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inu hodo suteki na shoubai wa nai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
PET LOVERSシリーズ集めて満足して積んでました。(他にも積んでる本だらけ)
2022年コチラの作品文庫版として加筆修正されるではないですか!じゃあ、発売前に読もうと思ってたけど、発売後になってしまった。
まずは、新書版から読みました。
会員制デートクラブPET LOVERSでの倖生の初めてのお仕事は、派遣先の轡田宅で「犬」として過ごす事。最初は戸惑い、憤慨するもののどんどんハマっていく倖生。
犬の躾のコマンドが、今流行りのDom/Subユニバースみたいと思ってしまった。
ずっと四つん這い、言葉は発しない、水はお皿からピチャピチャ舐めて飲む、食べ物はご主人様の手から犬食い、手に残った物もペロペロ舐める、意志の伝達は、見つめながらゆっくり瞬き。
足元にじゃれついたりクゥンって鳴いたりしてる23歳成人男性。
愛しいと思えるの?私なら我に返ってしまうな。
でも、コチラの攻め様は、愛やつめと密かに思っちゃってたらしい。
無表情で気持ち伝えてくれないから受けの倖生はずっとご主人様に心振り回されっぱなし。
いい加減しんどいわってとこでトラブル発生からの大団円でした。
轡田さんの良き仕事の相棒、岡さんがなかなかいいキャラで好きです。
バカップルと化した轡田さんと倖生が目の前でいちゃついてても華麗にスルーしてくれる。
こうでなくちゃ、轡田さんの元では働けないんだろなー。平然な顔して甘々な轡田さん面白いから、轡田さん視点の実は心の中は騒がしかったりするお話も読んでみたかったです。
乳首ピアスを開けたそうな話をしていた轡田さん。
でも、倖生くんがモデルのお仕事する様になったら乳首ピアスはエッチすぎてダメじゃないですか?社長。脱ぐ仕事はさせないとか言うてたけど。
乳首ピアス、どうなるのか気になりました。(個人的には大好物です)
志水ゆきさんの表紙と作品名から想像していた内容とは全く違うものでびっくりしました。でも良い方に裏切られた感じ。ワンコ受け的なやつとか、もっとポップなSMもの(SMにポップとかあるのか?!)かなーと思っていた。
愛情を受けずに育った受け(ユキ)。適当に生きてたんですが、最初はお金のために犬になるという会員制クラブに登録します。まぁ、普通に考えてご主人さまとその犬っって感じで覚悟して雇い主のところへ赴く訳ですが・・・
実際は本当に犬になれと言われる。
しゃべっちゃだめ。四つん這いで動く。水を飲むのもお皿から。
お金のためと割り切るけれど、いつのまにか轡田に褒められたり優しくされたり可愛がられることで自分に欠けていた”何か”が満たされるような気持ちになる。
彼の犬になることで満たされてしまうユキ。生クリーム欲しさに轡田の手を舐めてしまうシーンは、ちょっとウルっと来ました。ユキの心が揺れていくところがね。
でもこのままではいけないと契約を解消した轡田。ユキは絶望します。そんな時にユキ身代金目当ての誘拐に合ってしまう。
この物語は辛い過去があったユキと少々歪んだ愛情を注いでしまう轡田だったからこそ成り立った関係だということ。その証拠に轡田の元カレではその大きな独占欲、束縛を愛おしいと思えなかった訳ですからね。
凸凹がうまくあって、最後は幸せな二人を読めて嬉しい。
相変わらず独占欲の強い轡田の元でユキはモデルの道を歩んでいく・・・
いやぁ、想定外だったのでかなり惹き込まれてしまいました。うん、読んで良かった。
ほとんど性行為のない主人と飼い犬だったので、まるで純文学を読んでいる感じで面白かったです。
最後にちょっとエッチがあるだけでストーリー重視の方にはオススメです。
こういうジャンルは新しいなぁと思いました。
受けは愛を知らず、ただ気ままに顔だけで生きてきた受け。
デリヘルを想像して入店したところ、お客様第一号は犬を所望のご主人様。
これが運命の出会い。
受け、犬としての生活がスタートします。
そして私の想像していた犬の生活をぶち壊されます(笑)
受け同様、驚きました。
本気で四足歩行をさせ、「待て」や「おすわり」まで躾けてまるで本物の犬のよう…。
とはいえ、犬としてでもたっぷりの愛情を注がれて受けも依存していきます。
どうして攻めがここまで異常に犬にこだわるのか…。
それは元カレや愛犬が関係しています。
また、元カレ登場して受けに「彼は執着が酷くてね…」と愚痴った時は「自慢か?」と思ってしまいました…。
今は一途だとしても、そういう発言はちょっとなぁ。
むしろ、そっち二人の話も気になるんですが(笑)
なぜ、そう思うのかというと、このお話、とにかくゆきおが頑張ったんです。
突き放されても、追いかけたし会いに行ったし告白したし…。
肝心な場面はほとんどゆきおが一歩踏み出した。えらい!
