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封印した切ない恋が、 狂おしいまでの想いと共に蘇る―― 若き天才研究者と寡黙な凄腕SPの疵だらけの再会愛!!
kizumono no koi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
迷うことなく神作品です。
SPという職業はBLとの馴染みが半端なく良いんだと思いますが、今回もありがとう!攻めの敬がSPです。そしてめちゃくちゃ男前でカッコいい。そして色気があるんですよ。。。
みずかねりょうさんのイラストがこんなに合うなんて。いつも、受けのお姿があまり好みじゃないんですが、攻めの姿に惚れ惚れしてしまうんですよね。今回は受けのお姿もバランス良くて。
ストーリーもかなり練られていて、まぁぶっちゃけると重要な研究をしている受けの真智が研究内容を奪うために狙われてそれを敬が守る、です。疵物、のタイトルは、あぁそう言うことか、と思いました。
こう書くと、単純なんですが、その内容がね、良いんですよ。まぁ読んでみてください(笑)
実際のところ、両片思いなんですが、再開したSPの敬と研究者の真智。SPという職業を悪用?して、あんなことまでしちゃうんですよー。さすが沙野さん。エロに手を抜かない!
書き下ろしの疵物の愛では、二度美味しいってやつではないのか?と思いながら敬は役得…とも思ったり。まぁ、辛い部分もあったでしょうが、これから二人はずっといっしょに生きていくんですからね、頑張って欲しいな。そして穏やかに暮らしていってほしいです。
「きずもののこい」と読みます(読めずコピペして検索してた人)
二人の気持ちは“この人只一人だけ”という純愛ですが、そこに混じる淫靡さや屈折したエロスが堪らなかったです。
尊敬している剣道の玖島先輩が、借金のカタに奴隷として真智の家に来る。父が脱げと言えば全裸になる先輩…
自分は奴隷なんて望んでいない、父の罪を償うように、真智は玖島の部屋で全裸になる。
科学者とSPという立場になって再会してからは、内部スパイという可能性から、ホテル着後真智のあらゆる所に毎日触れ、それがエスカレートしていく玖島…
何故⁉︎と思わなくもないですが、相手への気持ちが真っ直ぐ過ぎて物事に屈折させられていったような、すれ違いのような感情がすごく良かったし淫靡でした。
お、お父さんそんな趣味が⁉︎無いみたいだけど、銃で遊ぶのは最低野郎だけど美味しい展開をドモアリガトという感じでした。真智の父が玖島に触れることがなくて本当に良かったけど、「疵物」という言葉ではもっと酷い様子を想像してしまっていたので、彼ら二人にとっては大きい傷だったのね(期待してすみませんでした)と思いました。
ちょっとご都合なところもありましたが、事件性や恋の行方がスケールが大きく、映画を観ているようにシーンが浮かんできて読み応えがありました!
彼らなりのハッピーエンド、18歳の真智に向けたキスをする玖島、彼が恋人の年齢に戸惑う様やイチャイチャが色々と見たい。
本を閉じた後に、
じわじわといろいろな感情が溢れてきます。
読んでいる最中は、最初の『戀』で
終わりでも良かったのでは……と、
そんなふうに思ってしまったのですが、
それもそのはず、
ここまでは雑誌掲載(+加筆)
だったということで、
これだけでもとても上手く纏っていて、
充分面白かったです。
しかし、続きの『愛』があることで、
このお話し自体が
ぐっと深く厚みを増す感じがします。
前半の『戀』もなかなか切ない展開ですが、
後半はもう、前半よりも更に更に切ない!
二人がその結論に辿り着くまで、
悩み傷つき、傷つけて、
それでも必死で最善を探し続けて、
選んだ未来。
最後のあそこまで書いて下さって
本当に良かったなと。
欲を言うなら、
まだこの先もあってもいいと思いましたが、
それは贅沢なのでしょう!
評価は神に近いのですが、
もう少し『幸福』パートがあったらなぁと、
贅沢な我儘で「萌☓2」!
