kurinn
koi ni kogareru kemonotachi
スイがガルリスと一緒にキャタルトンに向かう数日前のお話のようでした。
スイがガルリスと遅めの昼食を取っていると、ヨハンが慌ててやって来て言いよどむようにヘクトルが倒れたと言って来たので、2人は取るものも取りあえず家を飛び出しました。
慌ててヘクトルの私室に行くとスイは違和感に気が付きます。元国王の危機に誰もおらず、しかも顔色は悪いと言うよりは白粉か何かで真っ白になっていたのでした。
それを見て直ぐに仮病だとスイは見破りました。それはスイをキャタルトンへ行かせたく無い、ヘクトルの一芝居だったのです。チカユキの様に笑って許せないスイは、そこで一計を案じてヘクトルを懲らしめるのです。
スイがチカユキ達を呼んで来ようとしたので慌てふためくヘクトルに、更にメスを持ち出してヘクトルが死んだら剥製にして僕の部屋に置いてずっと一緒だよと狂気的な演技をするのでした。
慌てて元気アピールをし出したヘクトルをスイは圧縮した空気の塊をぶつけて押さえつけたのでした。
そして叫んで懇願するヘクトルをそのままに、チカユキの元へと足を進めてました。
ヘクトル爺ちゃん相変わらずでした。
ガルリスの突っ込みに笑いました。
ただ自分も先に死んだら剥製にされてスイの側に居たいと本気で言ってましたが、スイはデレてましたが竜の巨体でどうやって一緒にいるのだと突っ込み入れたくなりました。