いるいる
coyote
アニメイト限定特典のミニドラマCD。
2巻のCDより格段満足度が高いCDでした…!
書き下ろしストーリーでコレを聞かなきゃ知れない。
その上、収録時間も15分越えとタップリヾ(*´∀`*)ノ
内容が2巻冒頭の補完?になっていて更に良いのですよ。
気になる方は特典があるうちに是非♪
◆sweet days 11-マレーネの独白-(15:48)
リリーが「ヨシュ・ガーランド」の写真を持っているのを
知った後のマレーネの独白から始まります。
本当のことを話すべきだと思う反面、
もしそれで嫌われてしまったら?と考えるのですね。
発情期をキッカケに肉体関係を持つようになって
それなりに濃密な時間はすごしてきたけれど、
リリーの信頼を得ている自信が持てないマレーネの弱音。
不安で不安で溜まらずため息を零すのです。
リリーはマレーネを自分の発情期に付き合わせていると度々言うのですが、
マレーネはそれを否定します。
「僕が好きで君の側に居る」
「(僕一人に固定させて)相手を選ぶ自由を君から奪っている」
「(けれど)僕以外に触れさせたくないし、触れても欲しくない、絶対に」
ーーーと。
愛撫をしながら切々と語り続けるのですよ…(;///;)
切なげに大好きを繰り返しながら「7日間過ぎてもここにいて」はキュンキュンします!
(エッチの最中は安定のご奉仕型S攻めマレーネなんですけどねw)
(しおらしく切なげな声と言葉責めとのギャップww( ´艸`) ♡)
で!!!
マレーネの様子がおかしいことに気付くリリーが可愛いのですよー!
マレーネの素性を知ってショックを受ける前のリリーなんですよね(;ω;)
このあと2巻のアレがあるのかと思うと切なくて萌えた…////
あとですね。「(ヴァラヴォルフは丈夫だから)人間の女にするような気遣いはいらない。いいな」とぶっきらぼうに言い放つ声色にニヤニヤしました(∩´///`∩)喘いでいる時の可愛さとのギャップーーー!!!!
ただ厳しめなことを書くなら、
切なげなため息零した後にいきなりエッチ始まったのは
「ん?」となりました。(フリトでもネタにされてた;)
CD聞いてる分には特に気にならなかったけど、
レビューするのに内容を細かく追ったら少々まとまりのなさは感じたかな…。
◆キャストトーク(11:36)
作品の感想から始まるんですが、
興津さんが真面目に語るのが苦手で照れ隠しではっちゃけて
おのゆーさんが全力でのっかる?おふざけが混じりつつ。
会話が盛り上がってて何より(。_。)
お題トークは「ずっと言えなくてやっと伝えられたエピソード」のはずが、
「苦手なこと得意なこと」にすり替わって最終的に「苦手な動物」の話をしていましたw
フリーダムなのに最後はちゃんとまとまる辺り、お見事だわー。
リリーの発情期間中の2人の甘〜いエッチを覗き見れる&聞けるsweet daysシリーズ。
本作は「マレーネの独白」ということで、私てっきり、マレーネさんにセックス中のリリーがどれほどに可愛いかをあの甘く切なげなボイスで語り散らかされるのかな?耐えられるかな/////・・・なんて想像しておりましたら‼︎
これがもうすげーすげーすげー切ないのなんのって!!!!!
胸に迫るマレーネの告白に、音声がくれる威力ってこういうことか、と鳥肌が立ちました。
神一つじゃ足りないよこれ・・・すごい良かった・・・(T_T)
声優さんってすごい・・・
何回も何回も何回も何回も聞いてしまいます。
時間軸は2巻冒頭の翌日〜翌々日あたり。
「あの写真」を見てしまったあとのマレーネが焦燥感と不安で余裕をなくしながら、
リリーに対するこの嘘偽りのない想いだけはどうかリリーに真っ直ぐ届いてくれるようにと願いながら、
リリーの身体に全身全霊の愛を注げるだけ注ぎ込もうとする切なさフルMAXのセックスが収められています。
他のsweet daysシリーズはどちらかというと「様々なシチュエーションエロを音声で楽しむ」ことを目的としたシナリオになっていて、それはそれで耳から脳みそ蕩かされるような内容なんですが、こちらは心情描写がメインになっています。
マレーネがどんな想いでリリーを抱いているかが、声優さんの迫真に迫る声の演技で耳から伝わってくる。
目で読むのとは比べ物にならないほどの威力とリアリティ。
12分13秒からはもうほんと鳥肌モノです。
え、演技だよね?!これ。
素面でマイクに向かって「大好き」ってこんなふうに言えるの?!?!?!
・・・ってなりました。
本編に入らなかったことが心底悔やまれます。2巻の冒頭に無理やりでも挿入してほしかったなぁ!
これはCDの2巻を残念な出来だと評してしまったことにも繋がるのですが、漫画には漫画の表現、CDにはCDの表現があると思うんです。もっと言うなら小説にも、映像にも、どれもにそのメディアでしかできない表現があると思うんです。
私がメディアミックスに期待することは、その表現の違いで作品をさらに深いものにしてくれることなんです。
原作を尊重する=原作を一言一句そのままになぞることではないと思うんですよね。
最近ちょうど大好きな漫画(BLではないですが)の素晴らしい出来の劇場版アニメを見てしまってメディアミックスの素晴らしさを実感していたところにこのCDを聞いたこともあり、余計にその思いが強くなりました。
せっかく違うアプローチが出来るのですから、ただそのまま音声化するだけでは勿体ないです。
こういうのを待ってた!!!と叫んで回りたい気持ちが次から次から溢れてくる素晴らしい音声ドラマでした。
CDを聞かないコヨーテファンにもこれは全力でオススメ。必聴の一枚です‼︎
いつもの、おまけ的な内容とは異なり、
補足的な内容です。
ドラマCD2の本編に入るか2の特典になってもおかしくないような内容だと思います。
でも時系列バラバラなコヨーテ特典。
いつか全部集めてとおしで聞きたい。
集めてしまいたくなる中毒性の高いこのシリーズ。
マレーネが自分の写真を
見つけてしまったときの、話です。
いつも好き放題で、やりたい放題なマレーネだけど、本編のストーリーの流れにそっていて、なんとも言えない切ないショートストーリー。
迷い、焦り、モノローグで、語りながら。
そんないつもとは違うマレーネの様子に、リリーが気づくのがいいですよね。
今回は甘いだけじゃないけど、2の本編が、本当に冒頭だけで短いので、2のおまけでいいんじゃないかな?とも思うけど3の特典の方が甘さとシリアスな部分のバランスがとれてるのかもです。
しっとりとした雰囲気で、ちょっと聞いてる側もいつものように、
鼻血でそう!とか、照れて転げ回るようなことはないけれど、本編だけでは、語り尽くされなかった、マレーネの心情が、聴けてより
本編が楽しめるような、内容だったと思います。
実際、こんな大事な悩みとかあったら最中も頭から離れなくて普通じゃいられないですよね。そのあたりが、より、リアルだな。