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yoru ni kuchiduke
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
まるで夢のようなお話ですね。日頃の憂さが晴れるような清々しいほど甘くて可愛らしいお話でした。
2006年発行のお話ですが、もう名倉さんさすがです!!
純情で無垢なとんでもなく可愛い高校生、純理。純理の純は純粋の純なんだよ!17歳の高校2年生。なんとパーティーで白のタートルのノースリーブのフワフワのセーターにお揃いのフワフワのリストバンドまでして、白ウサギの妖精か?な出で立ちが似合っちゃう男の子なんですよ!
対する攻めは純理の理想ドストライクの男前長身イケメン永野、35歳。
大晦日にホテルの非常階段で出会い…エッチしちゃいました♡
燃え上がる二人。純理は何もかも永野が初めてで、もう永野のことで毎日頭がいっぱい!
はぁ〜、純理の可愛いこと!同級生はみずからSPになるほど学園のアイドルです。
なんと永野はパイロットで勤務が変則なためデートもなかなか出来ず、純理はそれはもう会いたくて会いたくて。
というか、お話の中にまるで歌詞のような言葉がたくさん出てきますね。
会えない時間が愛を育てましたね。
色々ありましたが、やはり年の差もの。純理が自分には何もない、お金すら自分で稼いだこともない…と思い詰めてしまって。
ひとまわりも年の差があって、相手はイケメンパイロットで元カノは美人の人気モデル。怯む純理でしたが…。
純理にも自分でやろうと思えたことが見つかって良かったです。羽ばたきそうですね。井戸田だったからってのもありましたよね。
可愛い可憐な受けと年上溺愛攻めで、攻めが受け可愛いさに言葉責めしちゃったり、性欲が毎回暴走してしまったり、携帯の待ち受け画面を純理の寝顔(事後)にしたり、攻めがハッスルしちゃって!
最後に笑ったのは、二人でシャワーを浴びて永野が純理の体を強引に洗ってあげてるときに、泡の中からちょっぴり純理のアソコが顔を出してる描写です。
年の差です、しかも19歳差!
ひえー、名倉さんやってくださいました。
年の差カップル、しかも年下受け好きな方にピッタリな作品です。
そして『うさぎ』呼び(と言っても最初のうちだけですが)好きのわたしにも、どストライク。
三人称で、本編は受け視点、SSは攻め視点です。
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受けの純理は、映画監督の父と舞台女優の母を持つサラブレッドな17歳。
しかし、本人は業界には興味がなく、ウンザリしています。
攻めは、パイロットでハンサムでちょっと強引な永野、36歳。
女性もわたしも放っておきません。
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永野とは父親のパーティーで偶然出会ったわけですが、もうここからスイスイと進んでいきます。
純理自体も自覚のあるゲイですし、永野は純理に一目惚れなので。
年の差が19歳もあるだとか、高校生だとかは一応気にしてはいるものの、もうすっ飛ばしております(苦笑
40ページもいかないうちにキスをかまし、序盤から速攻にロミジュリか?のごとく「会えなくて淋しかったんだもん」「俺もさ」(勝手にアフレコ)とイチャイチャ始まるので、その辺りの甘ったるさ(あと、えっち度ですね)を堪能する作品かと思います。
わたしは基本攻めキャラ重視で、攻めさえ好みならば他は気にしないアバウト思考です。
そんなわけで永野素敵王子!と感じた時点で、純理の言葉遣いが生意気で嫌いだとか、ちょっと高校生が泣き過ぎだよ!とか、クラス全員能天気すぎだろ!とか、どうでも良くなってしまいました(笑
ただ、作中ムカムカ胸焼けしたのは、純理につきまとうカメラマン。
自分は悪くなくて純理が魅力的なのが悪いと言わんばかりで、棚に上がりまくり。
これが名倉さんの狙いならば、すっかりハマってしまっています。
そしてそれに対しての、浅はかーな純理の対応にも。
純理が飛行機を苦手な理由づけはかなり強引で、これならなくても話は進んだのでは?とも思いますが、一応永野の職業とも絡ませるためなのかな?
