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kinjishiou no tyouai omega ha warawanai
「笑わない理由」が面白そうだと思って、6巻まで読みました。
電子書籍版には、挿絵がありません。表紙だけ。
Ωバース、身分差がある二人の恋愛。
1-6巻までの大まかな粗筋。
警備兵のサナは、留学中の王子と出会って発情して、自分がΩだと知る。
妊娠が分かると別れて、独りで産み子育てしていた。
サナが生んだ子供・リンリンは、父親似のオッドアイの獣人の男の子。
リンリンが5才になった時、父親がサナ親子を探し出し、迎えに来た。
サナは、かつてのガーシュインの国へリンリンと共に行くが、戻ってくるつもりでいた。
ガーシュインの国は、後継者争いが粛清されたばかりで不安定。
サナが、ガーシュインの国に長居出来ない事情が有ると分かる。続く。
・・と言う展開。
コッソリ王様の子を生み、シングルマザーで子育てを頑張るΩの物語は、よく似た粗筋の八十庭たづ 著「はなれがたいけもの」を先に読んで居たのでつい比較。
主人公は天涯孤独、少数民族の子、赤い髪の毛の美貌、小柄でとても強い兵士。
共通項多い粗筋と登場人物だけど、似ていて違うのは、盛り上がりの大小。
ファンタジーのドキドする盛り上がりがイマイチないのは、分冊版だからなのかな?文章が淡泊だからかな?・・と考えたのですが、淡泊に感じる文調は、この作者の個性というか描き癖で個性なんだと思う。
もう一つ、登場人物に魅力が乏しいのも、燃えない要素かもしれません。