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隔絶された世界で生きる無垢な少年たちは、過酷な愛に溺れてゆく。 大人気全寮制学園ファンタジーBL最新作!
bright prison gakuen no bara wa tenka ni saku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「ブライト・プリズン」10巻目になります。
ここから読まれる方はまずおられないとは思いますが、完全な続きものなのでご注意下さい。
ちなみに未読の方、全力で推したい作品ですが、毎回すっごい所で終わって続巻が出るまで悶える羽目になるので、完結してからのまとめ読みをオススメしたい。
爆弾が投下されて終わる→続きが気になって気になって発売早々に飛び付く→読む→爆弾が投下さ・・・のエンドレスですよ。
薔(受け)が心配で心配で、待ってる間に胃が痛くなるよ。
で、今回、あらすじにある通り、竜神に乗っ取られてしまった常磐を取り戻すべく、薔が奮闘すると言うのが大筋になります。
これね、ラストで驚愕の展開が来て、端末を持つ手がブルブル震えちゃうほど興奮しましたよ。
いや、大げさじゃなくてマジで。
そもそもこのシリーズ。
完全に予想外の展開やどんでん返しで、毎回驚愕させられたり逆に歓喜したりって感じなのですが、同時に萌えもすっごいんですよ。
こんな過酷な状況でも、真っ直ぐ愛を貫く主人公にとにかく感動で。毎度悶えまくってしまう。
また、主役二人は既に相思相愛な為、甘いシーンがガッツリ読めるのも嬉しくて。
が、今回、最初から常磐が竜神に乗っ取られた状態。
また、次々主人公を襲う過酷な出来事と、もうここまでで一番しんどい巻なんですよ。
読んでて、ずっとずっと辛い。
あまりに容赦無い展開に、作者さんをうらめしく思いましたもん。
ただね、そんな中でも、薔が自分の全てで頑張る姿に、とにかく胸が熱くなるのも事実でして。
こう、悩み、苦しみつつも、常磐を取り戻す事だけ願って戦う。
その為には竜神の、自分に対する好意まで利用してと。
いや、機転を利かせて窮地を乗り越えてゆく薔が、とにかく格好いい。
めちゃくちゃ格好いい。
マジでシビれる。
また申し訳ないけど、色仕掛けで竜神を操るに至っては、思わず「ヨッシャぁ!」って叫びたくなったりして。
本当に申し訳ないけど、色仕掛けする薔が色っぽすぎて萌えちゃうんですよ。
そんな場合じゃないのに。
煩悩の塊ですみませんとか申し訳なく思いつつ。
あと今回、友情の巻でもあると思うんですよね。
剣蘭に茜に杏樹。
精神的に辛い薔の支えとなるのが、彼等との友情なんですよね。
気が休まる暇がなくて胃をキリキリさせながら読みましたが、茜や杏樹とのシーンが安らぎになって。
や、個人的に大好きな剣蘭も大活躍してくれて、これにもめちゃくちゃ萌えたけど。
ちなみに彼はですね、恥ずかしい秘密を知らないうちに暴露されと、本人が知ったら恥ずか死ねる状況じゃないでしょうか。
笑っちゃ悪いけど、思わず笑っちゃいましたよ。
元々のポジション自体が気の毒なのに、ますます可哀想に。
う~ん。
とりあえずそんな感じでかなりシリアス展開ですし、またかなり辛い巻なんですよ。
ただ、繰り返しになりますが、ラストでどかんと来ます。
まさに驚愕。
件のシーンなんかを、慌てて読み返しちゃいましたよ。
うっすら違和感がある部分はあったのです。
部分はあったのですが、いや、そんな感じだろうと流しちゃったんですよね。
完全に騙されたじゃんね。
ここから二人が乗り越えなくてはいけない試練を思うと目眩がしそうですが、ラストのこれを読めたからもう大丈夫。
しつこいけど、手がブルブルふるっちゃいましたよ。
興奮しすぎて。
あとこちら、電子版のSSが最高です。
ラストで驚愕した後、これは絶対読みたい。
本編の完全なネタバレになるので、必ず読了後にお読み下さい。
9/7発売となっていますが、hontの電子版だと9/3から購入可能になってます。試し読みできますので、是非。
龍神曰く、常盤は死んだ。
実は、常盤の意識は隅っこに萎縮して、心身全部、四六時中、龍神に乗っ取られてしまったらしい。
ずっと紫眼のままの常盤を見て、部下たちと信者は熱狂狂喜。
龍神曰く、(ホントか分からない)「解放されたい」
竜花と龍神が交わした契約書を探して龍神に天界に帰って頂く(常盤は死ぬかもしれない)か、常盤の寿命が尽きるまで添い遂げる(来世の約束は叶う)しかないと、S気満々の龍神が言う。
剣蘭の助言を聞き入れ、神子として本部入りする薔の龍神への嫁入り式は全てが異例。
衣装は先代教祖が用意済み。横には婿の龍神がピッタリ。最高位神子になった白薔薇の君。
・・これは、ちょっとそっとでは超えられない難関だと思う。
龍神が望む形は、常盤の願いと真逆な内容も多い。薔薇の君は、どうするんでしょうね。
★この巻の課題は「願いを叶えるための犠牲の有無」・・二兎を追えない1択のみの極面、相談する人も無い。
