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toshishita ookamikun ni aijo gohan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ほのぼの可愛い、ご飯もの+モフモフ作品になります。
多少切なかったりジレジレする部分はあるんですけど、とにかく年下ワンコとおっとり美人受けの可愛い恋愛を堪能出来ると思うんですけど。
あくまで私の印象ですが、杉原先生の作品で今まで一番明るいと言うか可愛いんじゃないかなぁ。
それにしても攻め、可愛すぎるわ。
「柊也さん(受け)は俺が守るぜ!(キリッ」みたいにやってるのに、ひたすらニヤニヤしちゃいましたよ。
年下ワンコ攻めがお好きな方は、ぜひ!
内容です。
両親亡き後、小さな定食屋を受け継ぎひとりで営む柊也。
便利屋バイトである大学生・隼斗との出会いをキッカケに、自身が獣人の血を引いていた事が判明するんですね。
そこで、突如発現した獣人としての力を上手く制御を出来ない柊也は、また同じ獣人だった隼人から制御の術を習う事になりますがー・・・と言うものです。
まずこちら、現代社会に獣人達が紛れ込んで生活してると言う世界観なんですね。
で、この力の制御ですが、暴走を避ける為に有効なのが体液交換と言う、大変楽しい設定もあったりするんですけど。
えーと、体液を摂取(キス)すると、柊也は数日の間は力が安定する。
それは、隼人の獣人としての力が強いと言うだけでは無く、実は二人の間に隠れたとある事実があるからで・・・と言うのがお話のキモになってくると思うんですけど。
こう、王道ながら萌えをしっかり押さえたストーリーで、楽しく読ませてくれる作品だと思います。
で、個人的に一番萌えた所。
攻めのワンコっぷりだったりするんですよね。
そもそも受けとなる柊也ですが、おっとりだけど芯の強い年上美人。
そんな彼から訓練のお礼として、隼人は毎晩のようにご飯を食べさせて貰うようになるんですよ。
これね、それこそ王道の餌付けされるワンコなワケですが、生真面目で礼儀正しい隼人が、出されたご飯をすごい勢いで食べてたりする描写が楽しくて楽しくて。
また彼ですが、なんと言うか反応がいちいち可愛い。
こう、柊也から頭を撫でられれば、尻尾をパタパタ振るってな具合で。
そんな自分の反応を恥ずかしがるてな具合で。
いやね、獣人として特殊な血を持つ柊也は性的に狙われる羽目にもなるんですけど、「俺が守る!」とか隼人がやってるのがやたら可愛く見えちゃって。
こう、微笑ましいと言うか。
一生懸命な年下ワンコ、最高ですなと。
これじゃあ柊也も、どんどんほだされるわな!と。
や、柊也は柊也で年下ながら頼もしい隼人にドキドキしちゃったりしててと、本当にこの二人、ひたすら可愛い日常を繰り広げてくれちゃうんですけど。
ああ、萌えまくると。
癒されまくると。
攻めの過去がですね、意外に重いものなんですよね。
それに絡んで二人の間にスレ違いが起こりと、若干切ないし焦れったい部分もあるんですよね。
ただ全体的には、ほのぼの可愛い印象が強い、癒し系作品だと思うんですけど。
個人的には大変ツボ作品でした。
定食屋店主柊也と獣人なバイト隼斗のお話。三人称で視点は二人を行き来する形なので、外側から両者を見つつ二人ともの心理描写が読めて、漫画を読んでいるかのよう。軽く楽しめるラブコメで、癒し系としても読めそうなゆるさが良かった。
舞台は柊也が営む小さな定食屋。出される料理は、食べると獣人たちがちょっと元気になる(意訳)、という設定が面白かった。そしてケモ耳シッポや覡、番といった盛り盛り設定がどんどん出てくる。メイン二人は生涯でただ一人の番。
で、まあ設定を利用しながら二人の仲は深まっていくわけだが、くっつく前からあちこちからライバルが現れる。迫ってくるのは全員男性、というかそもそも出てくるのが男キャラばかりで、BLだなあという感じ。
