資産家一族の御曹司×純情可憐な白衣の天使で贈る、密着集中治療ラブ☆

御曹司の天使溺愛計画

onzoushi no tenshi dekiai keikaku

御曹司の天使溺愛計画
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×29
  • 萌10
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
76
評価数
21
平均
3.6 / 5
神率
9.5%
著者
神香うらら 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
御曹司の溺愛家族計画
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784041088104

あらすじ

事故から目覚めた病室で、富豪の御曹司・シドニーは天使のような看護師・架に心を奪われる! ストーカーから間一髪で架を助けたシドニーは、別荘のナイトプールで彼と甘い秘め事に耽るが、ストーカーが侵入し更に不審者も!?

表題作御曹司の天使溺愛計画

シドニー・ロックハート,35歳,大富豪の御曹司
千葉架,25歳,シドニーを担当した看護師

その他の収録作品

  • 危険な男
  • あとがき

レビュー投稿数5

バカップルのアホな会話、楽しすぎーーーー!!

毎度お馴染み、アメリカ人セレブ×日本人美青年シリーズになります。

「御曹司の溺愛家族計画」のスピンオフでもあるんですけど、今作だけで問題なく読めます。
ちなみに、「溺愛家族計画」のクレイグが今作の攻め・シドニーの従兄弟と言う関係性なだけで、特に前作の二人は出てきません。
ちょっぴり残念。

で、このシリーズですが、毎回甘くて可愛い両片想いを堪能出来るのが魅力だと思うんですけど。
攻めがセレブな為、庶民な主人公がゴージャスでロマンティックな世界を体験するのも楽しいですし。
プラス、作者さんが推理ものがお好きとの事で、ちょっとした謎解きなんかも絡んできて。
えーと、小難しい事は考えずに、痛さゼロ、切なさ1ミリ程度で甘さと可愛さをただただ楽しめばいいお話と言いますか。

個人的にこのシリーズが大好きで、毎回とても楽しみにしてるんですね。
また、今回は更に、私が最も好きなパターンで、互いにメロメロな二人の両視点!
受けが好きすぎてちょい暴走気味な攻めにも、清楚なのに妄想逞しい受けにも、終始ニヤニヤさせてもらいましたよ。
互いしか目に入っていない二人の、アホな会話にも笑わせてもらいましたよ。
今回は普段よりコメディ色も強い為、とにかく楽しいんじゃないでしょうか。

ザックリした内容です。
交通事故により、病室で目覚めたシドニーが目にしたのは、可憐で美しく笑顔の優しい天使。
看護師である彼に一目で恋に落ちたシドニーは、手に入れるべく、密かに計画を練り始めます。
一方その頃、担当患者で大富豪の御曹司・シドニーの、甘く優しい言動に落ち着かない気分を味わう看護師・架。
元患者からのストーカーに悩まされている彼は、危険な所を間一髪でシドニーに救われー・・。と言うものです。

で、この後、このストーカー事件をキッカケに、退院して療養する事になるシドニー。
付き添い看護師として架が指名され、スリーピーホロウにある別荘で二人が過ごす事になると言う流れ。

こちらしつこいですが、両視点による、互いへのメロメロ描写が一番の萌え処だと思うんですけど。
そもそも今回の攻め・シドニーですが、キャラがやたら面白いんですよね。
えーと、前向きで自分の気持ちに正直で、やたら陽気。
そして、ちょい暴走気味。
架の水着姿を拝みたいばかりに、別荘のプールに工事してライトまで取り付けちゃう。
また、口説き落とすのに必死で、ロマンティックなムードを作ろうと「月がキレイだ」だの甘いセリフを言い、架の戸惑った反応を見ては「見え見えだったか!?」と、内心で焦る。
いや、何でしょうね?
こんな調子で、紳士然とした言動の裏での、アタフタした内心が笑えて仕方ないと言いますか。

またこれ、架は架で、シドニーに熱く胸をトキメかせつつも、(臆病な為)自分の気持ちがバレないように必死で取り繕ってるのが可愛いと言いますか。
いや、リハビリの一環としてプールに一緒に入る事をお願いされたりするんですよね。
するとシドニーの足がつり(!?)、肩を貸そうとすると、何故か抱き締められる体勢になっちゃう。
で、身体が反応しちゃって、死にそうに恥ずかしがる。
更に、そんな架の様子を見て、理性のたがを外し、鼻息も荒くしつこく追いかけるシドニー、みたいな。
いやもう、端から見たら、完全にバカップルじゃん。

