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ものすっごい、尻切れトンボな話だった……(茫然)
はっきり言うと、「これから」というところで終わってます。
まぁ、これで出てるレーベルが「コバ●ト」とかだったら、全然納得ですし。
他の作者さんとかだったら、何とも思わなかったと思うんですけど……。
花丸文庫で、この作者さんで、このオチは正直ないよなー……と、思うんですけど。
以下、いろいろネタバレです。
はっきり言って、物語のページ数のバランスが絶対におかしい! って思うんですけど……。
いやまぁ、ページ数が全てじゃないのもわかった上で、あえて言うんですけど。
大事な大事な告白のシーンが3ページで終わりってどういうこと!?
いえ、そらねー。もう、2人の気持ちがお互いにじわじわお互いにわかってて、最後のとどめの告白シーンが3ページだったら全然、問題ないんですよ。
今まで積み重ねてたものがちゃんとあるんなら、そんなに言葉はいらないと思いますし、とどめはきっぱりはっきり一撃で、というんなら、いいんですけど!
全くの誤解のまま、主人公が「俺はおもちゃじゃねー」って叫んで。
そしたら「お前はおもちゃじゃない」って相手が出てきて。
抱きしめて、ハッピーエンド……
しかも、そこで物語がぶちっと切れて終わり。
酷い……これは、いくらなんでも酷過ぎる……。
もう少し、余韻とか情感とかあったら一番いいと思うんだけど。
普通は、ここから怒涛のアレなシーンになる……のが、今のBLの常識、のはずだったんですが、そんなことこれっぽっちもなかったです。
まぁ、最後の後書きを読んだら、作者様、体調を崩されていたようなので、しょうがない、と言えばしょうがないと思うんですが……。
それでもやっぱりなー……。
出すからには、最低限のクオリティは確保してほしいところですが……。