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堅物御曹司のハートに恋の火をつけたのは勝気なパーティプランナーの卵!
gokujo onzoushi no renaijousu houteishiki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
毎度お馴染みアメリカ人セレブ×日本人美青年のシリーズで、ロックハート家の御曹司第四弾になります。
「極上御曹司の初恋略奪方程式」の攻め・キャメロンのお兄ちゃんが今作の攻めと言う繋がりですが、単品で問題無く読めます。
で、今回、受けの行方不明になった友人を追って主役二人でニューヨークからマイアミへ。
そう、「救出大作戦!」って感じのお話なんですよね。
えーと、パーティーでウェイターをしていた主人公・恵と、ロックハート財団の御曹司・コンラッドがひょんな事から知り合う。
で、同じウェイター仲間で親友でもあるヒロが、富豪の個人宅でのパーティーに出席したあと行方不明に。
単身、彼を救い出そうとする恵に、何故かコンラッドが協力を申し出て・・・って感じでしょうか。
こちら、ストーリーとしてはとても面白いんですよ。
共に協力して事件を追う中で二人の距離が縮んで行くのが上手いですし、二人は間に合うか!?って感じでハラハラドキドキと手に汗も握らせてくれる。
また、機転が利いて度胸がありやんちゃと、ここ最近の定番「清楚で大人しやかな受け」とはかなり印象が違う主人公も新鮮。
いや、何と言っても、こうと自分の気持ちを確信したら、自ら仕掛けて行くのがいい。
男だからね!
ウジウジ悩むんじゃ無く、当たって砕けろ的な潔さに惚れ惚れしちゃうんですよ。
個人的にかなりすきなタイプの受けで、男らしくて最高だと思います。
と、ストーリーとしても面白いし受けのキャラもめちゃくちゃ好み。
なのに何故か、そこまで萌えが上がらず・・・。
いや、何でなんかなぁと考えてみたんですけど、どうも甘さが足りないからみたいなんですよね。
こう、徹底的に。
そもそもこのシリーズ。
攻めと受けの両視点で進み(そうじゃないのもあります)、特に攻めのとち狂った受けへのメロメロぶりが楽しかったりするんですよ。
が、今回は終始受け視点。
その上、堅物でイマイチ感情表現が控え目と言うか、クールな態度の攻め。
えーと、頼りになるしスマートだしすごくいい男なんだけど、イマイチ受けへの愛情爆発ぶりが伝わって来ないと言うか。
いや、行動を見てれば恵に対して愛があるのは分かるけど、足りない!
甘さが足りないよーーー!と。
なんかね、細かい萌えで申し訳ないんですけど、恋愛慣れして経験多しと思っていた受けが、実はバックヴァージンだと分かった時。
攻めが「ん?」から「うおお!!!」ってなるのがめちゃくちゃツボなんですよね。
で、今回の受け・恵ですが、そのまさかのバックヴァージン。
この場合どんなにクールな攻めでも、鼻血の一つや二つ出して欲しいんですよね。
でも、「最初で最後の相手になるんだね」みたいな余裕の態度。
いや、すごく思いやりがあるしいい男なんだけどさぁ!
せめて、せめて両視点なら、内心で愛情爆発させてたりするのが読めたかもしれないのに!
何故、そんなに冷静なの・・・!
まぁ、完全に個人的な好みで、いいお話だしいいカップルなんですけど。
と、そんな感じで、すごく面白いお話だしラブ面でも素敵なんですけど、個人的な好みからは少しズレてたので「萌」で。
しつこいですが、甘さが足りないと言うのは完全に私の勝手な好みの問題です。
ロックハート家の御曹司、第4弾です!初恋略奪方程式のキャメロンの兄コンラッドです!
登場した時から名前に見覚えがあるなあと思ってたら、あの時の!キャメロンのお兄さんだと。
今回は全て受け恵視点です。
そして今までと大きく違います。
恵がやまとなでしこじゃない!
髪は赤く染めて、パーティープランナーを目指しながらも派遣会社に登録してウェイターをやっています。
元気でやんちゃでコンラッドに対しても全然敬語は使わないし。
そしてお話はほぼ恵のルームメイト、ヒロ救出作戦という感じで…。攻め視点も無いし、今までのように「なんて色っぽくて可愛いんだ!」とか「好きになっちゃダメだ!」とかはないです。
コンラッドは言うことだけ言ってすぐ、くるっと背中を向けますし。
まあでも恵も最高の巨根を引き当てて良かったね。
コンラッドもやけに親身になってくれたり、今後の誘いとかあったり、堅物だけど好意ありまくりだったんですね。
今回も恵の妄想がなかなか暴走気味です。
コンラッドはいつでも臨戦態勢!巨根の家系はゆるぎません。
でもやっぱり控えめなやまとなでしこ受けも読みたいなあ。
御曹司 × パーティープランナーの卵
パーティープランナーを目指す高桑恵(受け)は派遣会社でウエイターをしながら、再就職を目指しています。
大富豪ロックハート家のパーティーに派遣された恵は客の1人が薬を飲み物にいれるところを見てしまいます。事件を未然に防ぐ恵でしたが、チーフには騒ぎを起こしたことを叱責されてしまいます。
その際たまたま近くにいた主催者のコンラッド(攻め)に事情を説明したことで知り合いになります。
そんな時、ルームメイトのヒロからもっと時給の良い仕事を紹介されます。あまりに待遇が良いので何か裏があるのではと警戒するのですが、案の定ヒロが仕事から帰ってきません。ヒロがひどい目にあっているのではと心配する恵をたまたま居合わせたコンラッドが捜索を手伝ってくれることになるのです。
ロックハート家第4弾。
とはいえ、いつも通り今作だけでも大丈夫。
大体何かの事件の捜索や人探しをすることが多いロックハート家のお話ですが、今作は事件に巻き込まれたと思われる友人を探す話でした。
今作は前作までと違い受け視点のみで話が進みます。
そのため、コンラッドがあまり表情豊かではないのも手伝って、コンラッド側の気持ちが今ひとつわかりません。
ヒロの言う通り、探すのを手伝ってくれると言った時点でそうだったのかもしれませんが、とてもそんなふうに見えなかったので、コンラッド視点も読んでみたいと思いました。恵で抜いてたと言っていたコンラッドがどんなふうに思ってたかすごく気になります。
恵は今までのロックハート家のお相手の中では今までにないやんちゃな子で、告白も自分からしちゃうし新鮮でした。
向こうみずなところもあるけど、度胸もあるし機転も効くし、こう言うところがコンラッドのハートを射止めたのでしょうか。
犯人は分かっている状態なのに、セキュリティが邪魔をして中々辿り着けない中、ハッキングを駆使して追いかけるストーリーはとてもスピード感があって楽しかったです。
ストーリーの大半が事件解決に費やしたので、甘い時間があまりなかったのがちょっと残念かな。
それにしても、コンラッドの知り合いの探偵さん。この人が凄腕なのです。悪人でなくて本当によかったと思えるくらいで、彼がいなかったらヒロは助からなかったかもと思うと今回の事件のMVPはこの探偵さんですね。
それにしてもロックハート家の男性が日系男子大好き案件。
後継問題が心配です。