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これは私、水壬さんのシリーズものでもかなり好きなんです。SFファンタジーBLは意外とありますが、私が知る限り『なんちゃってファンタジー』とでも言うべきものがほとんどだったんですよ。こんなにしっかりした『SF』って私は初めてでした(エイリアンが出てくるのも)。スペースオペラ風っていうんでしょうか?BLとしては異色なんでしょうが。
私は『BL』は『ラブ』ありきだと思ってはいますが、これは比率としてラブは薄いものの、それも別に気にならないくらい、ホントにすごく面白かったです。
シーナ(攻)のヘタレっぷりがいいですね。それに反して、フェリシア(受)の冷静さ。クールというより、異星人同志ですから根本的に感情の在り方が違うんですね。
あとは、脇のキャラクターもいちいち楽しいです。特にランディ(シーナの同僚・犬型エイリアン)が最高です。シーナとランディのやり取りは、まるで掛け合い漫才ですよ。
全3巻の1巻目、非常に先が気になった作品です。
めっちゃ面白かったー。
続編がはやく読みたい。注文しなきゃだわ。
ストーリーは古典的とも言える未来SFです。
かっちり作りこまれた世界観、個性的なキャラ、ワクテカするストーリー、爽快なアクション…なんかもう気持ちいいほどSF!でした。
先にレビューされてるお二人が書かれてるように、確かにラブ要素は薄いんですが、私はそれがむしろ萌えへと繋がりました。主役の二人が恋愛脳じゃないのがいい。ストイックな中にチラリ垣間見える「恋心の芽」みたいなものがタマラン!
攻めはカッコイイなァ。有能な捜査官んだけど、性格が有能っぽくないのがいいね。
受けは美人。童貞で処女なのに、事情があって誘い受け。その色気のない誘い方に逆に萌えました。
そして相棒の犬型宇宙人のランディ。一番のお気に入りです。アクションシーンでの攻めとのコンビネーションのよさにいちいち萌えてました。
連邦犯罪捜査局に勤務するシーナは幼い頃異星人の絡む事故で家族をなくした捜査官。
ある日、彼は捜査局に訪れた高等判事秘書官フェリシアの護衛任務を与えられる。
怜悧な美貌を誇る男に奇妙な感覚を覚えるシーナだったが……
このSFな世界観がなんかすごく懐かしい気がします。
昔流行ったよね。そしてとても水壬さんらしい。
クール上司の誘い受けです。主人公のシーナは苦労人というか、ヘタレというか。
今回の作中でもさんざん振り回されているシーナですが、今後もフェリシアの尻の下にしかれるってことを考えるとちょっとトキめく(笑)
そんな私は不憫萌えです。
個人的にシーナの相棒の犬型宇宙人ランディが好きでした。
まさに悪友って感じのシーナとの関係性も楽しかった。
どうやら彼は人型にもなれるらしく、それが見えなかったかったことがちょっと心残りです。
できれば長門さんのイラスト付きで見たかったです。残念。
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と思っていたらしっかり続刊していたのですね!
尻に敷かれるシーナと人型ランディ目当てに続き買おうかなあ。
本当に、BLらしくないお話でした。
異星人、犬型、刑事など、付いていけない・・・・!
3歳のシーナは、羽のある異星人に助けられたが、
家族や家も、みんな燃えてしまい、不思議な夢ばかり見ていた、
25年後突如現れた、秘書官のフェリシアに、デジャブの様な感じを
覚えた、綺麗で凛とした、フェアリスが、気に入ってしまうが、
敵もなかなか、ラブに持っていくのは難しそう。
謎があって、”種”と、言うものを、シーナの体に残していて、
それの回収に、フェアリスは現れたのだった。
その、回収方法というのが、SEXだという・・・・!
愛が先か、体が先か、次号に続く感じで終わってしまった。
ちょと、エスエフにも、BLにも物足りなかった、次号に期待したい。