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kuchiduke wa arashi no yokan
攻・衆議院議員の久我原了輔(45歳以上くらい。正確には不明)
受・外科医の吉永佳隆(35歳くらい)
「雨のち恋模様」のリンク作品です。
受は↑主人公の兄・佳隆です。
かわいいかわいい(そういう意味で好きでたまらない、でも兄弟だからと諦めている)弟が、恋人と同棲を決めてしまった。
そのショックもあり、飲み会で深酒をしてしまった佳隆は、際立った顔立ちの、威厳と風格のある男に声をかけられます。
男を無視しようとする佳隆ですが、雰囲気と物腰柔らかでありながら物言わせぬ強引な口調に絡め取られて、関係を持ってしまいます。
翌朝、男が外出している隙に逃げ出してきてしまいますが、2週間後、突然衆議院議員の妹との見合いが舞い込みます。
見合いの席に現れたのは、2週間前の男。
衆議院議員の久我原了輔でした。
佳隆に再会するた妹の見合いをセッティングして、断れない状況を作ってしまう策士。
久我原のやんわり強引なアプローチに、じわりじわりと外堀を埋められてゆく佳隆です。
ツンデレ佳隆は、常識を外れることができない。
弟を好きだという気持ちも認めたくなくて厳しく当たるといった態度をとることしかできなかったくらいですから、同性から言い寄られても、素直には聞けないし、気持ちが傾いている自分を認めることもできない。
とにかくプライドは高いし、なかなか素直になりません。
久我原が病気で入院し、緊急手術をしたときになって、やっと自分の気持ちを認めようかな…という気になったというぐらいに、カタクナです。
大人同士の恋愛。
包容力のある、けれど強引で威厳と風格のあるオジサマと、富士山よりもプライドの高いツンデレ…。
もの凄くツボ設定のカップルなのですが、何故か今ひとつ満足できなかったのです。
受も攻も、理性で恋愛をしているようなところがあって、それが面白くなかったのかなぁ。
ツンデレ受は仕方ないとしても、攻には「大人の余裕」が無くなるような行動をとってほしかったかなぁ…なんて。
そしてもう一つの理由は多分…いや、間違いなく、攻の年齢が不明なこと!
作中で佳隆が「自分より10歳は年上」と想像していますので、大体の年齢は推察できるのですが。
落ち着きっぷりといい策士っぷりといい、もう少し年を取ってそうな気もするのです。
(いや、個人的な希望ってだけじゃないですよ~)