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jashin no ketsuzoku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『邪神の婚礼』→『神の愛し花嫁 ~邪神の婚礼~』に続く今作。
今作ではまさかの二人の子供が…!!!!
でも、人間の子供ではなく神の子なので、普通の子育てとはいかずナザールが四苦八苦します。
アムブロシアは人間の姿をした女の子、ネクタルは獣の姿をした男の子で
二人はそれそれ成長スピードも違い、戸惑うことが多々あるナザール。
そんなナザールにネクタルが求愛してロキが怒ったりと
今回もいろんなことがあります。
最終的には甘々のハッピーエンドなのですが
一瞬どうなることか…と思う出来事もありハラハラしながら読みました。
今作も好きだなぁと私は思いました。
二人の子供がどのように育っていくのかを
いつか機会があったら読みたいなぁ…(*´▽`*)
好きなシリーズなのですが、今回ばかりは読むのに疲れてしまいました。
ロキが神々の王である神帝を継いで、神の食物を花嫁であるナザールに取り寄せました。長い時を一緒にいる為です。人間が食すると神と同じ存在になれるのです。
ナザールはロキと一緒に神界に移り住んでいました。ロキとロキの眷属達との神界での暮らしは、とても楽しいものでした。
ある夜ふたりが睦み合った後にロキが子どもが欲しいか?と聞くのです。神であるロキは子どもを作る事が出来るのです。ロキはナザールに似た女の子が欲しいと言い、ナザールはロキに似た勇敢な男の子が欲しいと告げます。
すると次の日に2人の間に人型の女の子と、獣姿の男の子が寝ていたのです。女の子はロキが生み出し、男の子はナザールが無意識に生み出したのでした。
女の子はアムブロシア、男の子はネクタルとナザールによって名付けられました。アムブロシアは明るくて人懐っこい子で、成長の早いネクタルはロキにも反抗的で優秀なだけに傲岸な面も持っていました。
精通を迎えて大きな力を持て余したネクタルは、ロキとぶつかった後に屋敷を破壊して森に逃げ込みます。ロキに放って置けと言われますが、ナザールは追いかけて行って母親としてネクタルを癒すのです。
ネクタルは修行の為に人間界に降り、心配して落ち込んだナザールを慰める為にロキはアムブロシアも連れて人間界に旅行するのです。
ナザールは神になった事により、人間の心の中が見えるようになってしまいました。人間の悪意にナザールは疲れてしまい、神界に戻る事にするのです。
神界に戻る前に寄った乳母の墓で、アムブロシアが死者を実体を伴って権現化する力がある事が判明します。そしてそこに怨霊に身体を乗っ取られたネクタルが現れるのです。ロキは怨霊を自分の身体に呼び込んで、火山に飛び込んでまでしてネクタルから離すのです。酷い火傷を負ったロキは前神帝のレイウスの力で体を復元され、ナザールの乳で力を復活します。
ロキはアムブロシアに悪霊を呼び寄せさせ、権現化させました。そしてロキは悪霊を消滅させようとしますが、ナザールは悪霊を癒して輪廻の輪の中に戻したのです。ナザールは慈愛の神だったのです。
ロキとナザールに子どもが産まれて、2人は親としての責任と愛情を実感するようになります。
それはまあ展開的にそう進んだのは予想通りでした。しかしせっかくの面白いお話が、長々と何度もある2人のセックスシーンに邪魔されたように思います。もっと短く全体のテンポを崩さないくらいの長さが良いと思いました。男性のアレを色んな単語で表現してたのには驚きましたが、セックスシーンはあまりに長いと苦痛です。
神の花嫁は胸から乳を出して、神を癒したり眷属に与えたりという描写も、人によっては好き嫌いあると思います。