異世界でのおれへの評価がおかしいんだが 極上の恋を知りました

isekai deno ore heno hyouka ga okashiindaga

異世界でのおれへの評価がおかしいんだが 極上の恋を知りました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
43
評価数
9
平均
4.8 / 5
神率
77.8%
著者
秋山龍央 

作家さんの新作発表
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イラスト
高山しのぶ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
発売日
電子発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784434285172

あらすじ

気がつくとRPGゲーム『チェンジ・ザ・ワールド』の世界に転移していた超インドア・ゲームオタクのタクミ。期せずして黒翼騎士団の一員になった彼は、団長ガゼルと副団長フェリクスの寵愛を一身に受け恋ごころを育んでいた。そんな折、突如この世界を滅ぼす元凶――魔王が現れる。なぜか彼は、タクミが黒翼騎士団に利用されていると思い込み、強引にも自分のもとに引き込もうとして――!? ドS魔王降臨! 最強騎士達との三角関係が新たな局面を迎える! シリーズ待望の第3弾!

表題作異世界でのおれへの評価がおかしいんだが 極上の恋を知りました

黒翼騎士団の団長
ゲームの世界に転移してしまった超インドアゲームオタク

同時収録作品異世界でのおれへの評価がおかしいんだが 極上の恋を知りました

黒翼騎士団の副団長
ゲームの世界に転移してしまった超インドアゲ

レビュー投稿数2

勘違い突っ走る

元はムーンライトノベルズで掲載だったかな?久々にムーンで読みたくなって探しても出てこなかったんでググったら書籍化されてたので3巻まで一気に購入
加筆修正されててトリップの原因も覚えてる内容とは違ってて新鮮に読み直しできました。
うまい具合に勘違いがハマっててストーリーが進んでいくのが楽しいです
あとエロも結構濃く3P好きにはたまりませんな!

0

溺愛っぷりが最高なのです

気がつくとRPGゲームの世界に転移していた主人公。
偶然の成り行きで最強騎士団に拾われた彼が、周囲と恋愛フラグなんか立てながら異世界を冒険したり溺愛されたりするお話、第3弾です。

こちらですね、タイトル通り主人公の自己評価と周囲の彼に対する評価のズレなんかが大変面白くて、更に萌え処になるお話なんですよ。
や、誤解が誤解を呼んで行くみたいな、コント的な楽しさ満載と言うか。
よくもまぁ、本人達の認識がこれほどズレていて、上手い事話が噛み合って行っちゃうよなぁ!的な。

また、攻め二人による溺愛ぶりだったり、主人公の成長だったりと、痛い展開ゼロで王道の萌えを楽しめる大変エンターテイメント性の高い作品と言いますか。
基本的にBLを読む事で、笑顔になりたい癒されたい、ついでにお笑いも欲しい私にとってはめちゃくちゃ好みの作品なのです。

いやこれね、私の勝手な意見ですが、もうちょっと評価されててもいい作品だと思うんですよ。
ちるちるではそれほど評価されてませんが、『このBLがやばい! 2021年度版』でもランクインしてますし。
えーと、主人公が『マ』のつく自由業なんかをやってる、ああいうタイプのお話がお好きでしたらめちゃくちゃハマると思うんですけど。
とりあえず、私はめちゃくちゃハマっています。

ちなみにここまでですが、黒翼騎士団の一員として与えられた任務をこなしつつ、団長であるガゼルと副団長であるフェリクスとに溺愛されまくるタクミ。と言うもの。
で、今回ですが、ちょっとした誤解やスレ違いなんかが発生した事で、タクミが自分の気持ちを見つめ直す契機になると言った感じでしょうか。
あと、ラスボス・魔王との直接対決なんかも待っていてと、恋愛面でもストーリー面でも大変盛り上がり見せる巻になると思います。

で、この魔王なんですけど、「ドS魔王降臨!」とはなってるものの、基本的に人が良さそうと言うんですかね。
タクミがこの国に利用されてるんだと勘違いして、何故か「お前を気に入った!一緒に来い!」的な。
そう、意外と可愛いヤツなんですよ。
また、彼には哀しい過去があってと、意外な真相なんかも明かされます。
こう、敵なのに、全然憎めぬ!
むしろ、めちゃくちゃ好き!!って感じでしょうか。
山場ではどうなる事かと切なくて仕方なかったですよ。

また今回、繰り返しになりますが、恋愛面でも大きく進歩します。
えーと、タクミですが、白翼騎士団の団長・リオンとフェリクスの会話を立ち聞きしてその内容から、なんとリオンがガゼルの事を好きだと結論付けちゃうんですよね。
まぁ毎度の事ながら、この誤解を元にしたフェリクスなんかとのやりとりに笑えて仕方なかったりするんですけど。
本当、よくもまぁ、これだけ上手い事会話が噛み合っていっちゃうもんだよ。

で、ガゼルがリオンの想いに応える場面を想像して、胸が苦しくなるタクミ。
ガゼルからの求愛を保留している自分には、何も言う権利が無いんですよね。

また、嫉妬から暴走しそうになり、そんな自分からタクミを守ろうと、距離を置く事にしたフェリクス。
彼から避けられる事で、これまたフェリクスに対する自分の気持ちを見つめ直すタクミ。

そう、今巻でですね、ようやくタクミが自分の本当の気持ちに気付くのです!
いやもう、ここまでくるのに3巻もかかっちゃったけど。
まぁそんなワケで、焦れったいけど、同時にこの「恋心を自覚する過程」にめちゃくちゃ萌える巻なのです。
良かったね、ガゼルとフェリクス!と。

と、そんな感じで、萌えあり、お笑いあり、冒険ありと、今回も大変楽しい巻でした。
ちなみにお話自体は、アルファポリスさんの方では既に完結しています。
次巻でおしまいですね。
さびしい・・・。
このお話読みたさにアルファポリスさんにユーザー登録までしたのに。

2

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