すごい!すごいです!Chara文庫ってこんなお話もあったんですね。
表題作はひたすら重く辛く苦しく、でも一筋希望を予感させて。
二人の出会いと別れと再会と。
真智視点で書かれています。
先輩!あの玖島敬が!?あんな屈辱に合わされて。
そして再会しても無反応で。なのに身体検査という名のプレイ!ここで希望が見えました。
波乱万丈最後はハッピー。でももう一編お話がある。まだ波乱があるの?もう幸せにしてあげてよーと思い読んでみると…。
書き下ろし。
今度は玖島視点で。
そうだったの!?あの頃もその後も!良かった。
自主的な犬ですね。
自分を手放した真智を許せない、もう二度と手放すのはこの先も許さない。
お話は大きく展開して。もうどうするの?と思ったらすごい超展開で!その事を真智はずっと考えていたんですね。
そして計画はうまく行き、あの三浦真智が。
18歳になって玖島と二人で暮らして。元の自分に嫉妬したり。でも覚えてる、体が、記憶のどこかが。
はぁ、うまく書けませんがすごかった。この厚さでこの内容、こちらも感情を揺り動かされ苦しくて止めそうになったり、泣きながら先を急いだり。
あまりネタバレしたくないのにしてますかね?
とにかく神で!
高校の時に離れた2人の再会愛だと思ってたのですが、書き下ろしではまさかの展開が待ってました!Σ( ̄□ ̄;)
受け様は、研究員の真智。
携わっている開発プロジェクトが、軍事目的で狙われているとして、24時間体制で保護されることに。
攻め様は、真智を保護するSPの玖島。
高校時代、剣道部の先輩後輩の関係だった2人。
憧れの先輩として玖島を慕っていた真智だけど、借金のカタとして玖島が真智の下僕の存在になってしまった事で、2人の関係は一変。
抱いていた恋心は罪悪感から捻れてしまう。
真智視点で進むお話なので、この時玖島が何を思っていたのかはまだわからないのだけど。
再会してから、身体検査と称して真智の身体中を調べる玖島。
これね〜。
私は、攻め様が受け様をなぶるような態度はあまり好きではないんですよ〜(´д`|||)
玖島の本音がわからないだけに、高校時代の罰だと思い込んでる真智が不憫なんですもの〜(T^T)
クールな攻め様かと思っていたのに、エロ親父みたいなことしてるし、強い執着心を持った玖島でした。
高校時代、自分の恋心はキレイなものではない、と玖島のため解放することを選んだ真智だけど、気持ちはずっと引きずっていて。
お前のものでいたかった、なんて熱い告白を受けてやっと気持ちが通じ合うのに、よかった〜。
恋愛なんて、多かれ少なかれ利己的な想いが混じるものでは。
ある意味とても一途でひたむきな戀ではないかと思ったのでした。
で、これからですよ!!
書き下ろしの「疵物の愛」
今度は攻め様の玖島視点だったので、高校時代の気持ちが知れたのはよかった。
んで、これから独占欲丸出しの溺愛かと思いきや、え〜!Σ( ̄□ ̄;)
そうくるのか‥‥。
こんな展開、嫌いじゃないけど、なんとも切ない。
予想もしてなかった2人の選択にくぅ〜〜〜〜(つд;*)
どうかどうか幸せになっておくれよ、と願わずにはいられませんでした。
イラストはみすがねりょう先生。
なきぼくろのある玖島がとってもフェロモン出してました。
物語を美しく彩って頂いていました。
研究者の真智が開発した脳の記憶や情報の人為操作
これを大真面目に研究をして、軍用に実用化している国があるという噂を聞いたことがあるので、興味津々読みました。
この作品はSFじゃない。特殊な技術がメインじゃなくて、恋愛物語なので、気楽に読めました。
記憶を18才に戻したことで、危険から身を護ることと、18才から敬とのお付き合いをやり直すことが叶うので、良かった。
意思疎通ができない環境にあったけれど、ずっと昔から二人は相愛だったんですね。
一緒に暮らせるようになった・・空想世界は、人生のやり直しができるので羨ましいわ。
最初読み進めるまで、ここまでガッツリなスリルが来るとは思いもしませんでした。
皆さまお気を付けくださいね!