とはいえ、ラブラブになった途端、轡田が饒舌に…(笑)
あっまあまでした。
エッチ少なめのが逆に良かったなぁと思います。
愛に飢えた二人が、始まりこそちょっと変わっているけれど互いを愛していくの物語でした。
そうそう、消えた1,000万円の行方はいずこへ…?
「ちるちる不朽の名作BL小説100選ときめく恋」に選ばれた1冊。志水ゆき先生も大好きなので挿絵でもドキドキした。
ユキ視点で進むから轡田が何を考えてるのか分からず、ユキと一緒に不安だった。
最後まで読んでようやく深く激しく愛していたんだなとわかりました。
轡田の犬になることで、今まで受けたことのない愛情を感じたシーン。すごく心に刺さったな。
恋人になった後の2人の話も読みたいな。
さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので、犬を飼うことにした。
扉ページに書かれている攻め轡田(くつわだ)の独白です。
読了後、もう一度ここを読み返してみました。
日本語って素晴らしい!”さみしい”がひらがな表記なことで、一見隙のない完璧人間にも見える轡田の根底にある幼さや人間臭さを表している...と勝手に解釈してます笑(ヲタクあるある深読み癖)
そ し て!2021年始まって間もなく、ベストオブ幸せになってほしい受けにランクインした倖夫(ゆきお)が、この独白の後ろに透けて見えて私は切な死にました。たくさん幸せになってね...。
☆ここが尊いよ、くつゆき
1.二人とも寂しがり屋の甘えん坊カプ。過去のこともあり、独占欲の強い轡田と、愛を知らず育ち己が愛を求めていることを自覚しないまま無気力に生きる倖夫は、出会ってしまったが最後惹かれ合う運命なんです。ずっとイチャコラしてなさい。
2.作中では誇張なく本当に犬として轡田に飼われずっと振り回されていたような倖夫。けれど轡田により本来の倖夫の内面的外見的美しさが表立つようになります...が、自分に自信がなく周囲にどんな目で見られているかも知らずのほほんとしている倖夫(健気無自覚美人て最強)に、これから轡田の方がたくさん嫉妬し振り回されるんだろうなあと思うと、私は笑いが止まりません。ずっとイチャコラしてなさい。
犬として調教される倖夫がどんどんそれを受け入れ、悔しさや羞恥心が悦びとなる姿は率直にエロすぎました。それだけに轡田のある行動にプッチンキレる倖夫にめちゃくちゃ感情移入。
轡田も”犬”には裏切られることもない、そう思っていたのにその犬に惹かれる自分に焦っていたんだろうとは思いますが、ちょっと一発殴らせてほしいです。
読み手側を否応がなしに登場人物に感情移入させる文章は、さすが榎田先生完敗でした!
何でもっと早く読まなかったのか...。
読み終えた方は、くつゆきのイチャコラ話をもっとみた〜〜〜い!!!そう叫ばずにはいられないと思います。
素敵な作品ありがとうございました!