と、甘酸っぱい日々を過ごす二人。
そんな中、なんと架のストーカーが別荘に侵入し、更に何者かに襲われて意識不明となってるのを発見するんですね。

果たして、ストーカーを襲った犯人の正体とは?
更に、別荘で以前から囁かれてきた、幽霊の噂とは?
この謎解きなんかが、面白いんじゃないでしょうか。

今回、コメディ色が強いと書いたんですけど、この事件自体も、面白い展開を見せてくれまして。
これ、証言として、犯人は全裸なんですよね。
全裸で襲ってくる犯人って何やねん?みたいな。
ついでに、この裏に更に隠れた真実があったりするんですけど、ネタバレでは「なるほどね」とニヤリとしちゃって。
トリックのオチが、なかなか面白いと思うんですけど。
単純だけど、言われるまで気付けない系ですかね。

ところでですね、くっつくまでも相当なんですけど、この後のくっついた二人のやりとりなんかが、更に甘いと言うかバカっぽくなってまして。

えーと、架がうっかり、後ろで自慰をしてる事を漏らしちゃうんですよね。
すると、鼻を押さえて呻きながら「すまん、君が自分で指を入れてる所を想像してしまって。鼻血出てないかな?」とシドニー。
で、「出てないです。想像しないで下さい」と架。
こんな調子のやりとりを繰り返してて、「アホなカップルだな~」と、こっちもひたすらニヤニヤしちゃうんですよ。

あと、架と想いが通じあった後の、シドニーの浮かれっぷりにも笑わせてもらえて。
ニヤケながら、「この可愛い天使が、俺の恋人になってくれた!」みたいな。
いや、架が目覚めた途端に、ニヤケ顔から紳士らしい穏やかな笑みにすかさず切り替えるのにも、吹き出しましたよ。
平和と言うか、おめでたい男だよ!

まぁそんな感じで、とても甘くて可愛くて楽しいお話でした。
この作品を読んだ時、ちょっとレビューが書ける状況じゃ無かったんですけど。
なのに、この萌えを訴えたくて訴えたくて、ジタバタしちゃいましたよ。
思う存分訴えられて、大変幸せです。

6

バカップル化一歩手前の両片想いをニヤニヤしながら読める

作家さん買い。
こちらの作品は、私の考える「これぞ!神香うらら作品」の典型だと思いました。

・外国人大富豪×清楚系日本人
・攻めが一目惚れして、初っ端から受けにメロメロ。
・両片想いだけど、お互いモダモダしてる甘酸っぱい様子を、交互の両視点でニヤニヤしながら読める。
・ただの溺愛ラブストーリーなだけではなく、途中でミステリー要素も加わるので謎解きも楽しめる。
・初心いクセにアナニーなど割と積極的な受け。
・やたら早漏で、パンツ履いたまま射精しちゃう受け。
・もちろん攻めは巨根。

こんなところでしょうか。
たとえ作者名が書かれていなかったとしても、読んだら、これ絶対に神香うららさんのだ!!と断言できる。

今回のお話の攻めは、アメリカ有数の大富豪・ロックハート一族の御曹司。
女にはモテまくってきたけど、自分から好きになったのは初めてという男。
愛情表現が直球で、もったいぶらずに告白しちゃう様子などが、スカした感ゼロで好感持てました。

途中の騒音騒ぎ・不審者の謎も二転三転して良いスパイスになっていて楽しめました。
オチがまさかの……で笑えたわ。

ハズレなしという感じでとても良かったです。

あ、そういえば……。
こちらの作品でも、初エッチが巨根ゆえに挿入が途中までで終わっていたんだけど、これもお約束なんでしょうかね?
ズブリと根元まで挿れて、朝までめくるめくエッチ〜!というのはあんまり読んだ記憶がない気がする。

「御曹司の溺愛家族計画」のスピンオフなのだけど、未読でもまったく問題ありません。
「御曹司の溺愛家族計画」は既読のはずなんだけど、中身忘れていたので再読してみようと思います!

3

本気の恋愛をしたことのない御曹司の初恋


御曹司が一目ぼれした看護師を手に入れる話。

両視点で話は進むので両方の気持ちがよくわかります。

読み始めて初めて気が付いたのですが、前作「御曹司の溺愛家族計画」のスピンオフになるようです。
とはいえ、前作攻め様クレイグの従兄弟が今作攻め様という関係と舞台が同じスリーピーホロウというだけで、前作の二人は名前だけの登場なので前作を読んでなくても全く問題ありません。

<あらすじ>
目覚めるとシドニー・ロックハート(攻め)は知らない場所で寝ていました。
動けないことに驚き、天使がいたことから自分は死んだのだと覚悟するんですが、実際は事故で重症を負って病院に入院しており、天使だと思った人は看護師でした。
担当看護師・千葉架(受け)に一目ぼれしたシドニーはなんとか彼を口説こうとするので
すが・・・