9巻のあとがきに、「この構想は最初の案の通り」とありました。
著者の趣味で、散々苛められる薔君たち。気になる展開で余韻を残して、また次号に続く、です。
--と、こんなレビューで読みたくなってくれたら、嬉しいです。
いや、元々このシリーズ何度も読み返しながら次巻を待つのが
恒例行事なんですが、この巻はすぐ2回読みました。
1回読んでから読み返すと全然印象が変わるシーンがあって
2回目だと思わず笑っちゃったところも。
今回は話の展開上、薔目線の話にならざるを得なかったと思いますが
薔のモノローグが多くて、いっぱい考えてるなー悩んでるなー
龍神をうまいこと転がしてるなーと薔の頑張りに胸が熱くなりました。
強くなったね。
そしてもはや様式美ともいえる、最終ページでの爆弾投下。
私も見事に被弾し悶えています。(現在進行形)
普段はネタバレを先に読んで、安心 or 心の準備をしてから読むタイプの
人間なんですが、この巻はネタバレなしで読んで本当によかった!
というか、現時点でちるちるのレビューにネタバレらしいネタバレがない!
姐さん方の徹底した心遣いに、2019年ラグビーW杯のワンチームという
言葉が頭をよぎりました。
核心に触れないよう皆さんレビューしてらして、ブライト・プリズンファンの
奥ゆかしさを感じました。
と、思いを吐き出したところで3回目読んできます。
待望の10巻!
とにかくネタバレしたくないので、ほとんど何も言えませんがすごいです!犬飼のの先生お得意のどんでん返し!きました!!
とにかく薔くんが頑張るのです。強くもあり可愛くもあり健気でもあり美しくもある。時には弱気になりそうでも常盤のことをいつでも一途に想っている。それが薔くんの頑張れる理由。でもそれだけじゃなかった。そう。そこが今回のミソです!
読んでると心の揺れに違和感や不安がありますが、それはエピローグで回収されます。すごい。
とにかくエピローグで2回驚きました。最後まで読んだら絶対にすぐ読み返したくなります。あのシーンも!あのシーンも!って興奮しっぱなしでした。
常盤も常盤ですごかったです!ポストスパダリというより有能彼氏様って感じです。薔くん推しですが、どんどん常盤のこと好きになってます。
電子SSは完全にネタバレですが、本編と違ってかなり笑います。いつもの常盤でしたね。
待ちに待った10巻!前回の展開が凄すぎて、めちゃくちゃ待ち遠しかったです。
前回同様、今回も凄い展開が待ってます。もう続きが恋しいです。
いや、なんか言葉にしようとするとすぐネタバレになるので言えないんですけど、犬飼のの先生のやり方というか、書き方、読者を脅かすのがすんごく得意といいますか。最後の最後になってすんごく驚きましたがその後すぐニヤニヤして至る所を読み返しました。
紙媒体の方をゲットしたのですが、ここのレビューに電子版SSの話が沢山あがっていたので、つい2冊買ってしまいました…。どちらのSSも最高に良かったです。
まだ読んでない方は是非とも!お読みください!
姐さま方に遅れてようやく全巻読了しました!
いやぁ大変面白かったです。
他のレビューにもありましたが、二度読み直してしまいました。確かに違和感ありましたが、単に彼の成長だと思っていたのでプロローグを読み直せばやはり違ったと確信します。
実は読むうちに龍神可愛いじゃんと思ってしまったのも間違い無いです。多分、神格の低い神なんですよね…。常盤に乗り移ってから人間界の物を食べ、良く寝ているのと力を余り使わないのがとても気になってしまってます。
頼むから約束守るまで力はそのままにと思ってしまいました。それと薔といる事でちょっと龍神にも成長して欲しい。
そして!紅子が龍神によって強制退場されてたのにビックリしました。龍神に死ねより酷い天罰を与えて欲しかったと思いました。
最後にまたまた驚愕の事実が判明してますが(読み直す理由)、榊にも楓雅にも良い結果となる結末を期待して次巻を待ちたいと思います。
それにしても薔は成長して良い友達を持ちました。
ブライト・プリズン10巻。
想像以上の展開でちょっとパニックやけど面白い。常盤が居ない状況で薔の立ち位置が難しい、プレッシャーがすごいけど冷静に振る舞って頑張ってる。流されてもおかしくないないのにね。剣蘭がね〜短期間に成長してめちゃくちゃかっこよくなってる!と思ったら…。この状況で誰もが探り探りの中、事情を知らないとはいえいつもの茜に癒やされた。
島でどんな事が起こるのか、これ以上誰も傷つかないといいけど‥一区切りの11巻、心して読みます。
今回は薔君が可哀想でした。最愛の人の中身が邪悪な者と入れ替わっちゃった?!龍神と言ってもエロくて自分勝手で神様なんて呼びたくないような嫌な奴です。何より大好きな常盤の意識を奪ってしまった奴です。
ここからが薔の辛い所でそんな嫌な奴に神子として抱かれなければいけない。いくら見た目は愛しい人でも中身は違うのでヤダ!となったら「いいもん、他の神子達を抱いちゃうからね」と言われ、中身はあいつでも常盤の体を使って他の男の子を抱くなんてそれはそれでイヤー!となった薔君。一体どうなる?