そして読み始めたら最後、本当に止まりませんっ。
大型客船に乗せられて、嵐の大海原をひたすら航海する乗客の気分でございます。
そこへ船酔いするヒマも無いくらいのアクション(?!)に、すれ違いが絡まる二人の愛!キャーっ(⑉• •⑉)たまらんっっ。
前編は『受け』の目線で語られます。
受けはね、ロシアのクォーターで、白系ならではの白い肌、淡い髪に瞳の色…
そして『攻め』への初恋から・・・
後編は『攻め』目線。これがね、もう本当に嬉しい٩( ˶´ᵕ`˶ )۶
『攻め』は誰もが憧れる剣道部のキャプテンで凛とした佇まいにお約束のクールな美しさ。
前編では寡黙でクールな攻めが何を思っているのかが判らず、(ってかなり特異なシュチュエーションでしたが…)、でも後編を読み進めるなり、前編と擦り合わせ、あぁそうか!そう思っていたのね! ヤだ♡そだったの!♡!と悶えること請け合いでございます。
この二人の結び付きは、お互いを初めて見た時からもう決まっている、運命の人だってんですね。お互いが唯一無二。
でも運命は過酷。
お互いを自分より愛おしく想いあっても、大きな波が二人を翻弄します。
この時の『受け』の(純白の)清々しい程の潔さ…、『攻め』の執着以外の何物でもない命を掛けて護る姿。
胸がキュウゥゥーン(⸝⸝⸝•́ω•̀⸝⸝⸝)
そしてそして、中国・ロシアのスパイ合戦に、日本の警察・防衛省・公安と、手に汗握る展開にハラハラドキドキと、まるで二人の愛を確かめる様な恐ろしい出来事ばかりが巻き起こります。
この時々とお互いを思いやる気持ちのすれ違いが、『攻め』を益々執着へと駆り立て、『受け』は自己犠牲をなんら厭わない・・・。
二人の逃避行も見せてくれますよぉ。
やはり愛よね、愛♡
そして何より1番ステキだったのが、まだ高校生の頃の『攻め』が、本能で『受け』を遠ざけようとしていたのに「・・・捕まった」と。
ウッキャーッ 最高かよ!☆
そして『攻め』の『受け』への全身チェック。ちょっとちょっといくらなんでもここまでする??
の答えも後編でしっかりと感じ取れます。
これは『受け』へのお仕置&復讐&&のー、執着の愛愛愛だったのですよ。
ヤだぁ、クールなクセにめっちゃムッツリ♡。そりゃ10年以上拗らせちゃってますもんね!
この後の二人を、お願い!もう少し見せて♡。
が、電子ではその願いが叶います。
末永く、そして1度切れかけた二人の糸を、ずっとずっと太く頑丈に育てて行って欲しい。一生心穏やかに…と 願う他ないです。
挿絵も本当にステキです。
この二人がまさに目の前に!☆!
いやが上にもにも滾ります(✿//›ヮ‹//)
レビューを読んで期待したものの、全然良くなかった。やはり沙野さんの作品とは合わないと思い知った。
日本人的な湿った(民族の特徴?)文体にやはり拒否反応が起こる。ストーリー自体は良いと思うので、外国人設定で英○センセか、ア○ラセンセが書くとそれなりに決まりそうだが………。
壮大なストーリーに釣り合わず、人物のキャラ立ちがショぼい! みずかね氏のイラストでかろうじて救われつつ、何とか最後まで読めた感じ。
あくまでも女性が考える女性的思考の男前であって、読者が引っ張り込まれるような本物の男がいない! いないのに、感度高まる訳ないやん! でもこの程度の出来でいいって言う人はただ単に”新刊”に興奮しているようにも見える。もう少し冷静なレビューを読みたい。イラストもキレイだけどみずかねさんのワンパターン(男が)にはもう飽きたし。
ストーリーに合わない文体、女性的思考のストーリー設定に無理強いの取ってつけたような
リアリティ完全欠如のラスト。受けのキチガイおやじの身体検査祭りの時点で完全にフェードアウト。邦画によくある「主題から外れた、何が言いたいかよくわからないピントボケ部分」っつうのを思いだしちまったよ。ありえねぇ。
BLってファンタジーでもリアルでも何でもありながらその作品の特徴は一本筋を立てておかないと中途半端な場面で読者を萎えさせる事になってしまうでしょ。詰め込みすぎ。なのに、設定が甘い。ほんの少しだけでいいから、科学的技術、それらを取り巻く人、企業や国際事情
などを語るリアリティで切り込んで欲しかった。簡単な事があっさりと無視されているところがこの作品に没入出来ない理由になってしまったと思うのは、やはり期待しすぎたからか。
……作品性を損なっているというか、BLじゃなかったらいい作品として評価できたかもね。
残念。
高校生の時に先輩後輩の関係で、大人になってからSPとその警護対象者として再会するお話。前半は受け視点で結ばれるまで、後半は攻め視点で、その後の二人の愛の行方が描かれていました。
ちょっとSF的な要素もあり、クライマックスは二人で死を選んでしまうんじゃないかと思うくらい、ドラマチックでハラハラドキドキ。
しかしそれより何より、攻めが近年稀に見る(?)良きムッツリ攻めで、ムッツリに目がない私は、濡れ場の度に気持ち悪くニヤけてしまう羽目に。
思えば高校生の頃からその片鱗はあった攻め。受け視点だったので受けにはわからなかったけど、目の前で全裸になった受けに攻めが何もせずに服を返すシーン。後に攻め視点になった時に、受けが無垢すぎて手が出せなかったなどとかっこいいことを言うが、内心ムフフとしつつ裸を思い出してナニしてたことがわかる。これぞムッツリ。こういうの大好き!
