花の檻

花の檻
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
43
評価数
13
平均
3.5 / 5
神率
38.5%
著者
華藤えれな 

作家さんの新作発表
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イラスト
佐々木久美子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
花隠れ
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344807327

あらすじ

男との醜聞で二年前に故郷の京都を追われ、東京に移り住んでいた美貌の能楽師・左近。
だがある日ふいに京都に呼び戻され、宗家の息子の橘平と舞うことになる。
こうして再び京都で舞台を踏むことになった左近だが、凛々しく成長していた橘平に「子供の頃からあなたを手に入れることだけを考えてきた」と、身体を求められる。
二年前の事件で恋人を失い、心がうつろな左近は、請われるままに身体を許すようになるが―。

表題作花の檻

鳳城宗家跡継ぎ、高校生
鳳城分家

その他の収録作品

  • 花の影

レビュー投稿数3

主人公は能楽師

表題作「花の檻」と続編「花の影」の中編2作品が収録されています。
どちらも左近(受け)の視点でストーリーは進みます。

「花の檻」
次期宗家である橘平(攻め)の要望により、左近は過去の醜聞から遠ざけられていた舞台へ呼び戻されます。橘平の一途な愛に応えて恋人同士になるという内容です。

「花の影」
一緒に檻に入ろうと決めて、橘平と付き合い始めた左近ですが、思うように回復しない肩や先代の思惑に不安で心が揺れ動きます。そんな中、醜聞のきっかけとなった元恋人と再会し…という話です。

個人的には橘平が高校生だというのがツボでした…!
大学生なら同じ未成年でもまたちょっと受ける印象が違った気がします。
若い情熱が素敵なのですが、だからこそ将来を案じて左近が悩むという展開に納得できました。

左近にとって橘平は初めての男というわけではないのですが、好きになったら一途に健気に相手のためを思うので、好感が持てました。

左近が自分の肩の症状と、元カレの登場に戸惑う続編「花の影」の方が作品としては好きですが、イラストは「花の檻」の障子戸が背景のエロい二人がお気に入りです。

不憫受け、健気受け、年下攻め、和装がお好きな方にお勧めです。謡曲の引用もありますので、能楽好きには特に良いと思います。

3

これはよい年下攻め

忠犬系ワンコな年下攻めが楽しめました。
そういうのが好きな人には、おすすめできます。

1

とにかく切ない!!!!

日本の芸能文化の「能」を舞台にしていて
 自分のしらない知識というか言葉が出てきて勉強になった感じです。

左近(受)の一途でもどこか普通の人とは違う愛の現れ方で
その事をまだ知らない橘平(攻)との心のすれ違い

とても泣けます!!
 私は一回呼んでで4回泣きましたww 

1

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