ワンコプレイではなく、本当の『犬』として接し教育するお話は真新しく、とても興味深かったです。
非人道的なようで、そこに安らぎというか幸せが見えるんですよ。
皆さまが言う自分も轡田(攻め)の犬になりたい、って気持ち凄く分かりますもん。
愛を感じるからこそ低俗な遊びには見えず魅力を感じました…。
どこにでもありそうなお話ではなく、オリジナリティがあった。
読んでいてこれは当たりだと思いました、面白かったです!!
2020年最初に読了。
評価が良かったので楽しみにしていましたが読んでみてもとても良かったです!
正直「犬」というのはもちろん男娼であるのだから最初からエッチな展開なんだろうなと思っていたのですが、本当の本当に「犬」として扱われる生活に驚きました。
しかし物語が進むにつれて、ユキオがユキとして飼い主をどうしようもなく無条件で愛していってしまう様が危険であり可愛く映ります。さすが榎田先生の一言。
ペットラバーズシリーズをライオンと猫も読了しましたが最初の犬が個人的にはストーリーが一番良かったです。犬が一番ベーシックなペットですね。飼うなら私も犬がいいです。
「犬ほど素敵な商売はない」というタイトルから漂う自嘲めいた感じやコミカルさはなく、ガチの犬っぷりに途中ビビりました。
ワンちゃんごっことか、ワンコ受けみたいなかわいいものではなく、「犬になる」契約をした受けが最初は反発しながらも、途中心底、攻めの「犬」としてなりきるというか「犬そのもの」になっているところは、もはや洗脳&マインドコントロールされまくってるとしか思えず、なんつー恐ろしい話なんだ……と思っていたのですが……。
破れ鍋綴じ蓋なんて言葉が生易しく感じるほどでした。
途中で攻めのことを、相手をまるごと呑み込む嵐の海にたとえ、対する受けは乾ききった砂漠だと例える一文があるのですが、まさにそれだと。
お互い愛に対して尽きぬものがあって、運命としかいいようがない組みあわせだと思いました。
これだけだったら萌萌くらいだったのですが、最後の展開に神だ!!!と思いました。
生い立ちのせいで自己評価が著しく低い受けは、周囲から執拗にモデルデビューを勧められても、自分に自信がないからと相手にしません。
それを聞いた攻めが「自分の狭量のせいで、自身の価値を知らずに過ごすなんて……最悪だ」と、モデルデビューを勧めるのです!
受けのことを「宝石箱にしまっておきたい、鍵をかけて誰にも見せたくない」と本気で思っているし、受けに仕事をさせず家で専業主夫やらせて閉じ込めておきたいというのが本望だろうに、自分の嫉妬心よりもお前の未来が優先されるべきだからと言って、新しい世界へ挑戦させる姿に果てしない愛情を感じました。
お話の途中までは、完璧な飼い主と完璧なペット犬という病んでる?としか思えないような関係だったけど、こんな素敵な終わりになるとは思いもよらなかった。
そしてモデルの仕事に関する細かな注文が、もはやご馳走さま…としか言いようがない域に達してて読んでてニヤニヤしちゃいます。
そしてお話の最後の最後、攻めのセリフが何とも良かった。
他のシリーズも読んでみようと思います!
Pet Loversシリーズ第一弾、犬です。
賛否両論ある作品ですが、私はシリーズ内では今作が一番好きです。
とはいえ、読み始めはあんまりの『犬』徹底ぶりに引きそうになりました。
本当に犬の躾けですもん…。
しかし反発していた倖夫が轡田に愛情を感じるにつれ、私も今作の好き度があがってきたという。
寂しい者同士なんです。
轡田は「さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので、犬を飼うことにした」といってクラブから人を犬として雇うくらいですし、倖夫も愛に飢えていた人。
出会い方が特殊すぎなんですが、出会うべき人に出会ったんでしょうね。
想いが通じ合った後は、どんな時も「最初に会ったらキス」という約束のある2人。
ちょ…少しは周り気にして…(笑)
お互いしか見えてない、そんな2人にニヤニヤしました。
今作で一番好きなセリフは「お前を喰らうよ」。
クラクラします…!