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aiin no irezumi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
エロス度★★★★★★★★★★
盗賊団の頭と秘宝の在処を示す刺青を持つ青年の恋。
全編受けのニナ視点。
亜樹良のりかず先生が描くニナの淫らな姿が最高で涎が出ちゃう!
ラブ&エロスに特化した作品で、自分を攫った盗賊と恋に落ちるストーリー、快楽によってニナの背中に浮かび上がる刺青が何とも色っぽい♡
ジュウドによってエロス度が増すニナが色っぽく、特に縄跨ぎやモブ達との絡みで何回もイかせられてしまう場面は圧感のエロさ♡
〝秘密の花園で捕まえて〟での長いお仕置きエッチも必読ものでした♡
久々に西野さんの作品を読むと、読みやすいし基本ハピエンなので安心します。
読み始めてものの数分で「甘〜〜(喜)」となるのは流石です。忙しい現代人向け…
今回はモブもなく(普段なら絶対あるシチュなのに)、甘いエロ多めなのは相変わらずですがお話の展開との配分も良かったです。
ちょっと受けが女の子過ぎるなと表紙と名前で後回しにしていたのですが、使命を全うするために抗う(快感に)ところは気丈だし髪長い&背中の刺青はセクシーですね。
ニナが踊り子に扮する練習としての綱渡りは…エッチ過ぎた。
「魔女の血族」や「溺愛調教」に比べると、難の無さが読みやすくも、まとわりつくような強烈さは無いです。その分気軽に溺愛甘エロを読みたい方におすすめです。
ある意味、意外な読後感。
西野先生の作品の中ではかなり爽やかな部類ではないでしょうか。
タイトルや艶やかな表紙、隠し彫りと言われる特殊な刺青設定は一見エロティックではありますが、実際は勧善懲悪+純愛系ストーリーです。
舞台は中世の大陸を彷彿とさせる戦乱の世。
主人公ニナは、秘宝の在り処を示す自らの刺青を、ルミリア王国の第一王子に届ける使命を果たすべく旅をしていた。
しかし戦争により既にルミリア王国は滅ぼされており、王子の消息もわからないまま彷徨う日々。
そんな中ニナは、刺青と秘宝を狙う盗賊ジュウドにさらわれてしまう。
逃亡を企てるも叶わず、愛人としてジュウドの傍に置かれることとなったニナだが、
意外にも町の民に親切で愛情深いジュウドに徐々に心惹かれるようになる。
そんなある日、ジュウドが実はルミリアの王族なのではないかという疑念が浮上。
しかし彼はニナが身体を捧げるべき第一王子ではなく、その弟のようで……。
自分の使命のためにはジュウドとの関係は続けられないと思い悩むニナ。
その渦中、敵国兵に奇襲され、絶体絶命となったニナとジュウドの運命は――。
という感じ。
様々な設定や登場人物も登場しますが、西野先生の文章は比較的端的で読みやすいので、疲れずスルスルっと行けちゃうと思います。
ガチ複数プレイ、インモラル、濃厚アブノーマルはありません。
しかし決してエロの手を抜いているわけではなく、
強引に快楽を引きずりだされちゃうとか、
モブ衆に悪戯されるとか、
ちょっとしたお道具プレイなどなど、
随所に盛り上がる展開があり、一つ一つの濡れ場描写はさすが、と言えるくらいスムーズで丁寧な印象でした。
そして、ハピエンBLの法則通り、当然ジュウドはニナの探し求めていた第一王子です。
敵を倒し、国を再建し、ニナは王子と幸せに暮らしましたとさ。めでたし。めでたし。
という後味スッキリなおとぎ話仕上げ。
メリバ展開は一切無く、安心して最後まで読むことができました。
基本的に攻も受も性格が真っ当でしたね。
歪みとか、ほの暗さとか、抑圧感とか、他レーベルでよく見かける闇属性は今回ありませんでした。
ひたむきで、誠実で、無垢な受と、強く一途な攻という王道ラブファンタジー。
光の射すような爽やかエロ。
いつもの西野先生の世界観はちょっと濃くて苦手かも、という人にも手に取りやすい作品だと思います。
作家買い。
西野先生×亜樹良さん、そしてこの表紙。ということでエロエロ~な作品をイメージして手に取りました。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公はファル族の青年・ニナ。
ニナが人買いに捕らえられ、人身売買の対象となりオークションにかけられるシーンからスタートします。
見目麗しい若き青年であるニナですが、彼が売買の対象となるのはそれだけが理由ではない。ファル族は、背中にアルミナ王国の秘宝の在処が刺青で彫られていて、快楽を与えられることでその刺青が浮かび上がる-。
そんな伝説があるのだ。
事実、売買の場でニナは媚薬を飲まされ、性的に触られ、その背中に文字が浮かび上がった。ニナの金額が上がり続け、購入者が決まり売り渡されることになったまさにその時、会場が暗くなり、ニナはその場から救出される。
ニナを助けてくれたのは盗賊団の頭領であるジュウド。
だがしかし、ジュウドもお宝を狙っているようで―?
というお話。
ニナの背中に浮かび上がる刺青の、その本質は。
ニナが背負う宿命は。
そしてジュウドの本当の狙いは?
といったところを軸に進むストーリーです。
西野作品なので、と言って良いでしょう。
エロてんこ盛りです。なにしろ、ニナの刺青が浮かび上がってくる条件が「快楽」なので。
なのですが、エロいだけじゃないんだなあ、これが。
ニナが背中に刺青を持つ理由とか、彼の内に秘めた思いとか。そういった部分がきちんと描かれているので読みごたえがあります。
そしてジュウドとニナの恋の行方も。
うん。
まあね、読み進めるとジュウドの正体とか、狙いとか、そういうものも何となくわかっちゃうんですよ。先の先までスーッと見通せる感じ。なのですが、これが二段構えになってるというか。ネタバレになってしまうので詳細は書きませんが、二人の想いの推移っていうのかな。
彼らが背負うものと、少しずつ育っていく恋心。
そのバランスが秀逸というか二転三転する展開で非常に面白かった。
エロはねえ、ぶっちぎりなんですよ。
あまりエロいのはちょっと…、という気分の時にはお勧めしづらい作品です。
序盤からニナはジュウドに抱かれてしまいますし、ニナがモブに責められる(挿入まではありません)シーンもそれなりにあります。
エロだけではなくハラハラする展開でもあるのですが、それを上回る深い愛情が常に漂っていて、そこはかとなく甘い空気感もあり、個人的にはそのバランスがとてもツボでした。
西野作品にはよく登場する「受けさんを快楽で攻めるお道具」ですが。
今作品もモリモリと登場します。モブさんからの責めはちょびっと萎えてしまいましたが、ジュウドから責められるシーンはエロ&甘。ニナがとにかく気持ち良さそうなので、「責め」というよりは恋人たちのプレイの一つになってる感がモリモリ。
エロ多めで若干食傷気味になりましたが、ニナが「そう」なる理由もきちんとあるのでこれもまた良き。
エロ、そして甘。
そこに、ニナが果たそうとする責務とジュウドの男気。
ストーリーも面白く、キャラ良し、エロ良しで、萌えツボが刺激されてしまう、そんな作品でした。