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ikemen harem ⅹ heibon anthology kouhen
前編編に続き後編です。
・「アバンチュールはお手柔らかに」
・「転生した僕はこの学園で、最愛のきみを探す」
の短編2本です。
・「アバンチュールはお手柔らかに」
旅行中で脱童貞(処女)を計画していた主人公が、滞在先の宿泊先で複数Pでどっちも喪失するというお話。
何だか知っちゃかめっちゃかな展開と結末にポカーンとしてしまいました。シュールすぎて、私の好みじゃなかったです。ストーリは浅く、ツッコミどころ満載なので、無感情でひたすら読むことに終始しました。
・「転生した僕はこの学園で、最愛のきみを探す」
前編・後編通じて、このアンソロジーの中では一番長編で作り込みがある作品だったかな、と思います。
転生もの&前世の記憶がある主人公が、"大事な人"を探す物語。学園もので生徒会のきらびやかメンバーにモテまくる平凡・地味な主人公が、夢の記憶から前世の謎を探っていきます。
どっちかっていうと学園わちゃわちゃ寄りです。イケメンたちに好かれまくるので、親衛隊から良く思われなくて意地悪されたり…みたいなことがあります。登場人物がめっちゃいるので、誰とくっつくか最後の最後まで分かりません。
読みながら自分なりの「推し」キャラを見つけるのも良いでしょう。
気になったのは、主人公の喋り方。オカン気質と前世の記憶のこともあり、母親チックな喋り方なんだろうと思うけど、私には気持ち悪いさしかありませんでした。普通の喋り方のほうが違和感なかったと思います。
お話の系統的に、小説より漫画の方が合ってるかな、と思いました。
・「アバンチュールはお手柔らかに」…しゅみじゃない
・「転生した僕はこの学園で、最愛のきみを探す」…萌え1
平均値で「中立」評価にしました。