架がストーカーに執拗に追いかけられていることを知ったシドニーは半ば強引に退院後の専属看護師として架を派遣させ、自分が最近相続したスリーピーホロウの屋敷へ連れていくことにするのです。
約束の10日間で架を口説き落とすために・・・

二人は良い感じに距離を縮めていくのですが、ある日事件が・・・
スリーピーホロウにまでやってきたストーカーが屋敷の庭で意識不明の重体で発見されたのです。
犯人は誰なのか・・・



初めは恋に不慣れな御曹司と身分違いの御曹司にこれ以上惹かれないように気合を入れる看護師の攻防戦のような感じだったのですが、架はあっけなく白旗をあげるので、途中からは誰が犯人なのかという話になります。
犯人が分かってからもまた一波乱あり、最後まで楽しめました。
基本は御曹司がひたすら甘やかす甘々な話ですが、それにサスペンス要素が加わり楽しかったです。
特に架が好きな推理小説家の話はエピソードとしては少しですが面白いです。

ただ、シドニーの家族については全く出てこなかったのでその辺りももう少し読みたかったかなと思います。
前作カップルのように跡継ぎに困らない状況ならいいのですが、シドニーの家族に受け入れられるのか心配です。たぶん、きっと大丈夫なんでしょうね。
シドニーが何とかしてくれるでしょう。

前作カップルとのクロスオーバーを番外編かなにかで読みたいなと思いました。


1

ある意味アメリカンドリーム?

昨日初めてこのシリーズの三作目から読んで、遡って二作目のシドニー×架編を読みました。

どうも途中で一晩挟んだせいか寝て興奮が冷めてしまったせいか読後感は恋愛成就より事件解決の方が印象が強かったかな。

事故で入院し初めて目が覚めた時に看護師の架と目があい、天使だ!と雷に打たれたような?人生初めての衝撃を受けるシドニー。

もうシドニーの人生をひっくり返すような初恋に、その衝動に驚くも、どうやって架を手に入れるかを考えるシドニー。
その頃架は担当患者のシドニーが苦手で…。

架のストーカーやらシドニーの療養やらで二人でスリーピーホロウの別荘に10日間を過ごすことに。
また出てきた!と嬉しくなりました。まあこっちのが先なんですけどね。

この10日間でなんとかして架を手に入れる!と意気込むシドニー。そしてカウントダウンが始まる。

架のために手間と財力を惜しまないシドニー。
なんとしても一緒にプールに入りたい!水着姿が見たい!本当はビキニパンツを穿かせたい!
暴走しがちなシドニーですが、架もどうやらシドニーを意識しまくってて、好きになったらダメだ!この気持ちがバレたらダメだ!と自分を抑えているものの、シドニーの水着姿や裸体やアソコの膨らみをしっかり見るところが!
そして架のチラ見をちゃんとわかって喜んでいるシドニー。

すぐパンツの中で射精してしまう架。恥ずかしがる彼にたまらないシドニー。
その後も生産が追いつかないほどなんだかんだで射精する架。

まあ事件もありながら二人も想いを通わせ体の関係も進んでいくのですが…。

やっぱり一緒に寝たほうがいいと思うんだ。何もしないから。
シドニーがもう架にホイホイかかってますね。

恋愛も経験も初心者な架に暴走しがちな変態シドニー。

事件の方もなかなか成果が出ずハラハラで。
侵入者の目的もそれぞれで。
9日目の夜中にはやっと全てが解決し。

最後は婚約と同居と将来を約束して。様式美ですね?
今回の受け架はなかなかリアリストな印象でした。
初心で純情で心がキレイで天然で…といういかにもな可憐なアジアンビューティー受けではなかったのが新鮮なような…。

巨根の家系は本当のようですね。

0

さらっと

シリーズの2作目だそうですが、溺愛を求めて読むとやはりまだまだ甘さが足りない。 前作攻めキャラクレイグの従兄弟だそうですがストーリー中も会話として名前が出てきただけで、2人が会ったりすることはなかったです。 今回は事故で運ばれた病院で患者と看護師として出会う2人。 御曹司のシドニーが看護師の架に一目ぼれ(?)専属の看護師として数日間を別荘で過ごすことに。その間に架を自分のものにしたいと思って頑張るお話。その途中、架のストーカーだったり全裸の男だったりと寄り道しながら進んでいきますが、もう少し落ち着きがある攻めの方が私は好みだったかな。

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