そして再会後の身体検査プレイ、そんなとこまで調べる必要ある!?って場所まで調べますよ、勿論! ムッツリだから! 毎日自分で見張ってんだから、毎晩大事な部分まで調べたり、ましてや指まで入れる必要ないでしょうに。
その癖、受けを命懸けで守ったりする時は、男前でいちいちかっこいい。敵に撃たれても、キリッと「お前のためなら疵物になりたい」とか言っちゃう。あーかっこいい。
さすがの攻め大好きな受けも「先輩、やらしい…」とか何度か言ってたからね。一見硬派で、自分に全然興味なさげだった人が、離れ離れになってる間も密かに自分のこと調査してて、全部把握してたとか。その執着心もなかなか。
受けにやらしいことをさせて、涙目で「やらしい…」って言われたら、開き直って、「もっとやらしいことをしよう」とか言っちゃう攻めにはもう、萌えすぎてムフと変な笑いが出ちゃった。終盤、めっちゃ切なくて泣けるいいシーンなのに。なんかそれどころじゃないくらい萌えて困った。
今後ムッツリ攻めが足りなくなった時には、読み返してムッツリ成分を補給させてもらいます。とにかくすごくツボな攻め様でした、ありがたや。
電子版も挿絵あり、あとがきありも嬉しかったです。
介護用器具メーカーにより開発されたプロジェクト内容が軍事目的のために狙われ、チーム研究員の拉致が企図されている……という不穏な滑り出しのサスペンスストーリー。
最後、泣きました。
プロローグからいきなり銃が出てきて、ややっ?痛い系の執着攻めとか…?と覚悟しましが、説得力のあるドラマティックラブだったので、しっかりと萌えさせていただきました!
序盤に登場する真智のパパがえげつないにも程がありました。二人を結びつけてくれるきっかけをもたらしてくれたと思うようにして、なるべく早めに気持ちを切り替えましたが…。
中学生だった真智がずっと憧れていた二つ年上の玖島先輩。13年越しの片思いの全貌が、後半の「疵物の愛」(玖島視点)で明らかにされていきます。
高校時代の二人、真智からすれば憧れている先輩との理不尽な関係性は辛いだけだけれど、玖島視点を読むと、屈辱的で苦しくても後に開花する恋の萌芽を二人で育てていたのがわかります。お約束の後出しではありますが、そこがわたしには安心のエロスでした。
玖島が真智を初めて見た時から彼に捕まってしまうまでのヒストリーがめちゃくちゃ萌えます。真智の父親が所有する別荘で、常に理性的だった玖島が静かに直情を噴出させ、真智を全裸にさせるシーン。エロのはずなのに切ない…。前半の身体検査エロと同様、刮目して読んでました笑
真智視点も読み応えがあるけれど、玖島視点の方がドラマチック性がより高かったかな。軍事スパイから狙われている情報は真智の脳内にしか存在しない。悪用されないように完全に抹消するには、記憶を操作するしか…
この時点でうるるるーってきてて、最後の手紙で号泣。
BL小説で泣く率高いのが、受けが誰かに書いた手紙だったりします。本作も例に漏れず、この手紙のシーンで神となりました。
メインカプが道産子なんですが、北海道感は薄め。甘納豆のお赤飯とザンギくらい?あっ、あと冬祭りのシーンもかな。
硬質な文体とエロ神様ぶりは変わらず。みずかねりょう先生のイラストは玖島が好みでした。
近年、BL小説で極度な痛い系を読む機会が減ったような気がしますが(一部除いて)、時代の風潮なのでしょうか。