星は、ずっとそばに居ると言う未来の言葉を得て、安堵する。
・・という流れで、全体の三分の二は、淡々とした調子の作業日誌のような進捗。
流星はつれないし、未来は自分が悪いと内省してばかり。
このまま終わるのか?と諦めた後半、一気に二人は歩み寄ります。
不自然な急展開で、前半焦らしを貯めすぎたんじゃない?と思うくらい、結末があっけない。
ハピエンです。
「星は願いを」のタイトルは、
流星=星が,創業した会社の社名は、未来の名前からとっていて、
何時か未来と再会したいとずっと願っていたこと。
流星は、未来と再会をした時、想いを告げたかったこと。
・・等を示したものだと思います。
流星は、孤独だった。
私にも、いつも味方をしてくれる家族が居るので、流星の気持ちがよくわかる。