この辺りも純理はまさしく純粋培養というていで、普通の高校生よりもかなり子供です。
永野もものすごい溺愛っぷりですので、このくらいアホの子くらいでちょうどなのでしょうかねえ。
まあストーリーは、純理だけが赤くなったり青くなったりしているだけで、特に何もないと言えるものですので、設定を楽しめるかた向けです。
最後に、真生るいすさんのイラストが堪らなく素敵です。
特に濡れ場(笑
漫画も出されているなら読んでみたいと、久々に思いました。
髪がちょっとラフに長めな永野がひたすらカッコイイ!もっと見たかった!
攻・永野浩一郎(36) パイロット
受・緒川純理(17) 高校生
純理は映画監督の父親の影響で芸能関係者と顔をあわせる機会も多いのですが、ゴマすりやおべっかの大人たちにうんざりしています。
常々自分の性癖に悩んでいて、それが原因で「目立ちたくない」という思いがより強いのかな。
大晦日のカウントダウンパーティーでしつこいスカウトらから逃れたところで、結婚披露宴に出席していた永野と出会います。
お互いに一目惚れです。
17歳の純理に、36歳の永野は最初は躊躇しますが、あっという間に陥落ですよ。
純理のかわいらしさに手放せなくなってしまう。
キスをして、それだけでガマンするつもりだったのに、純理の方が(無意識に)積極的で、堪えきれずにホテルの部屋に。
飛行機に乗るのが嫌で修学旅行を嫌がっていた純理に、パイロットである永野はお守りを渡して苦手意識を和らげます。
修学旅行先で駆け出しのカメラマンに隠し撮りされた写真がきっかけとなり、純理は騒がれるようになります。
目立ちたくない純理は必死に隠します。
父親が有名な映画監督で、亡き母親が女優。
そんな派手なバックボーンのせいで、自分を歪んで見る大人たちに嫌なな思いをさせられてきていたのか、永野に写真のことを言い出せません。
そんな時、永野の元カノが有名なモデルだと知ります。
永野は「カワイイ」といってくれるけど、純理は自分の何処が好かれているのか分からないし自信がない。
偶然元カノと鉢合わせたとき、モデル(芸能関係の仕事)を嫌う純理を「子供のリクツ」と一蹴。
その力強さに、自分に自信のなかった純理はモデルの仕事をする決心をします。
純理の周囲に現れる大人たちにヤキモキしながらも、成長を見守る永野は優しいです。
しかし…17歳はダメよ(笑)。
永野は17歳に手を出しちゃいけないと理性で分かってても、待てないのです。
他の奴に純理をかっさらわれるくらいなら、犯罪者にもなろうってもの。
覚悟決めてますから、周囲にも牽制しまくりです。
とにかく甘々でメロメロでイチャイチャしてます、この2人。
「君にくちづけ」は永野の視点から。
純理の友達・登にヤキモチ焼いたり、でれでれにノロケてたり…とても36の大人とは思えない姿がカワイイです。
登くん、親友とその恋人のために、苦労するかもしれませんが頑張ってください(笑)。
ピッタリの1冊だと思います。年の差19歳で、攻めは職業パイロットのイケメンで、受けは父親が映画監督で男女共にモテモテな美少年の高校生、と、ゴージャス感もたっぷりです。
お話は、お互いに一目ぼれした2人が、相手が大好きで、離れてる時は寂しくて、一緒に居る時はイチャイチャしてる…という、ひたすら糖度高めになってます。
いや、それだけじゃなくて、将来を悩んでいた高校生が、好きな人ができることでやりたいことが見つかるというのも、ちゃんとあります。でも、彼氏の元カノがモデルをしてて、自分もモデルになったら褒めてもらえるかも…という動機はどうかなと思ったけど…。
だけど、すぐ不安になる恋人を、大人の包囲力と経験でメロメロにしちゃうカッコイイ攻めに、読んでてウットリします。
おまけに、両方の視点で書かれてるので、どちらの気持ちも分かって面白いです。
丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。
いやぁ、もう、すごかったです。
甘々×5乗とか10乗とか・・・って言いたくなるくらいw
ちょっと表現の仕方は悪いかもしれませんが、
甘いお菓子を幾つも幾つも食べて、食べ過ぎて
気持ち悪くなるくらいな時って有りますが(笑)そのくらい
でろんでろんに甘いお話でした。
でも、決してキライじゃない!
むしろ、甘過ぎ度合が潔いほどな気がして好きですねw
そのくらい甘いお話なので、
気分が沈んでる時に読むと、笑えて来ます。
辛い悲しいお話読んだ後なんかに是非w