amazonの電子書籍版です
anosora e tokeyuku ballad
amazonkindleで読了。
虐待場面が続く前半だったけど、結末が明るい方向へ向かうので救われた。
そうでなければ、読後感 最悪。
これは読む人を選ぶと思います。地雷注意。
物語のほとんどが、佳樹視点で、内言が主。
高校二年の佳樹
浮気が原因の夫婦喧嘩で、母が父を刺して、収監されてしまう、
一人っ子の佳樹は、父の義弟、悟に引き取られる。
叔父は、少年を毎晩虐待を繰り返す。
生きても地獄、でも自殺はできない、死ねない苦しみ。
狂気に満ちた環境で生きているのに、正気を保ち続ける少年の自虐自責思考。
少年は、全国模試で常に上位の頭脳明晰な生徒だった
叔父に引き取られ転入した学校では、授業を抜け出し裏庭で喫煙
ふけている最中に出会ったのが、元生徒会長の高橋。
高橋との出会いで、環境が変わりだす。
暴力と依存。善意と偽善、嘘と真実の物語でした。