葛藤の末、他の人を抱かせるくらいなら常盤を取り戻すために自分の体をどうされても我慢する!と切ない決断をする薔君。それでも他の人の入れ知恵もあって龍神と駆け引きしてなるべく自分を抱かせるのは引き延ばそうとする薔君。健気です。一応神様だから怒らせないように発言に気を遣いながらだから大変です。心の声は「この野郎ふざけんな!」って感じなのに。ラストで現状突破の希望が少し見えたとはいえ丸々一冊薔君試練の巻でした。
もう10冊目ですが、こんなに長いシリーズなのにナンバリングしないってホワイトハート文庫は相変わらず不親切だと思います。シリーズ物が多いレーベルなのに他の作家の作品も大体そうですから。新潮文庫の十二国記シリーズは帯に大きくナンバリングしていて親切だと思います。大手出版社なのに間違ってシリーズ物の真ん中から買ってしまう層を狙ってるとしたらセコいなと思います。
前作からの続きです。
紫眼に変わった常葉は、黒龍に身体を乗っ取られてしまい……という、今シリーズ最もファンタジーらしい展開に。
前作のあとがきでのの先生が、「あまりファンタジー色が強くなり過ぎないようにしたい」と仰っていたのですが、ファンタジー色全開じゃないか……という感じ;
契約を破棄し、龍神を自由にすることーー…
この望みは常盤のものでもあり、黒龍のものでもあったのです。
しかし、榊や楓雅の病状の悪化を恐れ、初志貫徹できなかった常盤に下した黒龍の罰……それが、常盤の乗っ取り。
常盤を乗っ取り、自分の意思で自由に動く体を謳歌し始める黒龍。
常盤が死んだら天界に帰ると言い、今すぐ出ていく気配もなければ、常盤は死んだと告げます。
ここから、本物の常盤を取り戻すために人々は画策し……と、続いています。
今シリーズにおいて、いつも私が心揺さぶられるのは、常盤でも薔でもないです。
今回で言えば、龍神によって神子であることを公にされた薔を泣きながら見送る白菊に。
命懸けで薔とコンタクトを取ろうとする剣蘭に。
特に、龍神に自分を捨て置いて楓雅の病状の改善を頼む榊に1番心掴まれました。
「楓雅の目を治してください。好きな人の顔を、一生ずっと見ていられるように…」
ここは泣けたー( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
そして、龍神を言いくるめて、契状を破棄するために旅に出た一向。
ド◯クエの様な雰囲気を漂わせつつ、オールスター集合です。
教壇の始祖である〝竜花〟の生まれ変わりは誰なのか?
ここがキモですね。
そして、薔よ……お前も多情なのか……と、呆れてしまう行動の答えはエピローグにありました。
うーん、ファンタジー。モヤモヤ。
次巻に期待です。
個人的には、電子限定のSS『紅と白』は最高だったと思います!
なんで突然コメディ調(笑)
これね、めっちゃ面白いですよ。
続けて2回読みました!!
エピローグの裏話なので、本編読了後にお読み下さい。
紅は紅子で、白は白菊。
ニヤニヤしっぱなしでした。
子どものような白菊に欲情できる柏木を変態呼ばわりする常盤でしたが、それを薔に変換すると……
ーー柏木すまん…お前はべつに、変態でもなんでもなかった。
うん、その通りだぞ常盤(笑)
この話は、今シリーズ中最高に面白かった!
このシリーズを知ったのがかなり遅かったために、ポツリポツリと手に入れては読んでおりました。
前作は発売日前に予約して手に入れておりましたが、その前2冊が渋滞をおこしていてすぐに読めず…
そしてこの度、今作をやっと発売間もなく読むことができ、皆さまと足並みを揃えることができました!やったぁ\(^-^)/と思ったけれど、よく考えたら…ガーン!!続きが読めない…(泣)
え?!こんなところで終わってしまっているよ!!?皆さんこんな気持ちでいつも次の発売を待っているのですかぁ???!
ネタバレ厳禁だと思い、いろいろなこと触れないでおきますf^_^;