その後もBLらしく、ベタすぎる勘違いと嫉妬と自己完結を経てめでたしめでたしな展開へ。他の男に向ける笑顔を見て嫉妬、それは実は自分の話をしていたから、なんてエピソードは百万回見たって言われるやつ。
目新しさは無いけど、作品の空気感がとても良く、わちゃわちゃした日常描写が好きだった。興味を惹かれる脇キャラも多く、特に鳥海のフクロウ獣人設定がとても気になっている。フクロウ獣人が主役の物語もぜひ読んでみたい。
欲を言えば、定食屋を活かして飯テロ描写が欲しかった。料理名すらあまり出てこず、獣人への効果が評価されてばかりなので、新メニュー開発に励む柊也が可哀想かも、不味い料理を出しても獣人客で埋まりそうなので。
電子限定のおまけでは、新設定がぶっ込まれてる……なぜここで?とびっくり。他にも投げっぱなしになっている件があり、続編書きたかったのかな、と思った。カップルはしっかりくっついてイチャ付いてるので、これ一冊でも楽しめる。
たまにはこんなのも、とふいに欲しくなりそうな作品。あとがきにある通り、ゆるっと読めて良かった。
父の跡を継いで定食屋を営む柊也(受け)は便利屋サービスで派遣されてきた斎槻隼斗(攻め)の血の匂いに反応して倒れてしまいます。
実は隼斗は異世界からきた獣人で柊也が運命の番であるため隼斗の血に反応して柊也が覚醒してしまったのです。
両親のどちらかが獣人だろうと言われますが、今は亡き両親に聞くこともできないこともあり、当面隼斗が能力のコントロールを指導することになります。
見目も良く人の良い柊也は人に好かれやすいため、ボディガードも兼ねて隼斗が住み込みで面倒見ることになります。
コントロールの練習で力が暴走すると隼斗の体液を取り込みことによって安定させるという方法をとるので、柊也は隼斗を意識するようになってきます。
隼斗に恋する幼馴染が異世界から突撃してきたり、柊也を口説こうとする人がいたりと賑やかになるのですが、2人はどうなるのでしょうか。
異世界ものかと思っていたけど、条件が整えば異世界へと行き来できるという世界線です。
隼斗は元の世界で友人や家族を傷つけてしまい、こちらに逃げてきています。
それをとても気にしているため特別な相手は作らないつもりでしたが、番が見つかってしまったこと戸惑ってしまいます。
力のコントロールには心身安定のが必要なため、柊也には番であるということを告げないことにしています。
柊也のことを知るたび惹かれていき、無防備な柊也の側にいて悶々としてしまうのです。
柊也は人間と獣人のハーフですが、能力が覚醒していなかったので伝えられていませんでした。
でも、覚醒する前から何か感じるものがあったのか初めて会った時からお腹を空かせた隼斗に賄いを食べさせたり面倒をみてしまいます。
誰かと深く付き合ったこともなく、治療とはいえ暴走するたび隼斗とキスすることに慣れてきていることに戸惑っています。
そして、番であると知らされていないため、隼斗があまりに親身に柊也の面倒を見ることに申し訳ないと思っています。
両視点で話が進むため2人の心情がよく分かります。
初めは隼斗からの矢印が大きかったですが、次第に同じようになっていく過程を楽しむ話だったと思います。
ただ、気になったのは、運命の番だとわかった時、隼斗が相手が男であることのまったく戸惑ってなかったことです。
男でも妊娠できるというようなこともなさそうなのに、登場人物は亡くなった母親以外全て男性で、それで良いのかしらとちょっと不思議に思いました。
異世界転移はある程度の能力と条件が必要で訳ありの人がくるみたいな話だったので、こちらにいる獣人は少ないのかと思っていたけど、結構頻繁に出入りしているので、悲壮な感じがなくなってちょっと軽い感じになったことに拍子抜けしました。
とはいえ、天涯孤独な柊也に家族ができてよかった。